戦争孤児が生きる仕事はいくつもあった!朝ドラ『虎に翼 第57話』

引用:https://www.nhk.jp/p/toranitsubasa/ts/LG372WKPVV/

朝ドラ『虎に翼 第57話』では、戦争孤児が多くいて、その中にはスリをしなくても、生きている者もいました。

そこで、戦争孤児がスリ以外で、どのような方法で生きていたのか?詳しく紹介しましょう。

ドラマ『虎に翼』のキャスト

虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。

演出

  • 梛川善郎
  • 安藤大佑
  • 橋本万葉

登場人物&俳優

  • 猪爪寅子-佐田寅子(演:伊藤沙莉)三淵嘉子をモデルにした人物
  • 猪爪はる(演:石田ゆり子)猪爪寅子の母親
  • 猪爪直言(演:岡部たかし)猪爪寅子の父親
  • 猪爪直道(演:上川周作)猪爪寅子の兄
  • 猪爪直明(演:三山凌輝)猪爪寅子の弟
  • 米谷花江(演:森田望智)猪爪寅子の同級生
  • 佐田優三(演:仲野太賀)猪爪家に下宿する書生
  • 山田よね(演:土居志央梨)男装をする女性
  • 桜川涼子(演:桜井ユキ華族のお嬢さま
  • 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生で、汐見の妻
  • 崔香淑(演:ハ・ヨンス)朝鮮からの留学生
  • 轟太一(演:戸塚純貴)法学部で猪爪寅子と知り会う男子
  • 花岡悟(演:岩田剛典)社交的な男性
  • 小高奈津子(演:古畑奈和)花岡悟の婚約者
  • 桂場等一郎(演:松山ケンイチ)司法の独立を重視する裁判官
  • 穂高重親(演:小林薫)猪爪寅子の恩師
  • 桜川寿子(演:筒井真理子)桜川涼子の母親
  • 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
  • 大庭徹男(演:飯田基祐)大庭梅子の妻
  • 大庭光三郎(石塚陸翔)大庭梅子の三男
  • 桜川侑次郎(演:中村育二)桜川涼子の父親
  • 笹山(演:田中要次笹寿司の主人であり寿司職人
  • 竹中次郎(演:高橋努)新聞記者
  • 久保田聡子(演:小林涼子)猪爪寅子の先輩
  • 中山千春(演:安藤輪子)久保田聡子と同じ女子学生
  • 雲野六郎(演:塚地武雅)雲野法律事務所の代表
  • 星航一(演:岡田将生)温和な性格をした裁判官
  • 汐見圭(演:平埜生成)家庭裁判所の設立に尽力する人物
  • 稲(演:田中真弓)米谷家で働く女中
  • 久藤頼安(演:沢村一樹)猪爪寅子に協力的な人物
  • 多岐川幸四郎(演:滝藤賢一)猪爪寅子の上司
  • 横山太一郎(演:藤森慎吾)猪爪寅子に怒ってしまう見合い相手
  • 桜川涼子(演:桜井ユキ華族の令嬢
  • 田中(演:栗原英雄)夫婦間の暴力を扱う法廷の裁判長
  • 東田側の弁護士(演:長谷川忍)夫の弁護人
  • 峰子側の弁護士(演:じろう)妻の弁護人
  • 東田甚太(演:遠藤雄弥)妻に暴力を振るっていた男性
  • 峰子(演:安川まり)離婚調停中に、夫に財産の返還を求める女性
  • 花岡悟(演:岩田剛典)猪爪寅子たちに優しく接する男子
  • 轟太一(演:戸塚純貴)猪爪寅こたちに敵意を見せる男子
  • 小橋浩之(演:名村辰)女子たちに罵声を浴びせていた男子
  • 稲垣雄二(演:松川尚瑠輝)小橋浩之と一緒に、女子をバカにしていた男子
  • 雲野(演:塚地武雅)猪爪寅子を指導していく弁護士
  • 小泉(演:福室莉音)佐田寅子の後輩
  • 久藤頼安(演:沢村一樹)佐田寅子を高く評価する人物
  • 神保衛彦(演:木場勝己)桂場の恩師で帝国大学教授
  • 立花幸恵(演:伊勢志摩)婦人代議士
  • ホーナー(演:ブレイク・クロフォード)優しく佐田寅子にく接するユダヤ
  • 多岐川幸四郎(演:滝藤賢一)花岡悟を侮辱する人物
  • 汐見(演:平埜生成)多岐川幸四郎のもとで働く人物
  • 道男(演:和田庵)スリの少年たちのリーダー

