春日局(斉藤由貴)は家光の母のお江と対立していない?ドラマ『大奥(2023年) 第2話』

引用:https://www.nhk.jp/p/ts/PKYJ66Q8JP/

ドラマ『大奥(2023年) 第2話』で登場する春日局斉藤由貴)は、史実では、実は徳川家光の母 お江と対立していない可能性があるので詳しく解説します。

ドラマ『大奥(2023年) 第2話』のキャスト

大奥(2023年)は、2023年1月10日から放送開始されました。

脚本&演出&原作

登場人物&俳優

ドラマ『大奥(2023年) 第2話』のストーリー

寛永9年、徳川家光は、赤面疱瘡にかかり崩御してしまいますが、春日局は「これは上様ではない」と言い、医師を殺害してしまいました。

稲葉正勝は「母上、何を?」と驚きますが「母と呼ぶな!徳川を守るために、親子の縁を切ったはずであろう」「なれど!」「上様は亡くなっていない事にするのじゃ」

春日局は、何かにとりつかれたように「まだ生きておられる」と不気味な言葉を発してしまうのです。

徳川家光が無くなってから、6年も経った後に、春日局は、公家出身の僧侶である万里小路有功に「還俗していただき、上様にお仕い頂けないでしょうか」と頼み込みます。

しかし、万里小路有功が「愚僧(ぐそう)では力不足ではないかと」と丁重に断ろうとすると「左様でございますか、仕方ありますまい」とつぶやき、多くの武士たちが襖(ふすま)を開けて、刀を向けてしまいます。

万里小路有功と共に来ていた僧侶は「何事じゃ」と、うろたえると、一気に刀で斬り捨てられてしまいました。春日局は「あらまぁ、そなたがはいと言わないから、死んでしもうた」と言い放ち、もう一人の供の者にも刀を向けられます。

自分が従わなければ、玉栄まで殺されてしまうと思い、観念して、女将軍になった新たな徳川家光に仕える事になってしまいました。

しかし、徳川家光から「お前の名前は、今日から、おまんじゃ」と言われても、自分の名前を大事にしたくて断ろうとすると、何度も扇子(せんす)で叩かれ続けてしまいます。

しかも、御中臈の者たちからも目をつけられてしまい、万里小路有功は辛い日々を送る事になってしまうのです。

春日局斉藤由貴)は家光の母のお江と対立していない』

徳川三代将軍が誰になるのか?その後継争いを巡って、二代将軍の正室のお江は次男の忠長を後継者にしたいと考えていて、春日局は家光を後継者にしようと考えて、二人が対立したというのが通説です。

しかし、最近になり『乳母ぐらいが、本当に徳川将軍の御台所に逆らえるのか?』という疑問の声が出ています。

参照元https://www.tm-office.co.jp/column/20160229.html

確かに、私も、その言葉に同意見ですが、二人が対立していない可能性として、もう一つの理由を挙げられます。

それは、二人の出生です。お江の父の浅井長政織田信長を裏切った人物であり、春日局の父の斎藤利三も本能人の変で織田信長を裏切っています。

どちらとも、父が裏切り者であり、近い関係であった事は言うまでもありません。そういった事を考えたら、二人が対立していた可能性は低くて、お江と春日局がいがみあっていたのは、やはり後世の創作と言えるでしょう。

ドラマ『大奥(2023年) 第2話』の見所とまとめ

第2話では、春日局斉藤由貴)が、かなりの迫力があり、しびれましたね。今後は、万里小路有功(演:福士蒼汰)が、大奥で、どれほどの事をするのか?

その辺りに注目しておきたい所ですが、玉栄(演:奥智哉)が捕まった時に、何をされたのか?その辺りも少し気になってしまいました。