菅原愛海(島崎遥香)たちの名言&暴言を11個まで紹介!映画『翔んで埼玉』

映画『翔んで埼玉』では、菅原愛海島崎遥香)たちによって、名言や暴言が多く登場するので、その中から厳選して11個の名言と暴言を紹介します。

映画『翔んで埼玉』のキャスト

日本のブラックコメディ映画『翔んで埼玉』は、2019年2月22日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

  • 壇ノ浦百美(演:二階堂ふみ)埼玉県人を家畜扱いする東京都知事の息子
  • 麻実麗(演:GACKT白鵬堂学院3年A組に転入してきた帰国子女
  • 阿久津翔(演:伊勢谷友介)千葉県出身でレジスタンスを率いる男性
  • 壇ノ浦 建造(演:中尾彬)壇ノ浦百美の父親
  • 壇ノ浦 恵子(演:武田久美子)壇ノ浦百美の母親
  • 埼玉デューク(演:京本政樹)伝説の埼玉県人で、地元では英雄的存在
  • 西園寺宗十郎(演:麿赤兒)麻実麗の父親
  • おかよ(演:益若つばさ)麻実麗の家に住む家政婦
  • 下川信男(演:加藤諒)3年Z組の男性(3年Z組は埼玉県出身者を隔離する場所)
  • 埼玉県人の青年(演:間宮祥太朗)非合法なやり方で東京に潜入する埼玉県人
  • 神奈川県知事(演:竹中直人)東京都と手を組む神奈川県人
  • 山田昌子(演:宮澤竹美)3年Z組に所属する女子
  • 東郷 修(演:鈴木勝大)埼玉解放戦線員
  • 岩村 智史(演:福山翔大)埼玉解放戦線員
  • 浜野 さざえ(演:小沢真珠)千葉解放戦線員
  • 浜野 あわび(演:中原翔子)千葉解放戦線員
  • 猿橋(演:岡山天音)西園寺宗十郎の側近
  • 菅原好海(演:ブラザートム)郷土に誇りを持つ埼玉県人
  • 菅原真紀(演:麻生久美子)菅原好海の妻
  • 菅原愛海(演:島崎遥香)菅原夫婦の娘で、郷土を卑下する女性
  • 五十嵐春翔(演:成田凌)菅原愛海の婚約者

主題歌

映画『翔んで埼玉』の主題歌は、はなわさんの『埼玉県のうた』です。

色々と埼玉県をディスってますが、少し笑ってしまいたくなるネタも仕込まれていて、少し微笑ましい主題歌になります。

映画『翔んで埼玉』のストーリー

日本には、かつて武蔵国という大国がありましたが、廃藩置県により、武蔵国の都会の部分は東京都と神奈川県に分かれていき、余った部分が埼玉県となりました。

それから、歳月は流れて、菅原夫婦は、菅原愛海と一緒に、結納の準備をする事になります。しかし、菅原愛海は、地元の埼玉県を侮辱する事ばかり言って、父親は不機嫌になり、帰ろうとします。

妻は「まぁまぁ、ほら、パパの好きなラジオが始まるよ」と言うので、埼玉が理不尽な差別に立ち向かった歴史について聞く事になりました。

かつて、埼玉県民は東京へ行くだけでも通行手形が必要で、白鵬堂学院では3年Z組で埼玉県民を隔離していました。

東京都知事の息子 壇ノ浦百美は、弱っていた埼玉県人から助けを求められても「埼玉県人には草でも食わせておけ!」と暴言を言い放ってしまいます。

帰国子女の麻実麗は、そんな壇ノ浦百美と激しく対立していきますが、卓越した能力と美貌を兼ね備えている事から、壇ノ浦百美は次第に麻実麗へ恋をしていきました。

しかし、学校で埼玉県民を虐待しようとする場面に遭遇して、麻実麗が助けようとしたら「お前は埼玉県民か?」と言われてしまい、壇ノ浦百美は「何を言う!麗はアメリカから帰国した港区民だぞ」と主張します。

「ほぅ、だったら、これを踏んでみろ」と、シラコバトが描かれた草加せんべいを出されます。

「埼玉県を象徴するシラコバト。埼玉県人でないなら、踏めるはずだ」とあざ笑われますが、虐待されていた埼玉県民が「麗様、逃げて下さい」と駆け出していき、自ら囮となり、麻実麗は何とか逃げ出せました。

麻実麗は、実は埼玉県出身者だったので、埼玉解放戦線を引き連れて差別を撤廃しようとしますが、千葉解放戦線に妨害されてしまいます。

はたして、埼玉は差別を撤廃できるのでしょうか?

『菅原愛海島崎遥香)たちの名言&暴言を11個まで紹介』

菅原愛海島崎遥香)たちによって、埼玉県に関する名言や暴言が11個も登場するので、詳しく紹介します。

浦和は埼玉都民

さいたま市は、浦和市・大宮市・与野市が合併して人口を100万を超える大都市となりました。

そのため、菅原好海が「なんで、同じ埼玉県民なのに、東京で結納なんて、するんだ」と愚痴をこぼしても、娘の菅原愛海から「同じ埼玉でも、あっちは浦和!埼玉都民ですから」と言われてしまいます。

県庁所在地が『さいたま』で平仮名ってヤバくない?

