井伊虎松-井伊直政が武田軍の真似をした理由!大河ドラマ『どうする家康 第14話』

引用:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

大河ドラマ『どうする家康』で、井伊虎松(井伊直政)が、徳川家康に忠誠を誓うのに、なぜか武田軍の真似をするので、その理由について紹介します。

大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト

どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。

松平家(のちの徳川家)

今川家

 

織田家

武田家

その他

大河ドラマ『どうする家康 第14話』のストーリー

織田軍の陣営に、朝倉義景が1万5000の軍勢を引き連れて、向かってきたという知らせが届いて、織田信長は「どう見る?」と聞いてきました。

徳川家康は「……さぁ?」と戸惑っていると、明智光秀は「私は、あの御仁に仕えていた事があるから分かります。かなりの戦下手なので、血迷ったのでしょう」

徳川家康は、自分の陣営に戻り、家臣たちと軍議を開き、朝倉と浅井がほぼ同時に、こちらに向かっているのは、どういう事か話し合います。

石川数正は「織田信長殿が、足利義昭を奉ったのは、神輿が軽いからです。それを浅井長政が知って、裏切ったのかもしれまん」と進言するので、徳川家康は嫌な予感がして家臣たちを引き連れて、織田信長のもと向かいます。

徳川家康は家臣と共に、織田信長に「浅井長政は義の男ゆえ、裏切るかもしれません」と言うと「出て行け!」と激怒させてしまいました。

陣営に戻り、徳川家康は「どうしたものか」と苦悩してしまい、家臣たちから「明日、一緒に詫びを入れに行きましょう」と言われて「うむ」

その頃、お市に仕えていた、阿月が織田・徳川の陣営に走り、浅井長政が裏切ろうとしている事を知らせようと走っていました。

ようやく、阿月が徳川家康の陣営に到着して「お退きくだ…さ……れ」と言い残して力つきてしまいます。

すぐに、徳川家康は、織田信長に退くように進言すると「猿(藤吉郎)!お前に殿(しんがり)を任せる」と言い残して退却していきました。

藤吉郎は、取り乱すほど慌ててしまいますが、徳川家康は、織田信長が逃げられる時間を稼ぐために、一緒に殿を引き受ける事にします。

浅井・朝倉の2万5000の大軍は、すぐ近くまで迫っていますが、どうなってしまうのでしょうか?

『井伊虎松(井伊直政)が武田軍の真似をした理由』

井伊虎松(井伊直政)は、当初こそ徳川家康の命を狙おうとしますが、後に忠誠を誓い、小田原城を攻める時や、関ヶ原の合戦で活躍をします。

それなのに、なぜか武田軍の真似をして、甲冑を全て赤く染めて『井伊の赤備え』と言われるようになりました。

なぜ、こんな事をしたのかと言えば、甲冑を赤く染めていく赤備えは、突撃部隊であり、勇猛果敢な部隊がする事になっていたのです。

徳川家康は、三方ヶ原の戦いで、嫌というほど武田軍の恐ろしさを思い知って、のちに井伊隊を赤備えにするように命じます。

これは、武田軍の家臣の多くを召しかかえる時に、武田にある程度の配慮をしたという事を示したかったのと、井伊直政に期待していたという一面もあったのでしょう。

大河ドラマ 『どうする家康 第14話』のまとめ

ついに、織田信長が退却を命じますが、そろそろ井伊虎松(井伊直政)も登場しそうになるので、今後の徳川軍がどうなるのか?期待したい所ですね。

それにしても、史実を捻じ曲げるのもひどすぎるものがあります。当時の藤吉郎が、主の同盟者・徳川家康にあんな事を言う訳がありません。

まぁ、史実を捻じ曲げるのは、今に始まった事ではないので、その辺りは目をつむって、半分はフィクションと思って見るしかないですね。