映画『朽ちないサクラ』の7つの名言を紹介!

映画『朽ちないサクラ』では、森口泉が親友を信じきれず、津村千佳が殺害されてしまいました。

そんな映画『朽ちないサクラ』の7つの名言について、詳しく紹介しましょう。

映画『朽ちないサクラ』のキャスト

日本のサスペンス映画『朽ちないサクラ』は、2024年6月21日に公開されました。

監督&脚本&原作

登場人物&俳優

  • 森口泉(演:杉咲花)警察の事務員
  • 富樫隆幸(演:安田顕)森口泉の上司
  • 梶山浩介(演:豊原功補)公安を毛嫌いする刑事
  • 磯川俊一(演:萩原利久)森口泉を支える刑事
  • 津村千佳(演:森田想)森口泉の親友
  • 辺見学(演:坂東巳之助)黒い噂のある刑事
  • 兵藤洋(演:駿河太郎)ジャーナリスト
  • 浅羽弘毅(演:遠藤雄弥)富樫隆幸に助けられた事がある人物
  • 津村雅子(演:藤田朋子)津村千佳の母親

映画『朽ちないサクラ』のストーリー

引用:https://eiga.com/movie/101194/gallery/3/

愛知県警には、県民から多くのクレームの電話が殺到していました。それは、ストーカー殺人の被害届の受理を遅らせたからです。

当初は、やるべき仕事が多かったので、受理が遅れたと説明していましたが、刑事たちが10日間も慰安旅行していた事が発覚します。

慰安旅行を優先して、被害者が出たのか?という批判の声があがりますが、刑事たちは『慰安旅行は内部告発で漏れたんだろう』と疑います。

森口泉は、うっかり、親友の津村千佳に慰安旅行の話をしてしまい、その時、記事にしないようにお願いしました。

津村千佳は「分かった、泉と会えなくなるのは嫌だし」と約束しましたが、その情報が漏れて記事になってしまったのです。

森口泉は『きっと千佳が漏らしたんだ』と疑いますが、津村千佳は「私は漏らしていない」と強く否定します。

それから、津村千佳は自分の疑いを晴らそうとして、独自で調べようとしたら、何者かによって殺害されてしまったのです!

森口泉は『私のせいで、千佳が』と思って、責任を感じてしまい、事務員なのに捜査しようとします。

上司の富樫隆幸は、そんな部下を支えてあげようとして、ベテラン刑事・梶山浩介も詳しく捜査しようとします。

やがて、カルト教団が、この事件に関わっている可能性が高まり、被疑者を追跡しようとしました。

しかし、被疑者は車の運転を誤り、命を落としてしまいます。梶山浩介は悔しがりますが、事件の真相は闇に葬り去られるのでしょうか?

映画『朽ちないサクラ』の7つの名言

引用:https://eiga.com/movie/101194/gallery/7/

朽ちないサクラの7つの名言は、以下の通りです。

ハナから疑うのが刑事

森口泉は、富樫隆幸から「お前が津村千佳と親友で、事件前に会っている事は分かっている」と言われてしまいます。

私はあなたの部下なのにと思って「私の事を疑っているんですか?」と聞くと「ハナから疑うのが刑事だ」と言い返されてしまいました。

刑事というのは、部下だろうが、家族だろうが疑わなくてはいけない職業なので、何とも切ないシーンでした。

ジャーナリストの矜持(きょうじ)

梶山浩介は、兵藤洋に「誰から、慰安旅行の事を聞いた?」と問いかけても「守秘義務がありますから、これはジャーナリストの矜持です」

そう反論されてしまいますが、殺人事件が続いて、自分が犯人扱いされてはたまらないと思って、アッサリとその矜持を破ってしまいました。

刑事と公安は同じ屋根の下の赤の他人

富樫隆幸や梶山浩介たちは、公安が捜査に協力するのは難しいだろうとうなってしまいます。

森口泉は「同じ警察なんだから、捜査協力ぐらい」と言いますが、富樫隆幸は「刑事と公安は同じ屋根の下の赤の他人だ」と否定します。

染み付いた思想はぬぐえやしない

富樫隆幸は、かつてカルト信者が、脱走しようとしてリンチされているのを見て、思わず助けてしまいます。

これが原因となり、警察からマークされている事が分かり、カルト教団は早めに暴発して、多くの犠牲者を出しました。

しかし、助けた信者は再び、カルト教団に戻ってしまい「染み付いた思想は、ぬぐえやしない」と残念がってしまうのです。

自分の過去を清算したい

富樫隆幸は、自分の過去の失敗で、多くの犠牲者を出してしまったので「自分の過去の清算をしたい」と言って、未来のために歩もうとします。

過去を変える事はできませんが、今後の行動次第で、過去の失敗を清算する事もできるので、多くの方にも共有できる名言と言えますね。

1人の命で100人の命が守れるなら

森口泉は、公安の人間が、1人の命を軽んじた事に抗議しますが「1人の命で100人の命が守れるなら」と否定されます。

警察は、被害者の遺族のために動きますが、公安は未来の事件を防ぐ事が役割なので、その溝は簡単に埋められなかったのです。

許そうが許すまいが公安は変わらない

森口泉は、公安のせいで、かけがえのない親友が死んでしまったので「私は許しません」と強く非難します。

しかし、公安の人間は「許そうが許すまいが、公安は変わらない」と言い切ってしまいました。

『朽ちないサクラ』と他の映画を比較

今作では、カルト教団が大きく取り上げられていましたが、映画『わたしの魔境』でも、カルト教団が取り上げられていました。

ただし、朽ちないサクラではカルト教団は軽く演出していて、刑事や公安などの動きにスポットライトをあてた感じでした。

それでも、両方の作品とも、カルト教団の恐ろしさがよく分かる内容になっているので、見ておく価値がありますね。

映画『朽ちないサクラ』のまとめ

引用:https://eiga.com/movie/101194/gallery/16/

朽ちないサクラを見た感想について、詳しく解説します。

映画『朽ちないサクラ』のオススメ層

朽ちないサクラでは、警察・公安・カルト教団など、様々な組織がからんでいき、事件の闇の深さがよく描かれていました。

そのため、サスペンス映画が好きな方にはオススメですね。

  • キッズ:⭐️⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️

映画『朽ちないサクラ』の残念な所

森口泉は、親友を失ったり、信じていた人に裏切られたりして、何かと可哀想に思えてしまうストーリーでした。

梶山浩介は、公安を嫌っている割には、元公安の人間を信頼している所もあって、少し不可解な所があって、モヤモヤする感じはありましたね。

映画『朽ちないサクラ』の見所

警察・公安・カルト教団が、3つ巴の争いをしていき、誰が味方で誰が敵なのか?分からなくなるのが、面白い所でしたね。

朽ちないサクラというタイトルは、もしかしたら、サクラと呼ばれる公安は、いつまでも変わらないという意味があるのかもしれません。

今作では、謎解きだけではなく、パトカーが次々に発進していく所が爽快感があり、なかなか見所の多い作品でしたね。