菅原愛海(演:島崎遥香)は、父親から「お前には埼玉県民の誇りってモノがないのかい?」と言われますが「ない!大体、県庁所在地が『さいたま』って平仮名やばくない?」と笑ってしまいます。

しかも、菅原愛海の毒舌は止まらず「ダサいだけじゃなく、アホっぽいし」とまで言ってしまい、父親は完全にすねてしまい「帰る」と言い始めてしまって、妻から、なだめられてしまうのです。

生まれが埼玉なんて、おぞましい

麻実麗は埼玉県出身者が住んでいるボロ小屋を見て「あれは?」と聞くと、白鵬堂学院の女子たちは「ダメよ、あんなものを見ちゃ!あれは元埼玉県人が住んでいるクラスよ!」

「父親の仕事か何かで東京に住んでいるの」

その話を聞いて、麻実麗は「じゃあ、今は同じ東京都民じゃないか」と言いますが、女子たちは「あんな田舎臭い奴らと一緒にしないで!」「生まれが埼玉なんて、何て、おぞましい」

「あぁ、やだぁ!埼玉なんて言ったら、口が埼玉になるわ」と、意味不明な暴言まで飛び出してしまいました。

埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ

壇ノ浦百美は、埼玉県人が体調を崩して苦しんでいる姿を見ても「埼玉県人には、そこら辺の草でも食わせておけ」と吐き捨ててしまいます。

この暴言には、麻実麗は気分を悪くしてしまい、壇ノ浦百美の足をひっかけて転倒させてしまって、二人の間に大きな溝が出来てしまうのです。

埼玉には何も無ければ胸もない

菅原好海は「今だって、東京都民は埼玉県民をバカにして笑ってるんだ」と主張しますが、菅原愛海から「バカにされて当然でしょ」「なんでバカにされなきゃ、いけねぇんだ」

菅原愛海は「全国社長輩出ランキング10年連続、最下位。総理大臣輩出は未だにゼロ。極め付けは全国一位の貧乳率」と嘆いてしまいます。

これには、母親の菅原真紀は「それ、自分で言う?」と笑ってしまい、娘はスマホを見せて「だってこれ見て、ひどくない?」と貧乳率のマップで、埼玉県だけAカップの色が付いていました。

菅原真紀はマップを見て「埼玉県は何もなければ胸も無いって?あんまりよねぇ」とつぶやいてしまいます。

綺麗な人にfrom Tokyo

菅原好海は、ラジオで埼玉県民たちが命をかけて差別に立ち向かっている話を聞いて「俺は埼玉県人として恥ずかしい生き方をしてきた」と言い初めて、娘の菅原愛海は「はぁ?」

菅原好海は「母さん覚えているだろ?新婚旅行でサイパンへ行った時に。現地の女性スタッフから、どちらからと聞くから……俺はflom Tokyo(東京から)って言っちまった」

妻は「覚えているわよ、綺麗な人だったもんねぇ、あの女性」と鼻で笑ってしまい、菅原愛海は「最低、人に埼玉愛を押し付けるくせに」と蔑(さげす)みます。

「俺は、知らず知らずのうちに、心の奥底で埼玉を恥ずかしい所と思い、あろう事か。産地偽装をしていた!俺は麗の生き方を見て、猛烈に反省している」と感じ入ってしまいます。

さっきから何そのポーズ、超絶ダサい

菅原好海は、人差し指と親指をくっ付けて丸い形を作り、中指・薬指・小指をまっすぐに伸ばして、両腕を交差させて「俺も埼玉のために生きる。うまい、うますぎる」と言います。

娘の菅原愛海は「さっきから、何そのポーズ?」と突っ込むと、母親から「知らない?伸ばした指はシラコバトの羽根をイメージして、輪っかは埼玉県の玉をイメージしているんだって」

菅原愛海は「超絶ダサい」と笑ってしまいますが、これが埼玉を分かりやすくイメージするもので、慣れ親しんだポーズなのでしょう。

熊谷は群馬なんだよ

菅原好海は、千葉県民のドライバーのタチの悪い運転マナーにいらついて「あのチバラギの野郎!」と言ってしまい、妻から「今なんつった?お前、チバラギって言っただろう」

「同じ関東圏なんだから良いだろう」「千葉と茨城を一緒にすんな、大体よう、埼玉のど田舎暮らしのお前が何で、上から目線なんだよ、あぁ?」と夫婦喧嘩を始めてしまいます。

妻の罵詈雑言は止まらず「お前、埼玉県民のくせして、群馬なまりなんだよ、熊谷は群馬なんだよ、ぐ・ん・ま!赤城おろしがビュンビュン吹いているんだから、分かるだろ」

菅原好海はブチ切れてしまい「降りろ!」と、妻を車から降ろそうとしてしまうのです。

海はあるのか埼玉に?

