映画『ACIDE/アシッド』の3つの名言を紹介

映画『ACIDE/アシッド』では、温暖化により、世界各地で酸性雨が降り出して、多くの者たちが逃げまどいます。

そんな映画『ACIDE/アシッド』の3つの名言について、詳しく紹介しましょう。

映画『ACIDE/アシッド』のキャスト

フランスのパニック映画『ACIDE/アシッド』は、日本では2024年8月30日に公開されました。

監督&脚本

  • 監督:ジュスト・フィリッポ
  • 脚本:ヤシネ・バッダイ&ジュスト・フィリッポ 

登場人物&俳優

  • ミシャル(演:ギヨーム・カネ)妻子を酸性雨から守ろうとする男性
  • エリーズ(演:レティシア・ドッシュ)ミシャルの妻
  • セルマ(演:ペイシェンス・ミュンヘンバッハ)ミシャルとエリーズの娘
  • デボラ(演:マリー・ユンク)ミシャルたちを助ける女性
  • ウィリアム(演:マルタン・ベルセ)デボラの息子
  • カリン(演:スリアン・ブラヒム)ミシャルの知り合い

映画『ACIDE/アシッド』のストーリー

“アシッド1”/

引用:https://eiga.com/movie/102046/gallery/7/

フランスで、ある暴動が起きてしまい、ミシャルは仕事のために体を張って暴動を抑えこもうとしました。

それから、歳月が流れて、馬の調教を教えている学校で、男子たちが、スマホを利用して、暴動の動画を見ながら笑っていました。

「見ろよ、この顔。こんなのが親だったらなぁ」とバカにしていましたが、その相手はミシャルでした。

セルマは、自分の父親がバカにされている事が我慢できず、男子を張り倒して「これでも喰らいな」と言って、馬糞を口の中に押し込んだのです。

すぐに、両親が呼び出されてしまい、謝ろうとしますが、教師は険しい表情を崩そうとしません。

そんな最中、世界は温暖化に伴い、酸性雨が降るようになっていくニュースがよく報道されていました。

ミシャルは『そんなのは南半球の話であり、フランスは大丈夫だ』とタカをくくっていたのです。

ところが、その酸性雨はフランスにも降るようになってしまい、エリーズはミシャルに連絡を取り、急いでセルマを助けに行きます。

セルマは、馬を伴って外で、実技の練習をしていた所でした。二人は道路が封鎖されていたので、止むを得ず、車で悪路を突き進みました。

なんとか、娘を救い出して、酸性雨から逃げるように、移動していきますが、車をダメにして橋を渡ろうとした時です。

母親が家族と離れ離れになってしまい、橋から川に落ちてしまいました。川には多くの酸性雨が混じっていて、セルマは「ママ!」と叫びます。

はたして、3人が安心して住める所など、あるのでしょうか?

映画『ACIDE/アシッド』の3つの名言

“アシッド2”/

引用:https://eiga.com/movie/102046/gallery/

ACIDE/アシッドの3つの名言は、以下の通りです。

一人の痛みは我らの痛み

フランスで暴動を起こした者たちは「一人の痛みは我らの痛み」と叫び、暴れまわっていました。

暴動はよくありませんが、苦しみを皆んなで共有して頑張ろうとする所は、見習って損はないでしょう。

漂白剤みたいな雨

酸性雨は、白く、物を溶かしていく事から、住民は「漂白剤みたいな雨」と吐き捨てました。

まさに、その通りで、酸性雨で溶かされたものは、漂白剤が混じっているかのように、白く泡立っていくのです。

あの橋で止めてくれなかったから

セルマは、ママとだけ離れ離れになってしまい、大いなる悲劇に嘆き悲しみます。

やがて、セルマは「あの時、パパが、あの橋で止めてくれなかったら」と、なぜママだけを行かせたのかと責め立てます。

よく映画で、橋が運命の分かれ道になる事もあり、日本でも死後の世界では三途の川が出てくるので、橋というのは重要なテーマですね。

『ACIDE/アシッド』と他の映画を比較

映画『ACIDE/アシッド』のように、雨をテーマにした恐ろしい作品は他にもあって、それが『雨女』です。

呪怨を生み出した清水祟監督の作品であり、多くの者たちを恐怖のどん底に突き落としていきます。

酸性雨のように、環境をテーマにしたものではありませんが、雨をテーマにした所は共通しているので、二つを見比べてみるのも悪くないでしょう。

映画『ACIDE/アシッド』のまとめ

“アシッドの画像”/

引用:https://longride.jp/acide/#cast

ACIDE/アシッドを見た感想について、詳しく解説します。

映画『ACIDE/アシッド』のオススメ層

家族が協力しながら、酸性雨から逃げていくので、家族揃って見るのも悪くはありません。

ただし、酸性雨で肌が焼けたり、足に激痛が走るシーンなどがあるので、小さい子供には刺激が強いので要注意です。

  • キッズ:⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『ACIDE/アシッド』の残念な所

セルマが、ワガママな事ばかり言ったり、勝手な行動を取ったりして、父親を苦しめる事になります。

父親にも悪い所はありましたが、セルマがもう少し落ち着いて行動していれば、少し違う結果になったかもしれませんね。

映画『ACIDE/アシッド』の見所

酸性雨が迫る恐怖は迫力があり、ミシャルが足を火傷しながら、酸性雨の混じった土を踏んでいく所は、凄く痛々しかったですね。

しかも、酸性雨の混じった川に落ちた者は、ゾンビのような姿になってしまい、パニック映画が好きな方にはたまらないシーンでしょう。

この映画を見ていると、日本で平穏無事に生きている事がいかに幸せなのか?よく分かりますね。