映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』では、スプラットがイーサンを最初に殺そうとしたので、その理由について解説します。
- 映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』のキャスト
- 映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』のストーリー
- 『スプラットがイーサンを殺そうとした訳』
- 『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』と他の映画を比較
- 映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』のまとめ
映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』のキャスト
アメリカ合衆国のディズニーの3Dアニメ映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』は、日米で2022年11月23日に公開されました。
監督&脚本&制作
- 監督:ドン・ホール
- 脚本:クイ・グエン
- 製作:ロイ・コンリ
登場人物&声優
- サーチャー・クレイド(声:原田泰造)冒険家の父に反発する農家の男
- イェーガー・クレイド(声:大塚明夫)サーチャーの父親
- イーサン・クレイド(声:鈴木福)サーチャーの息子
- メリディアン・クレイド(演:松岡依都美)サーチャーの妻
- カリスト・マル(声:沢海陽子)イェーガーと同じ探検家の一員
映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』のストーリー
アヴァロニアは、四方を山脈に囲まれていて、山の向こうには何があるのか?分からない所でした。
そこで、イェーガーは、息子のサーチャーやカリストたちと共に、険しい山道を越えようとします。
サーチャーは、光り輝く植物を目にして「父さん、この珍しい植物も持っていこう」と言うと「我々の目的は、山の向こうに何があるかだ?それが気になるようなら、もう帰れ」と息子を強引に帰してしまうのです。
それから25年も経ち、サーチャーは、山で見つけた不思議な植物『パンド』を栽培して、それからエネルギーを作り出す事に成功して、アヴァロニアは飛躍的に発展していました。
しかし、カリストがサーチャーの家を訪ねて「実は、パンドが枯れていって、このままだと大変な事になる」と訴えかけてきたので、サーチャーは一緒に地下へ潜って、パン土が枯れた原因を調べようとします。
しかし、見た事もない鳥からの攻撃にあい不時着をしてしまって、サーチャーや息子のイーサンたちが仲間と離れ離れになってしまいました。
二人は、途中で冒険王ともてはやされるようになったイェーガーと合流をして、パンドがダメになっていった原因をつきとめた後は、山脈の向こうに何があるのか?調べる事になります。
スプラットという不思議な生物は、イーサンと出会ってから、助けてくれていたのに、パンドの根っこを攻撃しようとする生物をなぜか守ろうとします。
サーチャーやイーサンたちには、その理由が分からなかったのですが、パンドの原因を知る前に、山の向こうへたどりついた時に、その理由が分かったのです。
はたして、サーチャーたちは、山の向こうで何に気付いたというのでしょうか?
『スプラットがイーサンを殺そうとした訳』
引用:https://www.disney.co.jp/movie/strange-world/character/splat.html
スプラットは、最初にイーサンを殺害しようとしますが、傷の手当てをしてもらえたので『悪い奴じゃないんだな』と思って、気が変わり助けるようになっていきます。
そこで疑問になるのが、なぜ、最初にスプラットはイサーンを殺害しようとしたのかです。
恐らく、スプラットは、この世界を守ろうとしていたのに、この世界のバランスを崩そうとしているのがイーサンたちだと考えて、早めに始末しようとしたのでしょう。
そこで、悪い奴ではないと分かったので、命を助けながら、この世界を守るにはどうしたら良いのか?それを伝えようと思った可能性は高いです。
『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』と他の映画を比較
不思議な地下の世界で、奇妙な生物『スプラット』も出現して、その光景は、何やらジブリ映画『もののけ姫』を彷彿させるものがあります。
どうしても、あのスプラットが、もののけ姫のコダマのように思えて仕方なかったですね(見た目は全く違いますが、雰囲気が似てます)。
2Dアニメと3Dアニメという違いはありましたが、圧倒的に美しいアニメ映画という意味では、共通していました。
映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』のまとめ
引用:https://www.disney.co.jp/movie/strange-world/campaign/bouken-cp.html
ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界を見た感想について、詳しく解説します。
映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』のオススメ層
3Dアニメとは言え、世界の環境にまで踏み込んだ所や、終盤に思いがけない真実が明かされるので、子供だけではなく大人でも楽しめる映画になっています。
さらに、息子が父親に反発する所が、孫まで同じように繰り返されてしまうので、家族そろって見てみるのも悪くはないかもしれません。
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』の残念な所
サーチャーは、父親が家族より冒険のほうを優先する事に「僕の事は何も考えてくれない』と反発してしまいます。
しかし、そんなサーチャーも大人になると、息子のイーサンが冒険する事が好きなのに、農家を継ぐべきだと押し付けてしまい、自分の父親と同じ事をしようとしてしまいます。
このあたりは、よく出来たストーリーだと思いますが、同じ失敗を繰り返してしまうのは、少し残念な所でした。
映画『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』の見所
スプラットが、なぜ大事な植物を攻撃する生物を助けようとするのか?それが分かる所が、予想もしなかった展開だったので、なかなか面白かったですね。
世界を擬人化したり、温かみのある人間関係になったりしている所は、ディズニーっぽさが現れていて、なかなか見所の多い作品でした。