菅原好海は「千葉なんか、しょせん東京のコバンザメだろう?埼玉は人口密度が千葉に圧勝なんだよ」と主張します。

しかし、妻から「はっ?だから。海はあるのか埼玉に?海はあるんかって聞いてんだよ!千葉は、ダサい玉と違って、観光スポットが腐るほどある。東京ディズニーランドだってある」

夫婦が果てしなく口論してしまい、娘はたまらず「今日は、私の結納でしょう!」と諌めるので、夫婦は仕方なく車に乗り込みました。

さいたまホイホイにやられたか

埼玉と千葉は、どちらが先に通行手形を廃止して、自由に東京へ出入りできるようになるのか?激しい競争をしていました。

そこで、千葉解放戦線は、埼玉県民が多く生息していた池袋で、波の音を聞かせて、ギャルたが誘惑して、海のない所に住んでいた埼玉解放戦線は思わずトラップにひっかかってしまいます。

ギャルがいたと思っていたのに、そこにはマネキンしかない事に気付いて「まずい、逃げろ」と焦りますが、そこにゴキブリホイホイみたいな『さいたまホイホイ』に閉じ込められてしまいました。

麻実麗は、その知らせを聞いて「さいたまホイホイに、やられたか」と表情を歪めてしまい、埼玉は劣勢に立たされてしまいます。

だサイタマ、くサイタマ、うさんくサイタマ、うるサイタマ、青臭いタマ

埼玉解放戦線は、埼玉デュークが戦死してしまい、組織が弱体化してしまいました。しかも、大宮と浦和が「どっちが埼玉の中心地か決めようぜ」と仲間割れを起こしてしまいます。

もう、埼玉には千葉と戦おうとする気概さえ無くしてしまいました。

麻実麗は「そんな事だから、埼玉はいつもバカにされるんだ。埼玉県人が何て言われているか知っているか?」

「だサイタマ、くサイタマ、うさんくサイタマ、うるサイタマ、青くサイタマ、田舎くサイタマ、古くサイタマ、アホくサイタマ、バカくサイタマ、ケチくサイタマ、きなくサイタマ」

「どんくサイタマ、貧乏くサイタマ、めんどうくサイタマ、いんきくサイタマ、しんきくサイタマ、しょんべんくサイタマ、ちちくサイタマ、いかくサイタマ」

埼玉県人がバカにされてきた言葉を次々に列挙していったら「もう辞めてくれ!」という声があがりました。

下川信男は「悔しいよ、埼玉には誇れるモノなんて何もないけど、お前らは、だサイタマだって言われても、ヘラヘラしてたけど、本当は悔しいんです!」

「何も無い所だけど、住みやすくて良い所じゃないかよ、埼玉県はよぅ」と言って、仲間たちは「そうだな」と意気投合して、ようやく一致団結できました。

『翔んで埼玉』と他の映画を比較

映画『翔んで埼玉』に関わった武内英樹監督は、映画『テルマエ・ロマエ』にも関わっています。

ローマ帝国テルマエ技師のルシウス(演:阿部寛)が、現代と古代ローマを行き来し、立派なテルマエ(お風呂)を作っていきます。

現代に生きる山越真実(演:上戸彩)は、そんなルシウスに惹かれていきますが、原始的なやり方で近代的なテルマエを作っていく所は、今作の大きな見所です。

翔んで埼玉とは違う笑いがあるので、コメディ映画が好きな方にはオススメの作品ですね。

www.akira-movies-drama.com

映画『翔んで埼玉』のまとめ

引用:https://www.tondesaitama.com/one/

翔んで埼玉を見た感想について、詳しく解説します。

映画『翔んで埼玉』のオススメ層

埼玉県をディスりまくる映画で、暴言や名言が多く飛び出してしまいますが、埼玉県の永遠のライバルの千葉県や、関東地方の多くの県も登場するので首都圏の方たちにはオススメしたい映画です。

群馬県は辺境のような扱いをされてしまい、茨城県に関しては「あの粘った腐った大豆を好む?」という暴言まで飛び出してしまうので、郷土をディスる所を見たい方には笑える作品でしょう。

  • 埼玉県民:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 千葉県民:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 東京都民:⭐️⭐️⭐️
  • 神奈川県民:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 群馬県民:⭐️⭐️⭐️
  • 茨城県民:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『翔んで埼玉』の残念な所

埼玉をディスる映画でしたが、途中からライバルの千葉県をディスる映画になっていきました。

そこは、やはり埼玉に集中して欲しかったと思いましたが、ライバルも取り上げる事によって、埼玉と千葉の関係性が全国に知れ渡っていくので、それなりに意義があるのかもしれませんね。

映画『翔んで埼玉』の見所

埼玉県民を取り締まる者たちが、シラコバトつきの草加せんべいを踏ませようとして、麻実麗が踏めずにいると「どうしたぁ?踏めないのかぁ!」と嫌味っぽく言うのは、最高に面白かったですね。

西武ライオンズファン歴30年以上で、所沢市に愛着を持つ自分でも、なかなか笑える映画でした。