ドラマ『虎に翼 第57話』のストーリー

引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/kyouikushigaku/37/0/37_KJ00009272634/_pdf/-char/ja

轟太一は「佐田、お前を疑う訳ではないが、ただ、これ以上は子供の心を傷つけないでやってくれ、それだけなんだ」と頼みます。

佐田寅子は「轟さん」と寂しそうにつぶやいてしまいました。

そこに、多岐川幸四郎もやって来るので、山田よねは「誰だ、おっさん?」と聞いてしまいます。

「会ったばかりで、おっさんと言う者に名乗る名前はない」

山田よねは、その言葉にぐうの音も出ず、黙り込んでしまうしかありませんでした。

多岐川幸四郎は、道男に「何かあったら、家庭裁判所を頼りなさい」と言って、家庭裁判所が愛の裁判所である事を教えます。

翌日、警察は戦災孤児たちを街中から排除しようともくろみ、連行していった子供たちは全て家庭裁判所が預かる事になりました。

しかし、子供たちの人数があまりにも多すぎて、すぐには引き取り手を見つける事ができず、悪戦苦闘します。

その中には、道男もいて「どうしたの?」と驚いてしまいますが、引き取り手がいないと知ると、帰ろうとします。

「それじゃ、あんたが何かしてくれるの?俺を家にでも泊めてくれるっていうの」

畳み掛けるように言われてしまい、思わず「それじゃ、ウチに泊めてあげるわよ」と言ってしまいました。

しかし、ガラも悪く、目つきもするどくて、子供たちは怖がり「一緒に住みたくない」と言い出す家族まで出てしまいました。

それでも、猪爪はるだけは「泊めてあげない」と言ってあげます。しかし、食事のマナーも悪く、家族は勝手な事をした寅子を睨んでしまうのです。

『戦争孤児が生きる方法はスリ以外にもあった』

日本が第二次世界大戦のあと、両親を失い、多くの戦争孤児であふれかえり、今作のようにスリをして生きる者もいました。

それ以外にも、タカリをする者もいて、警察が実力行使に出ざるを得ない状況に陥ってしまいます。

しかし、スリやタカリなど犯罪を行わなくても生きている者もいました。

参照元https://www.jstage.jst.go.jp/article/kyouikushigaku/37/0/37_KJ00009272634/_pdf/-char/ja

それらの者たちは、靴みがき・闇タバコの 立ち売 り・汽車のヤミ切符売りなどをしていたのです。

少しずつではありますが、仕事が増えていき、やがて日本は経済成長し続けて『もはや戦後ではない』と言う時代がやってきます。

ドラマ『虎に翼 第57話』の見所とまとめ

第57話を見ましたが、これはどう考えても、佐田寅子が悪かったですね。せめて家族に相談してから、行動を起こすべきでした。

あまりにも身勝手な行動であり、大抵の人間であれば、家族と言えども反発したくなるでしょう。

しかし、このような話は『はだしのゲン』でもあって、ゲンたちの家族の面倒を見ようとした家族と衝突したシーンがありました。

あの時は、引き取ろうとした家のおばあさんが意地悪な事をした訳ですが、日本の戦後がいかに大変だったのか?よく分かりますね。