映画『ゴースト・ハウス』では、ジェスが、なぜゴーストに、最初に狙われたのか?その理由について解説します。
映画『ゴースト・ハウス』のキャスト
アメリカ合衆国のホラー映画『ゴースト・ハウス』は、日本では2007年7月21日に公開されました。
監督&脚本&制作
登場人物&俳優
- ジェス・ソロモン(演:クリステン・スチュワート)引越し先に馴染めない少女
- ロイ・ソロモン(演:ディラン・マクダーモット)ジェスの父親
- デニース・ソロモン(演:ペネロープ・アン・ミラー)ジェスの母親
- ベン・ソロモン(演:セオドア・ターナー)ジェスの兄弟
- ジョン・バーウェル(演:ジョン・コーベット)カラスを追い払う男性
映画『ゴースト・ハウス』のストーリー
ソロモン一家は、田舎に引っ越しをして、少し古い家に入って行きますが、不動産屋らしい男性が、ロイ・ソロモンに「もし良かったら、この家を売ってみないか?」と誘われてしまいます。
しかし、ロイ・ソロモンは「いや、家族は落ち着きたいから」と断りますが「まぁ、気が変わったら連絡をくれ」と資料を渡されます。
デニース・ソロモンは布団をベッドに敷こうとしますが、その隙間には不気味な何かが入り込んでいました。しかも、ベン・ソロモンがスプーンで食事しようとしたら、スプーンに不気味な者が映り込んでいて、戸惑ってしまうのです。
ロイ・ソロモンは、農作業をしようとしても、カラスがすぐに車内に入り込んで、種を食おうとしたり、噛みついてきたりしたのです。
それでも、通りがかりのジョンが、ライフルで『バーン!バーン!』と発砲して、カラスを追い払ってくれたので、事なきを得ました。
ロイ・ソロモンは妻と一緒に、傷を治すために出かけて行き、家ではジェスが幼い兄弟のベンと一緒に留守をする事になりますが、ポルターガイストが起きて、ゴーストがジェスを暗闇にひきずりこもうとしてしまいます。
なんとか、自力で逃げ出して、ジョンにかくまわれますが、家に帰ってきた両親は娘の話を信じようとしません。
ゴーストは、ジェスだけではなく、他の家族の前にも姿を現わすようになり、ジョンは憑依されてしまい、デニースを自分の家族のメアリーと勘違いして追いかけ回してしまうのです!
『ジェスが最初にゴーストに狙われた理由』
幽霊やゴーストは、人の弱い心を狙って、襲いかかっていきます。最初に、ジェスを狙ったのも、家族の中で孤立していたからでしょう。
ジェスは、お酒を飲んで酔っ払っている状態で、車を運転して事故を起こしてしまい、弟は怪我をして、それから喋らなくなってしまいました。
両親は、その事をいつまでも覚えていて、ジェスは孤立した感じになってしまっていたので、ゴーストは、その弱みにつけこんで狙ってきたのでしょう。
『ゴースト・ハウス』と他の映画を比較
映画『死霊館 エンフィールド事件』でも、不気味な家で、恐ろしい心霊現象が起きていきます。
ただし、今作では、幼少のベンが幽霊が見えやすくなっていて、姉を助ける役割を果たしますが、恐怖を伝達するような役割を果たしています。
そこで、死霊館 エンフィールド事件といは違う怖さがあり、二つの作品の違いを見比べてみるのも悪くは無いでしょう.
映画『ゴースト・ハウス』のまとめ
ゴースト・ハウスを見た感想について、詳しく解説します。
映画『ゴースト・ハウス』のオススメ層
ゴースト映画ではありますが、基本的には引越し先で、恐ろしい事が起きてしまうので、オーソドックスな洋画ホラーと言えます。
しかも、ジェスが兄弟を守ろうと奮闘するシーンが多いので、兄弟で見てみる映画としてオススメです。
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 兄弟同士:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『ゴースト・ハウス』の残念な所
ジェスが、恐ろしい心霊現象に苦しめられても、他の家族に信じてもらえない所がありますが、他の映画でもよくある話なので、少し食傷気味になりました。
そして、なぜジェスだけが心霊現象に苦しめられるのか?その理由が、なかなか判明しないので、少しだけ、じれったく感じる映画ですね。
映画『ゴースト・ハウス』の見所
ありきたりのストーリーではありますが、恐ろしいゴーストが、静かに迫っていくシーンは、かなりスリルがあって、見応えのあるホラー映画です。
怖くて、ドロドロとするシーンがある一方で、美しいひまわり畑が広がるシーンもあって、その対比が、なかなか良かったですね。
壁のシミから、ゆっくりとゴーストが顔を出していくのも、なかなか迫力があって、これぞホラー映画という感じがしました。