映画『ブラックアダム』では、ホークマンやサイクロンたちは、正義の味方とは言えない所があるので、詳しく紹介します。
映画『ブラックアダム』のキャスト
アメリカ合衆国のアクション系のダークヒーロー映画『ブラックアダム』は、日本では2022年12月2日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:ジャウム・コレット=セラ
- 脚本:アダム・スティキエル&ロリー・ヘインズ&ソーラブ・ノシルヴァーニ
- 原作:オットー・バインダー&C・C・ベック
登場人物&俳優
- テス・アダム(演:ドウェイン・ジョンソン)別名ブラック・アダム
- アドリアナ・トマズ(演:サラ・シャヒ)カーンダックの大学教授
- アモン・トマズ(演:ボディ・サボンギ)アドリアナの息子
- カリーム(演:モハメド・アメル)アドリアナの弟
- フルット-テス・アダム(演:ジャロン・クリスチャン)アダムの息子
- ホークマン(演:オルディス・ホッジ)JSAのリーダー
- ドクター・フェイト(演:ピアース・ブロスナン)JSAの最古のメンバー
- アトム・スマッシャー(演:ノア・センティネオ)巨大化できるJSAのメンバー
- サイクロン(演:クインテッサ・スウィンデル)嵐を操れるJSAのメンバー
- イシュマエル・グレゴール(演:マーワン・ケンザリ)インターギャングのリーダー
映画『ブラックアダム』のストーリー
紀元前2600年の頃、カーンダックには人類で最古の民主主義国家がありましたが、邪悪な男により、国家が支配されて、その者は王を名乗ってしまいます。
独裁者となった王は、民を奴隷にしてしまい、石材から『エタニウム』を探させて、大きな力を手に入れいようとしていました。
奴隷の老人は、エメラルド色に輝くエタニウムを見つけて、差し上げますが、褒美を貰おうとしたら、劔で刺し殺されてしまったのです!
この残虐な行為に怒った少年は怒り、エタニウムを持ち去ろうとするので、王により処刑されようとしました。しかし、忽然と少年は消えてしまい、魔術師に異世界へ召喚されて、大いなる力を授けらて、テス・アダムとなります。
テス・アダムは、父親を殺害された恨みを晴らすべく、復讐に燃えますが、王はエタニウムによって作られた王冠を手に入れてしまったのです。
魔術師から力を授けられた男と、王冠を手に入れた王の間で、激しい戦いが繰り広げられて、王は打倒されますが、魔術の力を手に入れたテス・アダムは封印されてしまいました。
それから、5000年もの歳月が流れて、カーンダックは、インターギャングが牛耳るようになっていました。
ところが、テス・アダムが長い眠りから目覚めてしまい、JSA(ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ)のホークマンやサイクロンたちから危険視されてしまいます。
JSAは、テス・アダムに、むやみに人の命を殺害しないように要求しますが、残酷な王家の末裔のイシュマエル・グレゴールが、インターンギャングのリーダーとして王冠を狙っていたので、その要求は呑めませんでした。
イシュマエル・グレゴールは、ついに王冠を手に入れて、再び世界を支配しようとするので、テス・アダムとJSAは団結して、その野望を打ち砕こうとするのです!
『ホークマンやサイクロンたちは正義の味方ではない?』
テス・アダムは、復讐のために王と戦い、世界が破滅しかねないほどの衝撃が起きてしまったので、JSAから危険視されました。
しかし、JSAのホークマンやサイクロンたちは正義の味方とは言い難いものがあります。
なぜなら、インターギャングが、カーンダックの民を苦しめていたのに、その民を解放していなかったからです。
それに引き換え、ブラック・アダムになったテス・アダムにより、インターギャングの者たちがやられている事を考えたら、JSAよりブラック・アダムのほうが正義の味方という感じがします。
『ブラックアダム』と他の映画を比較
映画『ブラックアダム』は、ダークヒーローが活躍しますが、このような作品は他にもあって、それが『モービウス』です。
モービウスでは、マイケル・モービウス(演:ジャレッド・レト)が、自分の体や大事な人を助けるために、コウモリと人間の細胞を結合する『キメラ細胞』を完成させてしまいました。
しかし、このキメラ細胞を自分に使ってしまった為に、人間の血を欲しがって、次々と犯罪者から血を奪い取ろうとします。
両方の作品とも、犯罪者や凶悪な人間しか倒さないので、良いのではないかなと思ってしまいますね。
映画『ブラックアダム』のまとめ
ブラックアダムを見た感想について、詳しく解説します。
映画『ブラックアダム』のオススメ層
多くのヒーローが登場しますが、ダークヒーローも登場して活躍するので、ひと味もふた味も違う展開を楽しみたい方には、オススメの映画ですね。
やはり、ヒーロー映画なので、キッズから大人まで満足しやすい作品と言えます。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『ブラックアダム』の残念な所
派手なアクションシーンが多いので、アクション映画が好きな方であれば、満足しやすい作品と言えます。
しかし、ストーリーよりもアクションシーンに力を入れすぎていて、途中で『またアクションシーンか』と思ってしまう方もいるでしょう。
そのため、アクションシーンだけではなく、ストーリーの内容にも注目したい方は、注意したほうが良いですね。
映画『ブラックアダム』の見所
少年が、父親の仇を討つために、テス・アダムとなり、その後にブラック・アダムとなって、復讐したかに見えます。
しかし、実は失ったのは父親ではなくて、息子だったという衝撃の事実が、後になって判明します。あまち細かく説明したら、ネタバレになるので多くは語りませんが、その内容を楽しみにするのも、この映画の大きな見所です。