引用:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/
朝ドラ『らんまん 第33話』では、徳永政市が槙野万太郎を恐れるのは、意外な理由があるので、詳しく紹介します。
朝ドラ『らんまん 第33話』のキャスト
らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。
監修&演出
- 監修:田中伸幸
- 演出:渡邊良雄&津田温子&深川貴志
登場人物&俳優
- 西村寿恵子(演:浜辺美波)牧野寿衛子がモデルとなる人物
- 槙野万太郎-青年時(演:神木隆之介)植物学の研究者
- 槙野万太郎-幼少時(演:森優理斗)高知の裕福な酒造業の跡取り息子
- 槙野万太郎-少年時(演:小林優仁)9〜12歳の頃の槙野万太郎
- 槙野ヒサ(演:広末涼子)槙野万太郎の母
- 槙野綾-青年時(演:佐久間由衣)槙野万太郎の姉
- 槙野綾-幼少期(演:太田結乃)弟を優しく見守る少女
- 槙野タキ(演:松坂慶子)槙野万太郎の祖母
- 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親
- 竹雄-青年時(演:志尊淳)酒蔵『峰屋』の番頭の息子
- 竹雄-称念寺(演:井上涼太)槙野万太郎の世話を命じられる少年
- 天狗-坂本龍馬(演:ディーン・フジオカ)神社で槙野万太郎と出会う
- 池田蘭光(演:寺脇康文)名教館の学頭
- 堀田寛太(演:新名基浩)槙野万太郎の幼馴染
- 幸吉(演:笠松将)峰屋で働く青年
- 野田基善(演:田辺誠一)槙野万太郎が憧れる植物学者
- 槙野万太郎が憧れる植物学者
- 楠野喜江(演:島崎和歌子)自由民権運動を応援する女性
- 早川逸馬(演:宮野真守)自由民権運動家
- 中濱万次郎(演:宇崎竜童)ジョン万次郎とも呼ばれる男
- 市蔵(演:小松利昌)峰屋の番頭で、竹雄の父親
- 広瀬佑一郎(演:中村蒼)槙野万太郎の元学友
- 倉木隼人(演:大東駿介)トランクを狙う男
- 倉木えい(演:成海璃子)質屋で槙野万太郎と出会う女性
- 江口りん(演:安藤玉恵)十徳長屋の差配人
- 宇佐見ゆう(演:山谷花純)十徳長屋の住民で、小料理屋の女中
- 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を営んでいる人物
- 笠崎みえ(演:宮澤エマ)西村寿恵子の叔母
- 田邊彰久(演:要潤)東京大学の植物学の初代教授
- 徳永政市(演:田中哲司)東京大学植物学教室の助教授
朝ドラ『らんまん 第33話』のストーリー
田邊彰久は「君は誰だ?」と聞かれますが「はい、私は槙野万太郎と言います。教授から推薦状をもらってきました」
「便宜(べんぎ)をはかって欲しいという事だが、君は何を望むのか?」と聞いてくるので「はい、私を知ってもらうには、こちらを見て貰えれば分かっていただけると思います」
しかし、他の生徒たちから「押し売りは困る」とカバンを開けさせようとしないくて、揉めてしまいます。
周りの者たちは、槙野万太郎が小学校を中卒した事に呆れてしまい「まずは、中学まで卒業して、そこから東大に入るべきでしょう」と勧めてきて「そんな遠回りはできないき」
「しかし、私たちは、その遠回りをしてきたんですよ?」「うむ、それに東大に入れず、落第した者もいる」
槙野万太郎は、学歴だけで判断する者たちに怒りがこみあがっていき、土佐で集めた植物を説明していくと、田邊彰久教授が興味を持つと、今まで書き進めてきた紙や標本を見せていきました。
「私は、土佐で集めてきた500種類の標本を持ってきました、ここには3000種類の標本を見せてもらえれば、私の持ってきた標本を鑑定できます。それでも分からなければ」
生徒が「新種ですね?」と前のめりになり、槙野万太郎は東大に出入りして標本を見せて欲しいと訴えると、徳永政市から「中退の者が、交換条件を出してくるなど認められん」と反対されます。
しかし、田邊彰久教授は、槙野万太郎の植物への想いや実績を評価して、東大への出入りを許可するのです!
『徳永政市が槙野万太郎を恐れるのは意外な理由がある』
徳永政市は、槙野万太郎を恐れて、何がなんでも東大の出入りを認めないのは、しっかりとした学歴を持たない者の出入りを認めてしまえば、あとから似たような者が続出する事を恐れたからでしょう。
そのような事になれば、落第した者たちも「自分たちは、必死になって勉強をして、それで東大へ入れないのに、中退した者が出入りして研究できるのであれば」と抗議活動を行う可能性さえあります。
一見すると、徳永政市は意地悪なようにも見えて、形式ばかりにこだわる化石に見せるかもしれませんが、彼なりに東大や日本の将来を考えて、反対したのでしょう。
朝ドラ『らんまん 第33話』の見所とまとめ
第33話では、槙野万太郎がバカにされていたのに、植物を見せたとたんに、周りの生徒たちや、田邊彰久教授の目の色や態度が変わるのは、見えていて爽快でしたね。
徳永政市が、中退した者に東大の出入りを認めないのは『それはまぁ、そうだろう』と納得するものがありますが、それでは優秀な人材をとりこぼす事になるので、難しい所と言えます。