ドラマ『家庭教師のトラコ 第9話』では、中村知恵・下山高志・上原守たちが受験や私立を受ける事を辞めようとするので、その理由について解説しましょう。
ドラマ『家庭教師のトラコ 第9話』のキャスト
家庭教師のトラコは、2022年7月20日から放送開始されました。
監修&脚本&演出
登場人物&俳優
- 根津寅子(演:橋本愛)合格率100%の実績を持つ家庭教師
- 福田福多(演:中村蒼)根津寅子の秘書
- 中村真希(演:美村里江)新聞社で働くママ
- 中村朔太郎(演:細田善彦)オモチャメーカーの開発担当者
- 中村知恵(演:加藤柚凪)真希と朔太郎の娘
- 下山智代(演:板谷由夏)定食屋で働くシングルマザー
- 下山満男(演:丸山智己)下山智代の夫
- 下山高志(演:阿久津慶人)智代と満男の息子
- 上原里美(演:鈴木保奈美)夜の店で働いていた女性で、富豪の男に嫁ぐ
- 上原利明(演:矢島健一)エリート銀行員
- 上原憲一(演:塩顕治)上原家の長男
- 上原椿(演:長見玲亜)上原家の長女
- 上原守(演:細田佳央太)上原家の次男で、お笑い芸人を目指す
- 日向子(演:片山友希)福田福多のお見合いの相手
- 野嶋光造(演:西岡徳馬)資産額30億円もの資産王
- 大平記念病院の看護師(演:中澤実子)根津寅子の担当看護師
ドラマ『家庭教師のトラコ 第9話』のストーリー
根津寅子は、何者かに階段から突き飛ばされてしまい、怪我をして入院をする羽目になってしまいました。ところが、刑事が事情を聞くために、病室へ入ってみると、すでに根津寅子は姿を決していました。
福田福多は、根津寅子の事を諦めて、日向子とお見合いをする事になりますが、電話が鳴ったので出てみると、根津寅子の母親が重症に陥って入院している病院の場所が分かったのです。
しかし、自分はもう根津寅子に嫌われていると思って、中村真希・下山智代・上原里美たちに「すいません、トラコはあなた達に、かつてのお母さんを重ねて見ていたので、色々と母親にしたかったワガママな事をしてたんだと思います」
「僕は、もうトラコに嫌われてしまったので、あなた達から、トラコにお母さんに会うように頼んでもらえませんか?」と頼み込みますが「そんな事を言われても」と頭を縦に振ってくれないので「そうですよね、すいません」
福田福多は肩を落として、店をあとにしていきますが、上原里美はトラコの母が入院していた病院が、自分の職場である事を気付きます。
そぉっと病室へ、のぞいてみると、その母が握りしめていた写真を見ると、昔、クラブで一緒に働いていた人間である事に気付きます。しかも、中村真希や下山智代たちも、トラコや、その母親と会っていた事を思い出したのです。
3人は、トラコに母親に会うように必死に説得するので、トラコはしぶしぶ病室へ向かうと、すでに母親は息を引き取ったあとでした。
トラコは、すっかりと落ち込んで、下山智代のお店へ行き、かつて母親と一緒に食べた事がある角煮定食を食べて、大粒の涙を流し続けてしまうのです!
『中村知恵・下山高志・上原守たちが受験を諦めた理由』
中村知恵・下山高志・上原守たちはトラコに良いように利用されたと思った時は、その怒りや絶望で、今に見てろよという思いで、必死に勉強していました。
しかし、トラコが土下座までして、再び家庭教師をするように嘆願して、再び家庭教師をしてくれると知って安心しました。
そこで、3人とも冷静に落ち着けるようになって『本当にこのまま受験や私立なんかに行って、親に負担をかけさせていいのか?』と思うようになったのではないでしょうか?
信頼していたトラコが戻ってきたからこそ、心にゆとりが生まれて、家族の事まで心配できる余裕が生まれてしまったので、受験や私立を諦めたくなった可能性は高いです。
ドラマ『家庭教師のトラコ 第9話』の見所とまとめ
第9話では、中村知恵・下山高志・上原守たちが受験や私立を諦めてしまいますが、きっと親の事を考えての行動なんでしょうね。
人とは不思議なもので、心に余裕がない時は自分の事ばかりで、心にゆとりが生まれたら、周囲の事を心配するものです。
トラコが家庭教師となって戻ってきた事が、安心感を与えて、受験や私立を諦めさせる事になったのなら、これほど皮肉な話はないですね。
それで、階段からトラコを突き飛ばした犯人は、結局、誰だったのでしょうか?まさか犯人が分からないまま、ストーリーが進行するとは夢にも思いませんでした(苦笑)。
まぁ、上原憲一が犯人だとは思いますけどね。