引用:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/
朝ドラ『らんまん 第72話』では、寿恵子が石版印刷機を購入しようとして、槙野万太郎は「お寿恵ちゃん?」と驚いてしまいます。
そこで、石版印刷機の歴史や国産化について紹介するので、参考にしてみて下さい。
朝ドラ『らんまん 第72話』のキャスト
らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。
監修&演出
- 監修:田中伸幸
- 演出:渡邊良雄&津田温子&深川貴志
登場人物&俳優
- 西村寿恵子(演:浜辺美波)牧野寿衛子がモデルとなる人物
- 槙野万太郎-青年時(演:神木隆之介)植物学の研究者
- 槙野万太郎-幼少時(演:森優理斗)高知の裕福な酒造業の跡取り息子
- 槙野万太郎-少年時(演:小林優仁)9〜12歳の頃の槙野万太郎
- 槙野ヒサ(演:広末涼子)槙野万太郎の母
- 槙野綾-青年時(演:佐久間由衣)槙野万太郎の姉
- 槙野綾-幼少期(演:太田結乃)弟を優しく見守る少女
- 槙野タキ(演:松坂慶子)槙野万太郎の祖母
- 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を経営する人物
- 井上竹雄-青年時(演:志尊淳)酒蔵『峰屋』の番頭の息子
- 井上竹雄-称念寺(演:井上涼太)槙野万太郎の世話を命じられる少年
- 天狗-坂本龍馬(演:ディーン・フジオカ)神社で槙野万太郎と出会う
- 池田蘭光(演:寺脇康文)名教館の学頭
- 堀田寛太(演:新名基浩)槙野万太郎の幼馴染
- 幸吉(演:笠松将)峰屋で働く青年
- 野田基善(演:田辺誠一)槙野万太郎が憧れる植物学者
- 槙野万太郎が憧れる植物学者
- 楠野喜江(演:島崎和歌子)自由民権運動を応援する女性
- 早川逸馬(演:宮野真守)自由民権運動家
- 中濱万次郎(演:宇崎竜童)ジョン万次郎とも呼ばれる男
- 市蔵(演:小松利昌)峰屋の番頭で、竹雄の父親
- 広瀬佑一郎(演:中村蒼)槙野万太郎の元学友
- 倉木隼人(演:大東駿介)トランクを狙う男
- 倉木えい(演:成海璃子)質屋で槙野万太郎と出会う女性
- 堀井丈之助(演:山脇辰哉)小説に熱を入れる落第生
- 江口りん(演:安藤玉恵)十徳長屋の差配人
- 宇佐見ゆう(演:山谷花純)十徳長屋の住民で、小料理屋の女中
- 堀井丈之助(演:山脇辰哉)十徳長屋の住人で、東京大学の落第生
- 及川福治(演:池田鉄洋)十徳長屋の住人で、娘と二人暮らし
- 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親で、白梅堂を営んでいる人物
- 笠崎みえ(演:宮澤エマ)西村寿恵子の叔母
- 阿部文太(演:池内万作)白梅堂の菓子職人
- 田邊彰久(演:要潤)東京大学の植物学の初代教授
- 徳永政市(演:田中哲司)東京大学植物学教室の助教授
- 大窪昭三郎(演:今野浩喜)徳永政市に媚びへつらう講師
- 細田晃助(演:渋谷謙人)植物学の学生で、髪がす少しパーマ
- 波多野泰久(演:前原滉)植物学の学生で、丸メガネをかけた生徒
- 藤丸次郎(演:前原瑞樹)植物学の学生で、少しぽっちゃりした生徒
- 野宮朔太郎(演:亀田佳明)大学で、そっけない態度を取る男子
- クララ・ローレンス(演:アナンダ・ジェイコブス)音楽・ダンスの講師
- 高藤雅修(演:伊礼彼方)元薩摩藩士の実業家
- 大畑義平(演:奥田瑛二)大畑印刷所の工場主
- 大畑イチ(演:鶴田真由)大畑義平の妻
- 大畑佳代(演:田村芽実)大畑夫婦の娘
- 岩下定春(演:河井克夫)大畑印刷所の絵師
- 聡子(演:中田青渚)田邊彰久教授の妻
- 伊藤孝光(演:落合モトキ)シーボルトの助手の家族
- 美作(演:山本浩司)動物学の教授
朝ドラ『らんまん 第72話』のストーリー
及川福治は、寿恵子が洗わなくても良い物を何度も洗おうとしていたので「お、お寿恵ちゃん。それは洗わなくてもいいもんじゃないかい?」と声をかけると「あぁ!」と我にかえりました。
「どうした?万ちゃんと何かあったか」「いえ、ただ、思っていたものと違っていたと言うか。万太郎さんは、日本中の植物を図鑑にしたいんです。ただ、それは私も言い出した事なんです」
及川福治は「俺は、妻が他に男を作って出て行った事があってなぁ。お寿恵ちゃんが何でも頑張る事はないよ」と、なんでも背負いこむ必要はないとさとしてあげます。
その言葉を聞いて、寿恵子は「はい」と満足そうに微笑ました。
大畑印刷所では、思ったよりも仕事量が増えていって、槙野万太郎は驚きますが、それは工場主の大畑義平も同じでした。
槙野万太郎は、大畑義平に本を見せると「そうか、図鑑かぁ。あっぱれだ」と言われますが「ですが、それじゃ本は売れません」
大畑義平は、印刷する機械を貸したいのはやまやまでしたが、仕事量も増えていて、それも簡単ではありませんでした。
そんな時に、寿恵子がやってきたので、槙野万太郎は「お、お寿恵ちゃん?」と驚きます。
寿恵子は「大将におりいって頼みがあります」と神妙な面持ちになると「俺たちは仲人になったから。なんでも言ってみろ」「…石版印刷機を買う事はできないでしょうか」
槙野万太郎は、思わぬ言葉に「お、お寿恵ちゃん?」と驚いてしまいますが、そんな事が可能なのでしょうか?
石版印刷機の歴史や国産化について紹介
石版印刷機は、日本では幕末頃から輸入が始まって、最初は輸入頼りでした。輸入となると、値段も高くて、小西本店は写真や石版印刷の機器類を輸入し販売する商店の一つでした。
参照元:https://www.printing-museum.org/collection/looking/75459.php
しかし、明治12~13(1879~80)年頃には、小西本店で石版印刷機の国産化が始まっていきます。
かつて、戦国時代でも鉄砲は高値で買う事しかできませんでしたが、国産化に成功して、異国が驚くほどの数にまで増えていき、織田信長は長篠の合戦で3000も集めて、武田軍を撃破する事ができたのです。
槙野万太郎たちは、もしかしたら国産化の時代の波にのって、石版印刷機を購入できるかもしれませんね。
朝ドラ『らんまん 第72話』の見所とまとめ
寿恵子が石版印刷機を購入しようとしますが、明治12年ごろにならなければ、国産化に成功していないので、買う事は簡単ではなかったでしょう。
はたして、どのぐらいの金額で購入する事ができるのか?そのあたりに、注目していきたいですね。