ドラマ『ブルーモーメント 第7話』では、傾斜が30度以下だと、避難誘導しづらい地域が出てしまいます。
なぜ、傾斜30度以下だと、漏れやすくなってしまうのか?その理由について詳しく紹介しましょう。
ドラマ『ブルーモーメント 第7話』のキャスト
ブルーモーメントは、2024年4月24日から放送開始されました。
脚本&演出
- 脚本:浜田秀哉
- 演出:田中亮&森脇智延&下畠優太
登場人物&俳優
- 晴原柑九朗(演:山下智久)気象庁気象研究所の研究官
- 雲田彩(演:出口夏希)気象庁気象研究所で働く新人
- 園部優吾(演:水上恒司)晴原柑九朗に反発する消防班の班員
- 山形広暉(演:岡部 大)生死を決める現場を嫌う人物
- 丸山ひかる(演:仁村紗和)気象庁気象研究所のメンバー
- 三崎俊樹(演:ワタナベケイスケ)通信班
- 宍戸梨紗子(演:玉田志織)通信班
- 汐見早霧(演:夏帆)脳外科医
- 上野香澄(演:平岩紙)予報研究部の部長
- 佐竹尚人(演:音尾琢真)消防班チーフ
- 藤村四季(演:田中圭)晴原柑九朗の同僚
- 園部灯(演:本田翼)気象庁気象研究所の研究官
- 立花 藍(演:真矢ミキ)総務大臣
- 園部肇一(演:舘 ひろし)特命担当大臣
- 沢渡満(演:橋本じゅん)警察官で、立花藍の夫
ドラマ『ブルーモーメント 第7話』のストーリー
上野香澄は、息子に「これからは、休日はいつも一緒にいられるから」と約束をして「本当」と言われても、うなずいて返事をします。
息子が父親に連れられて帰って行くと、上野香澄は晴原柑九朗に、過去に何があったのか?話し始めました。
園部灯は、災害により危機が及んでいるので、ビルの屋上へ避難して下さいと呼びかけていました。
しかし、誰かが自然災害による恐怖からか?屋上に出るドアに鍵をかけてしまい、大きな被害に及んでしまったのです。
晴原柑九朗は「あなたのせいじゃない」と励まそうとしますが「私がね、彼女の死が注目されないように、その情報を揉み消してもらったの」
SDMで働く事になったら、いつか言おうと思っていましたが、今がその時だと想い、ようやく打ち明ける事ができました。
丸山ひかるは、過去の失敗から、がらにもなく落ち込んでいると、山形広暉から挑発じみた事を言われてしまいます。
「いつまで、うじうじしているんだ?お前は口が悪くても、男気がある奴だろう」
『こいつ、私に気があるのか?』と思ってしまいますが、その言葉のおかげで、ようやく立ち直る事ができました。
気象観測船が、海上竜巻に巻き込まれてしまい、漁船と接触事故を起こしてしまいます。
しかも、水蒸気が線状降水帯を生みだして、東海地方で集中豪雨が起きる可能性が高まってしまいました。
晴原柑九朗は、あらゆる角度から、地域の特性を把握して、一人の犠牲者も出さないように気象を読もうとします。
はたして、今回も犠牲者をゼロに抑えられるのでしょうか?
『傾斜が30度以下だと漏れてしまう理由』
傾斜が30度以下だと、避難誘導しづらくなるのは『土砂災害防止法』が大きく関係しているからです。
土砂災害防止法では、土砂災害が起こりやすいエリアを『土砂災害警戒区域(通称:イエローゾーン)』に設定しています。
参照元:https://www.mlit.go.jp/river/sabo/tokushu_dosha/tokushu_dosha1_sanko2.pdf
ただし、このイエローゾーンは、傾斜が30度以上で高さが5m以内の区域と決めているからです。
つまり、この土砂災害防止法により、土砂災害が起こりやすい29度であっても、イエローゾーンにはならず、避難誘導しづらいのです。
ドラマ『ブルーモーメント 第7話』の見所とまとめ
第7話では、線状降水帯が出てきましたが、やはりという感じがしましたね。
それだけ、この線状降水帯は多くの水害を引き起こすので、もう少し周知されて良いものです。
上野香澄によって、ようやく過去のいきさつが少し判明したので、これで、ますますSDMが団結するかな?という感じがしてきましたね。