映画『天使にラブ・ソングを…』では、デロリスが、マフィアの抗争に巻き込まれてしまいますが、それを予言していた人物がいたので詳しく紹介します。
- 映画『天使にラブ・ソングを…』のキャスト
- 映画『天使にラブ・ソングを…』のストーリー
- 『デロリスの不幸を予言していた人物』
- 『天使にラブ・ソングを…』と他の映画を比較
- 映画『天使にラブ・ソングを…』のまとめ
映画『天使にラブ・ソングを…』のキャスト
アメリカ合衆国の音楽映画『天使にラブ・ソングを…』は、日本では1993年4月17日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:エミール・アルドリーノ
- 脚本:ジョセフ・ハワード
- 製作:テリー・シュワルツ
登場人物&俳優
- デロリス-メアリー(演:ウーピー・ゴールドバーグ)協会へ逃げ込む女性
- ヴィンス・ラ・ロッカ(演:ハーヴェイ・カイテル)マフィアのボス
- 修道院長(演:マギー・スミス)聖キャサリン修道院の院長
- メアリー・ロバート(演:ウェンディ・マッケナ)スリムで若いシスター
- メアリー・パトリック(演:キャシー・ナジミー)ぽっちゃりとしたシスター
- メアリー・ラザラス(演:メアリー・ウィックス)年長のシスター
- シスター・アルマ(演:ローズ・パーレンティ)補聴器を付けるシスター
- エディー・サウザー(演:ビル・ナン)メアリーを心配する警部補
- オハラ司教(演:ジョゼフ・メイハー)院長を説得する司教
- ジョーイ & ウィリー(演:ロバート・ミランダ)エディー・サウザーの部下
- テイト(演:ガイ・ボイド)エディー・サウザーの同僚
- ローマ法王(演:ユージーン・グレイタック)聖キャサリン修道院に興味を持つ
映画『天使にラブ・ソングを…』のストーリー
デロリスは、クラブ『ムーンライトラウンジ』で歌ってお金を稼いでいましたが、付き合っていた恋人のヴィンスから「妻とは別れられない」と言われてケンカしてしまいます。
デロリスは、一旦は部屋を出ますが、ヴィンスからプレゼントされた服が、不倫相手の妻の物を分かり「信じられない!」と憤って、部屋に入って服を突き返して別れようとします。
ところが、そこではヴィンスが裏切り者を始末したばかりだったので『何て恐ろしい事をするの!』と驚愕して、気づかない振りをして逃げていきます。
部下たちは「ヴィンス、まずいぜ、あれは気づかれたぜ」「…そうか?それはマズイな。片付けよう」と追いかける事になり、デロリスはエディー警部補に助けを求める事にしました。
エディー警部補は「ヴィンスを逮捕するには、しばらく時間がかかる。その間、修道院で身を隠して下さい」「はぁ?その間、あんな所で、何をすればいいのさ!」「…お祈り」
デロリスは『もうやってられない』と思いながらも、修道院でかくまわれる事になったら、シスターたちに歌を教える事になり、今まで下手だったのに、短期間で見事な賛美歌を披露できるようになりました。
修道院ではありえない歌い方まで披露してしまい、大勢の人たちに支持されるようになり、ローマ法王が来る事になり、マスコミが取り上げ始めます。
ヴィンスは、ついにでロリスが修道院でかくまわれてりると知って、捕まえようとしますが、どうなってしまうのでしょうか?
『デロリスの不幸を予言していた人物』
デロリスは、少女の時に、授業中にふざけた事をして、教師から「覚えておきなさい、いつか悪魔から魂を取られますよ、大きくなったら、どうなるんでしょうね」
その言葉は後にほぼ的中する事になりますが、デロリスは「ふふふ」と笑ってしまい、全く気に留めていませんでした。
長い歳月は流れて、大人に成長したデロリスは、不倫をするようになってしまいますが、その男があまりにもタチが悪すぎました。
何しろ、不倫相手のヴィンスは、マフィアのボスであり、裏切り者は絶対に許さんと思うお人物であり、簡単に人を殺害するような男だったからです。
デロリスは、恋人が人を始末した現場を目撃してしまい、逃げ惑う事になり、少女の時に先生が予言していた通り、悪魔から魂(命)を取られそうになってしまうのです。
『天使にラブ・ソングを…』と他の映画を比較
今作は、修道院が舞台になりましたが、あまりにも騒がしい所があるので、眉をひそめたくなる方もいるかもしれません。
そのような方にオススメしたい映画が『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』です。
大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院では、静寂の時が流れる内容になっていて、申請なる修道院の映画が見たい方であれば、満足できる内容になっています。
映画『天使にラブ・ソングを…』のまとめ
『天使にラブ・ソングを…』を見た感想について、詳しく解説します。
映画『天使にラブ・ソングを…』のオススメ層
破天荒な性格をした黒人女性が、多くの白人女性がいる修道院で、歌を指導していって、見事な歌声が響くようになっていくので、音楽に興味がある方にはオススメしたい映画ですね。
音楽には、人種の壁が存在しない事を表していて、アメリカらしい作品と言えます。
しかし、修道院らしからぬシーンも出てくるので、シスターにとっては目を背けたくなる映画かもしれないので、要注意です。
- シスター:⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『天使にラブ・ソングを…』の残念な所
ヴィンスは、部下を始末させますが、そこに恋人のデロリスがやってくるので、すぐにごまかしますが、後になって部下から「気づかれたぜ」と言われて『そうだったのか』と気づきますが、気づくのが遅すぎでしょう。
面白いと言えば、面白いのですが、あまりにも不自然に感じてしまうので、少し間の抜けた悪役だなぁと思ってしまう所でした。
映画『天使にラブ・ソングを…』の見所
『天使にラブ・ソングを…』は、子供の時に見た事がありますが、久しぶりに見てみると、やはりデロリスが、院長から煙たがられても、短期間で見事な歌を披露できるようにしたのは、見応えがありました。
悪役が少し間抜けな感じがするのは、賛否両論に分かれてしまう所かもしれませんが、ブラックコメディのようで面白かったです。