ドラマ『競争の番人 第11話(最終話)』では、不当廉売が行われていましたが、実は値段を安く設定しても不当廉売にならないケースがあるので紹介します。
- ドラマ『競争の番人 第11話(最終話)』のキャスト
- ドラマ『競争の番人 第11話(最終話)』のストーリー
- 『値段が安くても不当廉売にならないケース』
- ドラマ『競争の番人 第11話(最終話)』の見所とまとめ
ドラマ『競争の番人 第11話(最終話)』のキャスト
フジテレビ系のドラマ『競争の番人』は、2022年7月11日から放送開始されました。
脚本&原作
登場人物&俳優
- 小勝負勉(演:坂口健太郎)公取委ダイロクの男性審査官
- 白熊楓(演:杏)犯人を逃してしまいダイロクに左遷される女性
- 大森徹也(演:黒羽麻璃央)白熊楓の恋人
- 桃園千代子(演:小池栄子)ダイロクの主査
- 風見慎一(演:大倉孝二)ダイロクのキャップ
- 六角洸介(演:加藤清史郎)審査官
- 本庄聡子(演:寺島しのぶ)ダイロクを立ち上げた女性
- 藤堂清正(演:小日向文世)国土交通省の事務次官
- 緑川瑛子(演:大西礼芳)小勝負勉の同期
- 田嶋忠信(演:加藤虎ノ介)スーパーの店員たちを人質にする男性
- 紺野守里(演:石川萌香)デジタル解析チームに所属する女性
- 北川亜沙子(演:若月佑美)エースマートの美人店員
- 松尾優(迫田孝也)エースマートの店長
- 大谷正和(演:袴田吉彦)エースマートの社長
ドラマ『競争の番人 第11話(最終話)』のストーリー
小勝負勉は、故郷の四国に帰ってみると、多くのお店が閉店していて『どうしたんだ、これは?』と困惑してしまいます。
エースマートのスーパーに入って、北川亜沙子からパンを購入しますが、あまりにも値段が安いので、不審を抱いていると、遠くから悲鳴が聞こえてきたのです。
田嶋忠信が銃を構えて、店員を人質に取ってしまい、小勝負勉・エースマートの北川亜沙子店員・松尾優店長まで人質になってしまいました。
北川亜沙子は「田嶋さん?ケーキ屋の田嶋さんじゃないですか」と驚きますが、田嶋忠信は「エースマートが商品の値段を安く設定していたせいで、俺の店が潰れたんだ!」と怒鳴ってしまいます。
松尾優店長は「そんなの、八つ当たりじゃないですか」と呆れ果ててしまいますが「うるせぇ!」と怒鳴りつけてしまいました。
しかし、小勝負勉は「もしかしたら、エースマートは不正を行っているかもしれません。不当に値段を安くして、他の店をつぶして、利益を独占しようとした疑いがあります」
田嶋忠信は「そうだったのか」と、ますます頭に血がのぼってしまいますが、小勝負勉は原価よりも値段を安くしていたのか調べる事になりました。
原価より安く設定している資料は出てきましたが、本部から値段を安くするように指示していたという資料が見つかりません。
早く証拠を見つけなければ、小勝負勉は射殺される恐れがありましたが、はたして証拠を見つける事はできるのでしょうか?
『値段が安くても不当廉売にならないケース』
引用:https://www.fujitv.co.jp/kyosonobannin/story/index11.html
値段を安く抑えて、ライバル店がつぶれた後に、値段を高くしてしまえば、消費者は選択する自由がなくて、値段を高くされた商品を購入しなくてはいけません。
それでも、値段を安く設定しても、不当廉売にならない3つのケースがあります。
- 季節モノや流行に遅れた商品のバーゲンセール
- 生鮮食品や消費期限が迫っている商品を販売するケース
- キズ物や、半端物などの商品を販売するケース
上のような事例の場合だと、不当廉売されないケースがあり、みなさんもスーパーで見かけた事があるでしょう。
参照元:https://topcourt-law.com/corporate-legal/evaluation_criteria_dumping
ただし、上のような事例であっても、長期間にわたって販売されていたり、対象となっている商品が限定されていなかったりする場合には、不当廉売されるケースがあるのです。
ドラマ『競争の番人 第11話(最終話)』の見所とまとめ
第11話では、独占禁止法に抵触するケースが丁寧に描かれていて、好感を持てましたね。
日本は長年に渡って、デフレに苦しんでいて、大型店により、商店街の店が多く倒産した事もあるので、もしかしたら、このようなケースは多いのかもしれません。