映画『ディア・ファミリー』の福本莉子たちの14個の名言を紹介!

映画『ディア・ファミリー』では、娘の命を救うために、医師でもないのに人工心臓を10年で作ろうとします。

そんな映画『ディア・ファミリー』の福本莉子さんたちの14個の名言について、詳しく紹介しましょう。

映画『ディア・ファミリー』のキャスト

日本のファミリー映画『ディア・ファミリー』は、年に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『ディア・ファミリー』のストーリー

引用:https://eiga.com/movie/100753/gallery/2/

坪井宣政や陽子たちは、医師から「お嬢さんの命は持って、10年です」と言われてしまい、愕然としてしまいます。

娘の難病は、手術をしても成功率が1%と言われてしまいますが、納得ができず、日本国中からアメリカの病院にまで足を運びます。

しかし、どの病院でも助けられないと言われてしまうので、出来るだけ佳美に無理をさせないようにしました。

佳美から「自分で出来る事は、自分でする」と反発されると、宣政は『そうだ、自分で作れば良いんだ』と思い立ちます。

「佳美!お父さんが絶対に治してやる」と約束して、自分で10年以内に人工心臓を作る事を決意します。

そこで、まずは東京都市医科大学の教授・石黒英二に何度も頭を下げて、人工心臓を作っているチームと合流する事になりました。

多くの仲間たちは協力的でしたが、富岡進だけが仲間にぼそっと愚痴をこぼします。

「教授はあの人に夢を見させているだけです。僕はもう、あの夫婦を見ていられません」

坪井宣政は、数千万円もの機械を準備していき、人工心臓の完成に近づいているかと思われた時に、医師から残酷な宣告を受けます。

「仮に、明日、人工心臓が出来たとしても、もう娘さんは助かりません。他の臓器にまで悪い影響が出ています」

坪井宣政は、あまりのショックで愕然としますが、佳美から「私の命はもう大丈夫だから、多くの人たちの命を救って」と頼まれます。

その言葉を聞いて、今度は心臓の働きをサポートする『バルールカテーテル』の完成を目指します。

妻から「今は佳美のもとにいてあげて」という言葉を振り切って「これは、俺と佳美の夢なんだ!」と突っぱねます。

はたして、坪井宣政は娘と交わした約束を守り、多くの心臓病患者を救うカテーテルを完成できるのでしょうか?

