ドラマ『競争の番人 第10話』で、藤堂清正(小日向文世)たちが下請けに圧力をかけていましたが、トヨタも似たような事をしていると報道されているので紹介します。
ドラマ『競争の番人 第10話』のキャスト
フジテレビ系のドラマ『競争の番人』は、2022年7月11日から放送開始されました。
脚本&原作
登場人物&俳優
- 小勝負勉(演:坂口健太郎)公取委ダイロクの男性審査官
- 白熊楓(演:杏)犯人を逃してしまいダイロクに左遷される女性
- 大森徹也(演:黒羽麻璃央)白熊楓の恋人
- 桃園千代子(演:小池栄子)ダイロクの主査
- 風見慎一(演:大倉孝二)ダイロクのキャップ
- 六角洸介(演:加藤清史郎)審査官
- 本庄聡子(演:寺島しのぶ)ダイロクを立ち上げた女性
- 藤堂清正(演:小日向文世)国土交通省の事務次官
- 緑川瑛子(演:大西礼芳)小勝負勉の同期
- 紺野守里(演:石川萌香)デジタル解析チームに所属する女性
- 小津耕介(演:竹財輝之助)小津建設の社長
- 小津環(演:前田亜季)小津耕介の妻
ドラマ『競争の番人 第10話』のストーリー
小勝負勉たちは、藤堂清正の談合を追求しようと考えて、調べていたら、六角洸介から電話がかかってきて「すいません、ヤバイものを見つけたんですよ。メール送ったので見て下さい」と教えられます。
小勝負勉や白熊楓たちは、メールを見たら、何と!藤堂清正が談合を合法化するための法案を国会に提出しようと動いている事が判明しました。
二人は『こんな事が合法化されたら、大企業ばかりが独占してしまい、藤堂清正を捕まえる事も絶望的だ』と焦ってしまいます。
藤堂清正は「これで、この国は強くなる」とほくそ笑んでいて、公正取引委員会の存在意義すら危うくなってきました。
ダイロクのメンバーたちは、次に談合が行われるのはどこかと調べていたら、同じような金額のレシートばかり見つけて、レシートの裏に何も書かれていないものと書かれているものがある事を突き止めます。
このレシートから、談合のある場所を見つけられないかと思いますが、談合が行われる日にちが明日だけとしか分かりませんでした。
翌日になり、小勝負勉と白熊楓たちは、藤堂清正に会いに行き「僕たちの負けです、談合をする場所までは分かりませんでした。でも分かった事があります。あなたは以前まで、真面目に取り組み、談合するような人ではありませんでした。」
実は、藤堂清正は神戸に家族を残して出張した事があり、その時に阪神淡路大震災が起きてしまい、マンションが倒壊してしまい、娘は生き残れましたが妻は命を落としてしまいます。
藤堂清正は、強い企業によって、インフラを整備したほうが、国民の命を守れると思っていましたが、このまま藤堂清正を捕まえる事はできないのでしょうか?
『トヨタも藤堂清正達(小日向文世)のような事をしている?』
引用:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/story/index10.html
トヨタは、2兆円もの純利益を確保して、周りから「下請けいじめの成果」と批判されています。
こんな風に批判されているのは、トヨタが下請け企業に部品の価格を下げるように求めていた事が報道されたからです。
参照元:https://the-owner.jp/archives/5624
藤堂清正達(小日向文世)たちも似たような事をして、下請け企業が苦しい思いを味わっていました。
しかし、この構造を下請けイジメと呼ぶべきかどうか?それは見る角度によって変わってきます。
トヨタは、下請け企業と一蓮托生になっているという意見もあるので、価格を下げるように求める事はやむを得ないという考えがあるのも事実です。
どこまで取り締まるべきものか?凄く難しい問題ですが、日本の公正取引委員会がどんな大企業にもメスを入れているのか?凄く疑問が残る感じはありますね。
ドラマ『競争の番人 第10話』の見所とまとめ
藤堂清正達(小日向文世)の考えは、大企業によって日本を強くするものですが、その考えは少し理解できる所はあります。
しかし、競争されない世界は腐敗しやすいものがあるので、できるだけ競争のある世界が望ましいですね。