松平元康の父の広忠が不入の権を認めた理由は意外なもの!大河ドラマ『どうする家康 第7話』

引用:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

大河ドラマ『どうする家康 第7話』で、松平元康の父の広忠が不入の権を認めた理由は意外なものだったので、詳しく紹介します。

大河ドラマ 『どうする家康 第7話』のキャスト

どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。

松平家(のちの徳川家)

今川家

 

織田家

武田家

その他

大河ドラマ『どうする家康 第7話』のストーリー

瀬名が笑顔で「ここの家族の一員に早うなりたいものです」と言うと、松平元康は「家族かぁ」とつぶやき、三河の家臣や民すべてを家族と考えて、名前を『元康』から『家康』に改名する事にしました。

そんな時に、織田信長が鷹狩りを誘ってきたので、急いで駆けつけると、三河で多くの裏切り者が出ていた事を知らされてしまい、愕然としてしまいます。

織田信長は「ワシは美濃を統一しに行くから、そなたには、しっかりと三河を抑えて貰わねばのぅ」と強迫めいた言葉で要求されてしまい、身構えてしまうばかりでした。

しかし、三河国を統一するのは、まだまだ先の話であり、戦続きで、銭が足りない状況に陥ってしまいます。

松平家康は、一向宗が『不入の権』により、税や兵糧を出そうとしない事に、いらだち、思い切って、本證寺に潜入しようと企てました。

そこで、美しい女子の千代が踊り、門徒たちから慕われている姿に、思わず魅入ってしまいす。ここは、岡崎城の城下町よりも優れていて、何もかも驚く世界だったのです。

空誓上人は、この地獄のような世界で、罪をおかして悔いている者たちに、慈悲の心で接していました。

松平家康は、興味がわき、千代に「空誓上人にお会いしたいのですが」とお願いをして、会わせてもいます。

空誓上人に「なぜ、一向宗は銭を納めないのですか?」と聞いても「戦ばかりする者に、銭を納めても、死に銭になるだけじゃ」と言われて、憤慨してしまうのです。

松平家康は、家臣たちに、一向宗から米を徴収するように命じてしまい、米を取り上げました。そうすると、空誓上人は「我らが蓄えた米を取り上げるとは仏敵じゃ!」

千代も一向宗門徒「進めば極楽浄土!退けば無間地獄よ」と鼓舞して、ついに三河一向一揆が起きてしまったのです!

『松平元康の父の広忠が不入の権を認めた理由は意外なもの!』

引用:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/story/

松平元康の父の広忠が、三河国で『不入の権』を認めたのは、今川に習っただけではありませんでした。

三河の国で増えていく一向宗門徒を無視する事ができず、一向宗とは争わず、不入の権を与えようと思った訳です。

これは、ローマ帝国が、キリスト教を認めた事と似ている所がありますね(ローマ帝国キリスト教を認めた理由は諸説あるので注意)。

しかし、松平家康にとってみれば、不入の権は収入が減る事を意味するので、その権利を取り上げる必要があり、ついに一向宗と全面戦争に及ぶ事になっていきます。

大河ドラマ 『どうする家康 第7話』のまとめ

第7話では、ついに松平元康(家康)の父の不入の権が取り上げられた訳ですが、これで松平軍と一向宗の全面戦争の幕開けとなり、次回は凄く楽しみな展開です。

史実によれば、本多正信一向宗に願えるので、どのように寝返りが発覚するのか?期待しましょう。