夏木マリが橋本環奈の居場所を教えないのは娘のため!映画『湯道』

映画『湯道』で、夙子(演:夏木マリ)が、秋山いづみ(演:橋本環奈)の居場所を教えなかったのですが、それは娘のためでもあった可能性があるので紹介します。

映画『湯道』のキャスト

日本の温泉映画『湯道』は、2023年2月23日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『湯道』のストーリー

秋山いづみ(演:橋本環奈)は、まるきん温泉の番頭で、働いていました。

まるきん温泉は、三浦悟朗が経営をしていましたが、そこに兄の三浦史朗が久しぶりにやってきて「こんな儲からない仕事なんて辞めて、マンションでも建てたほうが良いだろう」と言われてしまいます。

三浦悟朗は『親父の葬儀にも来なかったくせに、今さら何を言ってんだ』と不快感を抱いてしまい、相手にしませんでした。

ついに兄弟で、大げんかしてしまい、それが原因で火事になってしまって、三浦悟朗は火傷をしてしまい、入院するハメになってしまいます。

短期間で退院する事ができますが、すっかりと弱気になり「兄貴の言う通りだったよ、もう、この銭湯はたたむ」と言ってしまい、秋山いづみは幻滅してしまい、姿を消してしまいました。

三浦兄弟は慌てて、彼女の居場所を探すために、常連客から「多分、あそこの温泉じゃないかな」と教えられたので、すぐに、その場所へ向かいます。

目的の山奥には、小屋があって、夙子(演:夏木マリ)が出迎えてくれましたが、ここにお客が来ないのか聞いても「来てないですねぇ」と教えられます。

二人は、ガックリとしてしまいますが、有名な五右衛門風呂がある事を知って、近くにある川から水を汲み、薪(まき)も用意して、五右衛門風呂に入る事にしました。

ところが、そこに秋山いづみが突然、現れてしまうのでビックリしてしまいます。『なんで?』と思ってしまいますが、実は、秋山いづみは夙子の娘だったのです!

はたして、秋山いづみは、まるきん温泉に戻ってくれるのでしょうか?

夏木マリが橋本環奈の居場所を教えないのは娘のため』

引用:https://yudo-movie.jp/cast.html

夙子(演:夏木マリ)は、三浦兄弟から「誰か、お客が来ていませんか」と聞かれた時に「来ていないですねぇ」と答えます。

あとになって、秋山いづみ(演:橋本環奈)が娘である事を知りますが、夙子から「だって、お客さんだって言うから」と言われるので「そうですねぇ」と納得しました。

しかし、お客と聞いた時に『もしかしたら、娘の事を勘違いしているのかもしれない』と思っても不思議ではありません。

それなのに、来ていないと答えたのは、二人に五右衛門風呂に入ってもらうように、上手く誘導したかったのではないでしょうか?

五右衛門風呂に入る事によって、お風呂の素晴らしさを分かってもらい、再び銭湯を続けてもらおうと思った可能性があります。

恐らく、娘から、まるきん温泉(銭湯)の事を聞いていて、それで、小屋に訪れてきた二人を見て『もしかして、この二人が、娘の言っていた銭湯の二人ではないか?』と思ったのでしょう。

娘は、まるきん温泉を大事に思っていて、そこで、あのような、ひと芝居を売った可能性があります。

映画『湯道』のまとめ

引用:https://yudo-movie.jp/

夙子(演:夏木マリ)が、秋山いづみ(演:橋本環奈)の居場所を教えなかったのは、恐らく、まるきん温泉を続けて欲しくて、まずは五右衛門風呂に入って貰いたいと思った可能性が高いですね。

夏木マリさんはベテラン女優なので、その存在感は強くて、この方がいるのといないのとでは、だいぶ作品のイメージも変わる感じがします。