花山法皇は藤原光子に会いに行っていた訳ではなかった!大河ドラマ『光る君へ 第19話』

引用:https://artexhibition.jp/topics/news/20231124-AEJ1713544/

大河ドラマ『光る君へ 第19話』では、花山法皇が藤原光子の屋敷に行っていたら、弓矢を放たれて、大きな問題に発展します。

ところが、花山法皇は、藤原光子に会いに行っていた訳ではなかったので、詳しく紹介しましょう。

大河ドラマ『光る君へ 第19話』のキャスト

光る君へ 第話は、2024年1月7日から放送開始されました。

脚本&演出

登場人物&俳優

紫式部の一族や身近な者たち

藤原家

朝廷

その他

大河ドラマ『光る君へ 第19話』のストーリー

引用:https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/V2NMY2V5Z3/

帝が今まで何度も、民を救済しようとしても、反対されて上手くいなかったのに、右大臣になった藤原道長は「さすが帝だ」と感心しました。

『民を救うお気持ちがあってこそ、帝だ』と思い、帝の御心に賛同すると、朝廷では賛成する者と反対する者に分かれました。

反対派の中心人物は、藤原伊周藤原隆家たちであり、藤原道長に反発してしまいます。

藤原伊周は「我が父たちを呪詛したのは、右大臣ではないのか?」と詰め寄ると、投げ飛ばされてしまい、大恥をかいてしまいました。

それからというもの、藤原伊周たちは参内しなくなりますが、源俊賢が近づき「帝は、あなた方を案じられています」

「あなた達のいない朝廷などあり得ませぬ」

そう言っておきながら、実は、陰で、藤原道長のために、動いており、二人を参内させる事によって、変な噂を無くしたいだけでした。

帝は、新たに、宋人70名を若狭に派遣するように考えましたが、藤原道長は、それより大きな国・越前にするように配慮しました。

今までの家臣とは違って、帝の御心が叶うように働き、清少納言は感心して、思わず、まひろに打ち明けました。

まひろは、その話を聞いているうちに、中宮に会いたいと思うようになると、清少納言の働きによって、参内する事が叶います。

ところが、中宮に謁見すると、そこに帝が現れて「そなたは、政に興味があるそうだな?なにか朕に政に言いたい事であるもか?」

「帝の政について、意見を述べるなど」「よい、思うた事を言うてみよ」「宋の国のように、身分を乗り越えられる国になればと」

中宮は「言葉が過ぎる」と、さとそうとすると、帝は「よい」と言って、まひろを気に入ったのです。

その話は、藤原道長の耳にも入り、まひろの父に官位を与えるように命じました。

藤原伊周は、夜中に好きだった恋人のもとへ行くと、何者かが牛車で来ていて「関白になれなくて、女にまで感じられた」と落ち込みます。

その話を聞いた藤原隆家は、牛車でやってきた男を脅かしてやろうと思い、兄から止められるのを無視して、弓矢を放ってしまいます。

ところが、牛車でやってきたのは、出家した花山元天皇だったのです!

『花山法皇は藤原光子に会いに行っていた訳ではない』

引用:https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/V2NMY2V5Z3/

実は、花山法皇は藤原光子に会いに行っていた訳ではなくて、同じ屋敷に住む藤原忯子の妹に会いに行っていたのです。

それを藤原隆家たちは勘違いをして、藤原光子のもとに会いに行っていると勘違いをして、弓矢を放ってしまいました。

これが大きな契機となり、長徳の変に発展して、藤原隆家たちは配流(左遷)されて、藤原道長がますます権力を握る事になったのです。

大河ドラマ『光る君へ 第19話』の見所とまとめ

第19話では、まひろが中宮や帝に謁見する事ができましたが、かなりの急展開で、驚かされましたね。

帝に対して「宋の国は、科挙という制度があり、身分を超えるものは素晴らしいので、我が国にも整えば」と進言するのは凄かったです。

今回も、藤原隆家たちがロクでもない事をしてしまって、大きな問題になりますが、これで邪魔者が一掃されそうなので、安心ですね。