メアリーが真っ先に殺害された理由を紹介！映画『グレムリン2017 ～異種誕生～』

映画『グレムリン2017 ～異種誕生～』で、なぜメアリーが真っ先に殺害されてしまったのか？その理由について解説します。

アメリカ合衆国のファンタジー映画『グレムリン2017 ～異種誕生～』は、2017年に制作されました。

ジェームズは、奇妙な箱から出てくる化け物を倒す事が出来ず、大事な家族を失ってしまいます。

しかし、何を思ったのか？近くに住んでいるメアリーのもとへ行き「なぁ、この箱を受け取ってくれ」と奇妙な箱をい渡してしまうのです。

メアリーは箱を受け取ると、針が動き出し、次々に青く文字が浮かび上がり『何、コレ？』と戸惑っていると「ルールは簡単、愛する人に箱を渡すんだ、時間切れになる前に、必ず誰かに渡してくれ」

「もし良かったら、みんなと一緒に食事をしない？」と誘うと「みんなって？他に誰かいるのか」「ジュリーとアダム、それに子供達よ」「そんな…嘘だろ、失礼するよ」

ジェームズは、そそくさと退散していくので『本当にどうしたんだろう』と思いながら、箱を家の中に置いてしまいます。

その日の夜、チャーリーは、二階の部屋に入ると、クモのような怪物が祖母を殺害して、箱の中に入っていき、青い文字が1つだけ消灯してしまったのを目撃してしまいます。

チャーリーは、その事を両親や刑事に訴えても、誰も相手にしてくれず、憂鬱（ゆううつ）な気分に陥ってしまいます。

ところが、姉のアナが、恋人のタイラーを家に招き入れたら、怪物がタイラーの口を串刺しにして殺害してしまったのです。

怪物は、再び箱の中に入っていきますが、アダムはそれを目撃して『息子の言っていた事は本当だったのか』と驚愕します。

アナは「すぐに警察を呼んで」と訴えますが「怪物がタイラーを殺して箱の中に入って言ったなんて警察が信じるか！」と言って、遺体を家の中に隠してしまいます。

その後も、怪物は次々に家族を殺していきますが、この怪物を退治できるのでしょうか？

ジェームズを恐怖に陥れた奇妙な箱に入った怪物は、本来であれば、箱を受け取った者の周りの人物たちを殺害していくハズでした。

しかし、メアリーが受け取ったのに、なぜか真っ先にメアリーが殺害された所を見ると、怪物は箱を受け取った者の大事な人物たちを殺害していく訳ではないようです。

ジェームズとアダムには、実は共通点があり、それは怪物に立ち向かう勇気を持っていた事です。

恐らく、箱を受け取った者で、親しい者を品定めして、自分に立ち向かうような人物を最後まで残して、その者を絶望させる事を楽しんでいたのではないでしょうか？

それであれば、ジェームズの大事な家族を殺害して、アダムを最後まで殺そうとしなかったのも理解できます。

グレムリンと名前が付いていますが、大ヒット作の『グレムリン1〜2』に比べたら、可愛らしいギズモが出てこない作品になっています。

可愛らしいキャラクターが出ない代わりに、怖い怪物しか出て来ないので、純粋に怖いファンタジー映画を見たい方には、オススメの作品です。

引用：https://www.amazon.co.jp/

グレムリン2017 ～異種誕生～を見た感想について、詳しく解説します。

恐ろしい怪物が、クモのように動き回り、その不気味さゆえに、キッズ向けというよりも、大人向けのホラーファンタジー映画ですね。

グレムリンと言うので、可愛いギズモが出てくるのかと思えば、恐ろしい怪物が出てくるだけであり、かなり肩透かしをくらった感じです。

やはり、あの可愛らしいギズモがいないと、グレムリンというタイトルが付いてあっても、面白くないですね。

得体の知れない怪物が素早く動き回り、次々に人間を殺害していく所は、手に汗握る展開で、なかなか見応えがありました。

箱には、時計のような文字が書かれていて、その光が少しずつ消えていくうちに、大事な家族が失われていくので、その謎めいた展開も面白かったですね。