映画『ディア・ファミリー』の福本莉子たちの11個の名言

引用:https://eiga.com/movie/100753/gallery/4/

ディア・ファミリーでは、福本莉子さんたちによる11個の名言がありましたが、それは以下の通りです。

為せば成る為さねばならぬ何事も

つ坪井宣政の会社には『為せば成る為さねばならぬ何事も』と書かれている物が、かけられていました。

これは、米沢藩の名君・上杉鷹山の名言です。

どんなことでもやろうと思って努力すれば、必ず実現でます。逆に、無理だと思ってあきらめ努力をしなければ、絶対に実現できません。

そういう意味があり、坪井宣政にピッタリな言葉と言えますね。

何もしない10年とやってみる10年あなたはどちらを選ぶ

坪井宣政は、娘の命が10年しかない事に落胆しますが、妻から「何もしない10年とやってみる10年あなたはどちらを選ぶ?」と聞かれます。

この言葉に、坪井宣政は大きく背中を押されて、人工心臓の設計に人生をかけていくのです。

自分で出来る事は自分でする

坪井佳美は心臓病になってから、父親が何でも自分でしてあげようとするので「自分で出来る事は自分でする」と言い切りました。

この言葉により、父親が『そうか、人工心臓ができないなら、自分で作れば良いんだ』と思い立ちます。

お父さんが絶対に治してやる

坪井宣政は、心臓病を患った娘に「お父さんが人工心臓を作ってやる!お父さんが絶対に治してやる」と約束しました。

その力強い名言は、きっと娘に大きな力と希望を与えてくれた事でしょう。

3倍努力すれば良い

坪井宣政は大学に忍び込み、桜田純に分からない医療専門用語を聞こうとします。

「そうですか、娘さんのために10年で人工心臓を?確かに人工心臓は出来ると思いますが30年はかかると思います」

「それじゃ、3倍努力すれば良いという事ですね?」「いや、そういう訳には」

イムリミットの3倍は時間がかかると言われた時に、3倍努力すれば良いのかと、すぐに思い立った所は凄いの一言ですね。

上の動画(5分20秒ぐらいからです)では、ブログでビジネスをしている方も同じような事を説明していました。

「その当時って、ブログ毎日3記事書けば、3ヶ月後に10万円。なら毎日6記事書けば、1ヶ月半で10万円いくな」

このように、少し精神論の話になりますが、現代のビジネスでも通用する名言といえますね。

子供の時、人類は月にいけると思いましたか

努力を3倍すればいいという言葉に『そんな単純な話じゃない』と思われてしまいます。

しかし、坪井宣政は「あなたは子供の時、人類が月にいけると思いましたか?」とくい下がりました。

あの人たちにはタイムリミットがない

引用:https://eiga.com/movie/100753/gallery/

坪井夫婦は、人工心臓を作るチームのメンバーたちに感謝はしていました。

しかし、そのメンバーたちの多くが、バイトや夜勤の時間になると、仕事を切り上げて帰っていきます。

その姿を見たら「あの人たちにはタイムリミットがない」と寂しそうにつぶやいてしまうのです。

人の命を救うために医師になった

柳玲子たちは「人の命を救うために医師になった」と言い切って、心臓病の方たちを救うために、邁進します。

俺が諦めたら、そこで終わりじゃないか

坪井宣政は、どんな困難な事があっても、娘を救える可能性があるなら、諦めない男でした。

そのため、周りから『なぜ、そこまでポジティブになれるのか?』と思われたら「俺が諦めたら、そこで終わりじゃないか」

そう言い切るほどの人物だったのです。

私の命はもう大丈夫だから

坪井佳美(演:福本莉子)は、父の顔を見て『あぁ、もう私は助からないんだな』と確信します。

今まで、人工心臓を完成させるために邁進してきた父が、もう何もやる気を出そうとしませんでした。

そこで、坪井佳美は「私の命はもう大丈夫だから、多くの人たちの命を救って」と頼み込むのです。

それで次はどうする

坪井宣政は、諦めの悪い男であり、壁にぶつかると「次は、どうする」とつぶやいて、行動に移ろうとします。

その考えは家族にも伝染するように、移っていき、家族からも「次は、どうする?」と言われるようになりまいた。

諦めの悪いお父さんの子供

坪井佳美(演:福本莉子)は、心臓病で命は長くないのに、希望を捨てようとしませんでした。

なぜなら「私は、諦めの悪いお父さんの子供だから」と言い切るほど、あの人の娘なんだからと思っていたからです。

手を差し伸べられないなら医師になった意味がありません

石黒英二は、人工心臓の実用化に猛反対しますが、そこに富岡進が割って入り、名乗りを上げます。

「ここで、坪井さんに手を差し伸べられないなら、私が医者になった意味がありません」

人の心を突き動かすほどの名言は、きっと坪井宣政を救った事でしょう。

私の医師免許にかけて

石黒英二は、途中まで理解を示すような事を言っておきながら、人工心臓で事故が起きた事を知ると、態度を一変させます。

「私の医師免許にかけて、あなたの人工心臓が実用化する事はありません」

坪井宣政は、テストもパスしてバルールカテーテルを実用化できるはずと思い、猛反発します。

そこに、富岡進が「私が責任を持ちます。私の医師免許にかけて」と同じ名言を言い返しました。

『私の医師免許にかけて』は、二人が使った名言でしたが、使う人物が違うと、ここまで違う意味に聞こえるものですね。

『ディア・ファミリー』と他の映画を比較

ディア・ファミリーだけではなく、映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』でも、大事な人が命を落とそうとします。

そこで、多くの人々が行き交う中で「助けて下さい!」と泣き叫んでしまうのです。

病気の種類は違いますが、大事な人と残り少ない時間を生きようとする所は、同じであり、人の心を打つ映画ですね。

映画『ディア・ファミリー』のまとめ

引用:https://dear-family.toho.co.jp/

ディア・ファミリーを見た感想について、詳しく解説します。

映画『ディア・ファミリー』のオススメ層

ディア・ファミリーでは、両親だけではなく、姉妹も佳美を救おうとします。

そのため、ファミリーで一緒に見て欲しい映画ですが、是非とも医療にたずさわる方にも見て欲しい映画ですね。

そう言うのも、一部の意思が「所詮は、素人」とさげすんで、人工心臓の実用化が遅れたからです。

相手が誰であっても、一緒に医療を進歩させて欲しい所があるので、医師の方も見ておく価値がありますね。

  • キッズ:⭐️⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 医療関係者:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『ディア・ファミリー』の残念な所

この映画を見て、つくづく思ったのが、石黒英二が最低な医師という事でした。

最初は理解を示しておきながら、上から反対されると、簡単に意見をひるがえして、冷たい言葉を浴びせてきました。

自分の立場では、上に逆らえない事を素直に話して、力が及ばない事を伝えればいいのにと思ってしまう映画でしたね。

映画『ディア・ファミリー』の見所

随所に、人の心を打つ名言が散りばめられていて、涙腺の弱い方は、映画館で号泣する作品になっています。

ラストシーンで、大泉洋さんが「私は娘を助けられなかった人間なので、表彰されるような人間ではありません」と言ってしまいます。

しかし、そこでリポーター役の有村架純さんから、あなたの作った人工心臓で救われた命がある事を言われるシーンは、凄く感動的で良かったですね。