中濱万次郎（宇崎竜童）が自由を恨む理由！朝ドラ『らんまん第19話』

引用：https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/

朝ドラ『らんまん第19話』では、なぜか中濱万次郎（宇崎竜童）が自由を恨むので、その理由について紹介します。

らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。

槙野綾は、竹雄と一緒に歩きながら「実はねぇ、高知へ来るつもりはなかった。本当は、幸吉の村へ行っていた。そうしたら、可愛らしい奥さんがおった。何もしらなかった」

泣きそうになってしまいますが、武雄は何もかけてあげる言葉がありませんでした。

槙野万太郎は、早川逸馬と共に店へ入っていくと、今夜は、ここで、ざこ寝すると聞いて驚きますが「お前は、恵まれていたのか？虐げられる者だけは恨みを忘れん。恵まれている者は呑気じゃ」

「私は恵まれているかもしれん。しかし、あの家に生まれたばっかりに、好きな事ができん」

その頃、竹雄は、しばらく黙っていましたが、槙野綾に「私のせいで、若が好きな事が出来なくて、私が若の邪魔をしていたのです」と打ち明けると、じっと見つめられて「なにか、祭りがあるみたやね、行ってみよう」

早川逸馬が、槙野万太郎に「お前が知っておる人がいる。その人を知れば、おまんも我々の仲間に入りたくなるだろう。合わせちゃる」と、手を引っ張られて行きました。

そこで、中濱万次郎と呼ばれる男に紹介してもらいますが、その男こそ、ジョン万次郎と呼ばれる人物だったのです。

中濱万次郎（宇崎竜童）は、槙野万太郎を見ていたら、まるで昔の自分を見るような気分になりますが、なぜか「自由を恨む」と言っていました。

なぜ、こんな事を言ったのか？それは、坂本龍馬が日本を自由な国にしようとして、暗殺されてしまったからでしょう。

坂本龍馬が暗殺されたのは1867年12月10日であり、江戸が東京と改名されたのは1868年7月17日です。

らんまんでは、坂本龍馬の暗殺について触れていませんでしたが、槙野万太郎が「東京に行ける」と大喜びしていた時があったので、すでに坂本龍馬が暗殺された後だという事が分かります。

中濱万次郎にとって、坂本龍馬はかけがえのない仲間だったので、自由で死んでしまった仲間の事を思い、自由を恨むと言ってしまったのでしょう。

第19話では、ついにジョン万次郎と呼ばれた男・中濱万次郎（宇崎竜童）が登場しましたね。

この男と出会う事により、槙野万太郎が自由に生きる事を決断するのかどうか？そこが、大きなネックになりそうです。