映画『シャイロックの子供たち』では、田端洋司（演：玉森裕太）が、北川愛理（演：上戸彩）から、銀行員失格のダメ出しをされた理由について紹介します。
映画『シャイロックの子供たち』のキャスト
日本のビジネス映画『シャイロックの子供たち』は、2023年2月17日に公開されました。
監督＆脚本
- 監督：本木克英
- 脚本：ツバキミチオ
- 原作：池井戸潤
登場人物＆俳優
- 北川愛理（演：上戸彩）西木雅博の部下で、曲がった事が嫌いな性格
- 田端洋司（演：玉森裕太）お客様二課の行員で、上層部に反発しがちな性格
- 滝野真（演：佐藤隆太）お客様一課のエース行員
- 滝野真の妻（演：酒井若菜）夫を笑顔で支える女性
- 九条馨（演：柳葉敏郎）東京第一銀行の長原支店の支店長
- 古川一夫（演：杉本哲太）東京第一銀行の長原支店の副支店長
- 黒田道春（演：佐々木蔵之介）東京第一銀行の検査部の次長
- 西木雅博（演：阿部サダヲ）営業課の課長代理で、部下の面倒見が良い
- 高島勲（演：近藤公園）西木雅博の部下
- 半田麻紀（演：木南晴夏）北川愛理に罠を仕掛ける行員
- 所ヒカル（演：中井千聖）北川愛理の後輩
- 松岡建造（演：西村直人）お客様二課の課長
- 鹿島昇（演：渡辺いっけい）お客様一課の課長
- 遠藤拓治（演：忍成修吾）お客様一課の課長代理で、プレッシャーに弱い
- 石本浩一（演：橋爪功）滝野真の弱みを握る取引先
- 沢崎肇（演：柄本明）西木雅博に相談を持ちかける顧客
映画『シャイロックの子供たち』のストーリー
北川愛理は、東京第一銀行の長原支店で働く行員で、曲がった性格が嫌いなので、仕事を雑にこなしている半田麻紀にも注意していました。
そんな仕事ぶりに、後輩から西木雅博まで、信頼される存在だったのです。ところが、田端洋司が100万円も紛失してしまい、行員たちが総出で銀行中を探す羽目になってしまいます。
ロッカーも調べる事になったら、北川愛理のロッカーから100万円に関連する資料の帯封（おびふう）が出てしまい、犯人扱いされてしまいます。
ところが、後になって、仲の悪い半田麻紀が、たまたま拾った帯封を、自分のロッカーに入れて嫌がらせをしようとした事が判明しました。
北川愛理は、頭に来ますが、これ以上は大ごとにしたくないので、半田麻紀の謝罪を受け入れて水に流す事にしたのです。
しかし、今度は東京第一銀行が10億円も融資した取引先の赤坂リアルターという企業が、金を返さないうちに、社長や社員たちが行方をくらました事が判明します。
北川愛理は、田端洋司や西木雅博と共に、赤坂リアルターを調べる事になりますが、銀行内で裏切り者が1人ではなく、2人もいた事が判明しました。
西木雅博は「これは大問題になるぞ」と焦り、西木雅博たちは心配そうな表情を浮かべますが、10億円を取り戻す事は出来るのでしょうか？
『田端洋司が北川愛理（上戸彩）から強烈なダメ出し』
北川愛理（演：上戸彩）は、田端洋司や西木雅博たちと一緒に、10億円を融資した取引先を調べる事になります。
西木雅博は、取引先の赤坂リアルターの印鑑証明書をコピーしたら「これはマズイ」と焦りますが、田端洋司は「えっ、この何が問題なんですか？」と戸惑ってしまいます。
北川愛理は「あぁ、田端くんは、銀行員資格だなえ」と強烈なダメ出しをしてしまいますが、その理由は印鑑証明書をコピーしたのに、そのままコピーできた事です。
どういう事かと言えば、印鑑証明書は偽造を防ぐために、本物をコピーしたら『複写』とか『コピー』というものが印字されます。
しかし、赤坂リアルターの印鑑証明書をコピーしても『コピー』や『複写』とかが印字されなかったので、これは偽造されたものだという事です。
田端洋司は、その事を知らなかったので、北川愛理から「銀行員失格」という強烈なダメ出しをされてしまった訳ですね。
映画『シャイロックの子供たち』のまとめ
映画『シャイロックの子供たち』は、銀行のドロドロとした権力闘争が起きていくのかと思いきや、意外な豆知識や、ミステリーの要素があって面白いですね。
田端洋司が北川愛理（上戸彩）から強烈なダメ出しをされたり、古川一夫からパワハラされたりして、銀行員というのは大変なんだなぁとシミジミと思い知らされる映画でした。
もちろん誇張している所はあると思いますが、銀行員の仕事の大変さがよく分かる作品ですね。
