朝ドラ『虎に翼 第54話』では、桂場等一郎は「正論は純度が高くなければいけない」と言っていましたが、それは大間違いです。
それでは、なぜ正論は純度が高いとマズイのか?詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
ドラマ『虎に翼』のキャスト
虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。
演出
- 梛川善郎
- 安藤大佑
- 橋本万葉
登場人物&俳優
- 猪爪寅子-佐田寅子(演:伊藤沙莉)三淵嘉子をモデルにした人物
- 猪爪はる(演:石田ゆり子)猪爪寅子の母親
- 猪爪直言(演:岡部たかし)猪爪寅子の父親
- 猪爪直道(演:上川周作)猪爪寅子の兄
- 猪爪直明(演:三山凌輝)猪爪寅子の弟
- 米谷花江(演:森田望智)猪爪寅子の同級生
- 佐田優三(演:仲野太賀)猪爪家に下宿する書生
- 山田よね(演:土居志央梨)男装をする女性
- 桜川涼子(演:桜井ユキ)華族のお嬢さま
- 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
- 崔香淑(演:ハ・ヨンス)朝鮮からの元留学生で、汐見の妻
- 轟太一(演:戸塚純貴)法学部で猪爪寅子と知り会う男子
- 花岡悟(演:岩田剛典)社交的な男性
- 小高奈津子(演:古畑奈和)花岡悟の婚約者
- 桂場等一郎(演:松山ケンイチ)司法の独立を重視する裁判官
- 穂高重親(演:小林薫)猪爪寅子の恩師
- 桜川寿子(演:筒井真理子)桜川涼子の母親
- 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
- 大庭徹男(演:飯田基祐)大庭梅子の妻
- 大庭光三郎(石塚陸翔)大庭梅子の三男
- 桜川侑次郎(演:中村育二)桜川涼子の父親
- 笹山(演:田中要次)笹寿司の主人であり寿司職人
- 竹中次郎(演:高橋努)新聞記者
- 久保田聡子(演:小林涼子)猪爪寅子の先輩
- 中山千春(演:安藤輪子)久保田聡子と同じ女子学生
- 雲野六郎(演:塚地武雅)雲野法律事務所の代表
- 星航一(演:岡田将生)温和な性格をした裁判官
- 汐見圭(演:平埜生成)家庭裁判所の設立に尽力する人物
- 稲(演:田中真弓)米谷家で働く女中
- 久藤頼安(演:沢村一樹)猪爪寅子に協力的な人物
- 多岐川幸四郎(演:滝藤賢一)猪爪寅子の上司
- 横山太一郎(演:藤森慎吾)猪爪寅子に怒ってしまう見合い相手
- 桜川涼子(演:桜井ユキ)華族の令嬢
- 田中(演:栗原英雄)夫婦間の暴力を扱う法廷の裁判長
- 東田側の弁護士(演:長谷川忍)夫の弁護人
- 峰子側の弁護士(演:じろう)妻の弁護人
- 東田甚太(演:遠藤雄弥)妻に暴力を振るっていた男性
- 峰子(演:安川まり)離婚調停中に、夫に財産の返還を求める女性
- 花岡悟(演:岩田剛典)猪爪寅子たちに優しく接する男子
- 轟太一(演:戸塚純貴)猪爪寅こたちに敵意を見せる男子
- 小橋浩之(演:名村辰)女子たちに罵声を浴びせていた男子
- 稲垣雄二(演:松川尚瑠輝)小橋浩之と一緒に、女子をバカにしていた男子
- 雲野(演:塚地武雅)猪爪寅子を指導していく弁護士
- 小泉(演:福室莉音)佐田寅子の後輩
- 久藤頼安(演:沢村一樹)佐田寅子を高く評価する人物
- 神保衛彦(演:木場勝己)桂場の恩師で帝国大学教授
- 立花幸恵(演:伊勢志摩)婦人代議士
- ホーナー(演:ブレイク・クロフォード)優しく佐田寅子にく接するユダヤ人
- 多岐川幸四郎(演:滝藤賢一)花岡悟を侮辱する人物
- 汐見(演:平埜生成)多岐川幸四郎のもとで働く人物
ドラマ『虎に翼 第54話』のストーリー
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/19a566fe0171b7a1a7f233f2a649612cff51e0b6
佐田寅子は、多岐川幸四郎の家へ行くと、崔香淑がいて驚いてしまいますが、彼女はすぐに玄関から廊下のほうへ立ち去っていきます。
多岐川幸四郎に「今のって、崔香淑さんですよね?」と聞くと、すぐに目を見開き、頭を抱えながら絶叫しました。
「しまったぁ!キョウコちゃんに佐田を連れて来ないでと言われていたんだ。悪いが、出て行ってくれ」
そう言われて、家から追い出されてしまいますが、自宅に帰って家族に打ち明けてみると、弟が「信じられない」と戸惑ってしまいます。
佐田寅子は悩み続けていると、母親は「それは生きていると色々とあるわよ」とさとされました。
翌日、職場へ行くと、汐見が「ごめん、キョウコの事を黙っていて」と話をしようとするので「それは、崔香淑さんから聞きたいので」
そう答えますが「そう言わずに聞いてくれ」と言われて、戦後の混乱期に、多岐川幸四郎が朝鮮人に法律を教えていた事を教えられます。
汐見は、多岐川幸四郎を通じて、彼女と知り合って、両親に反対されながら結婚したのです。
多岐川幸四郎は、そんな二人を家に居候させてくれていると聞いて『そうだったのか』と思ってしまいます。
職場に、桂場等一郎が、花岡悟の元妻を連れてくるので「すいませんでした、花岡悟さんが辛い事に気付かなくて」と頭を深く下げます。
「私は佐田さんにお礼が言いたかったの。前にチョコレートを渡してくれて、ありがとう。お互い頑張りましょうね、子供たちのために」
桂場等一郎は「家庭裁判所の設立が急務だ」とさとされますが「正論を言っても、納得してもらえないんです」と釈明します。
「正論は、見栄や詭弁がまじっていたらダメだ、純度が高ければ威力を発揮する」と言われますが、説得させる方法があるのでしょうか?
『正論は純度が高くなければいけないは大間違い』
正論は純度が高くなければいけないと言っていましたが、それだと失敗する可能性が高いです。
なぜなら、正論は純度が高くなりがちですが、人には『返報性の原理』があるからです。
参照元:https://life-is-creativity.weebly.com/27491355421239923244124311242812427.html
返報性の原理とは「相手が何かをしたら、こちらもお返しをしなくては』と思う事を指します。
正論を言われた時は『この人は、私の事を何も分からず好き勝手な事を言っている。なら、こちらも納得してたまるか』と思ってしまいます。
つまり、返報性の原理の逆パターンになってしまう訳ですね。
そのため、相手を褒めながら正論を言ったり、相手の考えを半分同意しながら説得したりしたほう成功しやすいです。
ドラマ『虎に翼 第54話』の見所とまとめ
第54話では、崔香淑が多岐川幸四郎ではなく、汐見のほうと結婚している事が判明しました。
前回の終わり方では、少し紛らわしい感じがしたので『そっちのほうか』と思ってしまいましたね。
家庭裁判所の設立を急ぐ必要がありますが、説得させるには純度を高くする必要があるので、ここがまさに正念場でしょう。