大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第38話』では、きく(八木莉可子)の夫を討伐する事によって、北条政子が大演説する事になるので詳しく紹介します。
- 大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第38話』のキャスト
- 大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第38話』のストーリー
- 『きく(八木莉可子)の夫を討伐して北条政子が大演説』
- 大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第38話』の見所とまとめ
大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第38話』のキャスト
鎌倉殿の13人の登場人物や俳優さんたちは、以下の通りです。
北条家
- 北条義時(演:小栗旬)源頼朝を匿う事に頭を悩ませてしまう
- 北条頼時(演:坂口健太郎)北条義時の嫡男であり、泰時に改名
- 北条時政(演:坂東彌十郎)北条義時の父で、平家を警戒する人物
- 北条政子(演:小池栄子)北条義時の姉で、源頼朝に片思いしてしまう
- 北条宗時(演:片岡愛之助)北条義時の兄で、源頼朝を匿った張本人
- 北条実衣(演:宮澤エマ)北条義時の妹で、姉の恋心に感づく
- 北条時連(演:瀬戸康史)北条義時の異母弟
- りく(演:宮沢りえ)北条時政の妻
- 牧宗親(演:山崎一)りくの兄
- 初(演:福地桃子)北条頼時の妻
- 北条政範(演:中川翼)北条時政とりくの四男
- きく(演:八木莉可子)北条時政の娘にして、平賀朝雅の妻
源氏勢力
- 源実朝(演:嶺岸煌桜)第三代 鎌倉殿になった将軍
- 和田義盛(演:横田栄司)猪突猛進の所がある武士
- 大江広元(演:栗原英雄)源頼朝の側近
- 巴御前(演:秋元才加)木曽義仲の愛妾
- 八田知家(演:市原隼人)常陸の豪族で、北条義時に子供を預ける武士
- 畠山重忠(演:中川大志)武蔵の豪族
- 畠山重保(演:杉田雷麟)畠山重忠の後継
- ちえ(演:福田愛依)畠山重忠の妻
- 平賀朝雅(演:山中崇)北条時政とりくの娘婿
その他
朝廷
大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第38話』のストーリー
北条時政は鎌倉殿を屋敷に閉じ込めてしまったので、北条義時は、親とは言え、北条時政や、りくの専横には目をつむっていられず、ついに屋敷を兵で取り囲みます。
北条頼時は、兵をとくように訴えますが、北条義時は「お前は黙っておれ、鎌倉を守るためには、父も子もない」と鬼のような形相で屋敷を睨みつけてしまいました。
屋敷の中では、三浦義村が北条時政に「実は、私は義時に頼まれて、屋敷の中にいました」と言うと「そうか、お主に頼みがある。りくを京の都に連れて行ってくれ」
りくは「嫌でございます」と拒もうとしますが、三浦義村が屋敷の従者たちを連れていく中で、密かに紛れ込んで屋敷を脱出しました。
北条政子は、屋敷の外まで来て「小四郎(義時)、せめて父上の命だけは助けて下さい」と頼み込みますが「鎌倉殿を助け出したら、屋敷に攻め込みます」
「かつて、頼朝様は、相手を許そうとした時がありました。その願いは叶いませんでしたが」と説き伏せようとしますが、北条義時は首を縦に振ろうとしませんでした。
そんな時に、ついに北条時政は鎌倉殿を外に解放してあげますが、北条義時は父を討とうとします。
北条政子は、地面に手をついて、ひざまずき「方々、どうか父を許して下さい」と頼み込み、御家人たちは「尼御台(あまみだい)」とざわついてしまいました。
鎌倉殿は、北条義時に「私は手荒な事をされなかった。どうか、時政の罪を軽くしてくれ」と頭をさげてしまい、重臣たちは「どうしたものか」と協議を重ねる事になります。
北条義時は、ついに父や母を追放して、重臣に「ます、京の御家人にい命令を下す、平賀朝雅を殺す」「罪状は何とします?」「あの男は北条政範に毒を盛り、畠山重保に罪をなすりつけた」
「それが無ければ、畠山は滅亡する事もなく、我が父は鎌倉を去る事もなかった」
御家人が兵をあげ、平賀朝雅を討ち果たしますが、朝廷は鎌倉の勝手な動きを苦々しく思い、京と鎌倉の間に大きな波風が立っていく事になるのです!
『きく(八木莉可子)の夫を討伐して北条政子が大演説』
きく(八木莉可子)は、北条時政とりくの娘にして、夫が平賀朝雅でした。
しかし、平賀朝雅は裏工作をしかけて、北条に大きな傷痕を残してしまい、北条義時は激怒して、ついに平賀朝雅を討ち果たします。
これが、後鳥羽上皇の怒りを買ってしまい『義時め、私に何の許しも得ず、勝手な事をしおって』と、北条義時討伐の兵をあげる事になりました。
世に言う『承久の乱』の始まりです。朝廷の軍に攻め込まれたら、それは言ってみれば賊軍を意味する事であり、負けるのは必定かと思われました。
しかし、北条政子は、多くの御家人たちを前にして「頼朝公のおかげで、みなの地位もあがり、土地も増えました」
「そのご恩は、山よりも高く、海よりも深い。今こそ、そのご恩にこたえるときです」と大演説をして、鎌倉の軍は朝廷の軍を打ち破る事になります。
言ってみれば、平賀朝雅の討伐が、北条政子の大演説につながっていく事になる訳です。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第38話』の見所とまとめ
第38話では、北条義時が鬼のような形相で、父を追い落とし、きく(八木莉可子)の夫も討ち果たしました。
ここまでの迫力を演じられる俳優は、それほど多くなく、小栗旬さんだから出来た事でしょう。