スティーブ・マーティンが心配していた3つの事とは?映画『怪獣王ゴジラ』

映画『怪獣王ゴジラ』では、スティーブ・マーティンが3つの事を心配していたので、詳しく紹介します。

映画『怪獣王ゴジラ』のキャスト

日本とアメリカの合作映画『怪獣王ゴジラ』は、日本では1957年5月29日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『怪獣王ゴジラ』のストーリー

アメリカ合衆国の新聞記者のスティーブ・マーティンは、来日していて、南海汽船が原因不明で消息を絶った事に注目していました。

この事故が起きる前に、海上で閃光が見えて、炎があがり、すぐに船が沈没したという情報が届いていましたが、にわかには信じがたいものがあったのです。

多くの船員の遺族たちは会社に押し寄せて、現場は混乱が続いていましたが、山根博士は、会議を開いて、船を沈没させたと思われるゴジラを調べる事になります。

スティーブ・マーティンは、ゴジラなどいる訳がないと半信半疑でしたが、恐竜と同じぐらいの大きさの怪物が、本当にあわられて、自分の目を疑うほど驚いてしまいます。

ゴジラは暴れまわり、甚大な被害が出てしまい、日本の政府関係者たちは、東京の高圧線に30万ボルトを流して、ゴジラを食い止めようと準備をします。

高圧線の近くには、戦車も配備された状況で、ゴジラが『ドーン!ドーン!』と大きな足音を立てて接近してきて、戦車は一斉砲撃をして、食い止めようとします。

しかし、ゴジラは高圧線を突破して、戦車を駆逐してしまい、東京は無防備な状態に陥ってしまいます。

スティーブ・マーティンは「これで東京は丸裸になってしまった」と嘆いてしまい、人口600万を誇る東京は壊滅してしまうのです。

山根恵美子や尾形秀人たちは、芹沢大助博士が進めていた危険な実験こそ、ゴジラを倒せる手段と説得しますが、そのあまりの危険性から拒否しようとします。

しかし、ゴジラを野放しにするほうが危険と考えて、ついに芹沢大助博士は、危険な実験をゴジラ退治に使う事を決断して、多くの海洋生物を絶滅しかねない作戦を実行しようとしますが、ゴジラを退治できるのでしょうか?

スティーブ・マーティンが心配していた3つの事』

来日していた新聞記者のスティーブ・マーティンは、ある3つの事を心配していました。

複雑な三角関係

ゴジラ退治に大きく関わっていた人物が、山根恵美子・尾形秀人・芹沢大助でした。しかし、山根恵美子は芹沢大助教授の婚約者でありながら、尾形秀人と愛し合う関係であり、複雑な三角関係に陥っていたのです。

スティーブ・マーティンは、そんな3人の関係を心配そうに眺めていたシーンもあって、凄く心配していました。

ゴジラの底知れぬ恐ろしさ

スティーブ・マーティンは、ゴジラを食い止める作戦を事前に聞いていて、密かに期待をしていました。

しかし、ゴジラは、30万ボルトもの高圧線を突破して、戦車隊を駆逐してしまったのです。

スティーブ・マーティンは、ゴジラの底知れぬ恐ろしさをまざまざと見せつけられて『このままでは東京が丸裸だ』と危惧するほど心配してしまうのです。

芹沢大助の実験の成果

ゴジラを海中にいるうちに、仕留めるべく、芹沢大助は今まで実験していた成果を実現しようとします。

しかし、スティーブ・マーティンは、本当にそんな事でゴジラを退治できるのだろうか?と心配していました。

東京に配備された戦車を駆逐するほどの凶暴な生物なので、それほど心配するのも無理はない事でしょう。

『怪獣王ゴジラ』と他の映画を比較

映画『怪獣王ゴジラ』は、日本ですでに上映されていた映画『ゴジラ』を再編集して、日米で公開されたものです。

そのため、事前に日本の映画『ゴジラ』を見てきた方にとっては、目新しいシーンが少なくて、物足りなく感じてしまうかもしれません。

しかし、この映画によって、アメリカ合衆国でもゴジラが認知されるようになって、ハリウッドで何作品ものゴジラが上映されるようになり、映画『ゴジラ vs コング』が大ヒットする事になった布石ににもなりました。

そう考えたら、映画『怪獣王ゴジラ』が果たした役割は大きいと言えるでしょう。

映画『怪獣王ゴジラ』のまとめ

引用:https://www.amazon.co.jp/

怪獣王ゴジラを見た感想について、詳しく解説します。

映画『怪獣王ゴジラ』のオススメ層

怪獣王ゴジラは、昔の映画なので、迫力に欠けるものがありますが、アメリカ合衆国で知られる事になったキッカケにもなった作品なので、ゴジラファンにはオススメの作品です。

  • ゴジラファン:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『怪獣王ゴジラ』の残念な所

やはり、映画『ゴジラ』を再編集したものなので、前のゴジラの映画を見た方にとっては、同じようなシーンを見させられるので、そこは残念な所ですね。

そのため、再編集した映画である事を知った上で、見たほうが良いでしょう。

映画『怪獣王ゴジラ』の見所

再編集したとは言え、アメリカ人も加わった事により、ゴジラが世界的に認知された事を実感できる映画なので、そこが今作の大きな見所と言えます。

さらに、外国人の視点では、ゴジラが、どう見られていたのか?それは今までのゴジラ作品には無かったものであり、なかなか斬新な所でした。