映画『ACIDE/アシッド』では、ミシャルが橋を渡ろうとした時に、エリーズを止めずに見殺しにしてしまいました。
なぜ、ミシャルは妻のエリーズを止めなかったのか?その理由について詳しく紹介しましょう。
映画『ACIDE/アシッド』のキャスト
フランスのパニック映画『ACIDE/アシッド』は、日本では2024年8月30日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:ジュスト・フィリッポ
- 脚本:ヤシネ・バッダイ&ジュスト・フィリッポ
登場人物&俳優
- ミシャル(演:ギヨーム・カネ)妻子を酸性雨から守ろうとする男性
- エリーズ(演:レティシア・ドッシュ)ミシャルの妻
- セルマ(演:ペイシェンス・ミュンヘンバッハ)ミシャルとエリーズの娘
- デボラ(演:マリー・ユンク)ミシャルたちを助ける女性
- ウィリアム(演:マルタン・ベルセ)デボラの息子
- カリン(演:スリアン・ブラヒム)ミシャルの知り合い
映画『ACIDE/アシッド』のストーリー
地球の環境は悪くなる一方で、南半球の大部分で酸性雨が降るようになってしまい、ついにフランスにも酸性雨が降り始めます。
ミシャルは、妻のエリーズから「セルマが学校に行っているから、助けて欲しい」と懇願されるので、急いで駆けつけます。
しかし、道路は封鎖されていたので、車で悪路を突き進み、娘のセルマを救出する事ができました。
車は多くの酸性雨を浴びてしまい、使い物にならなくなったので、親娘3人で歩き続けて、橋を渡ろうとした時です。
警備員が、途中で通行を禁止してしまい、妻だけ先に行ってしまい、離れ離れになってしまいました。
セルマは「ママ」と叫びますが、エリーズは橋から転落してしまい、酸性雨が混じっている川に落ちてしまったのです。
セルマは、急いでママを助けようとしますが、哀れにも、エリーズは頭がはげて、肌はやけただれて、死んでしまいました。
仕方なく、二人で逃避行の旅を続けていきますが、セルマは「あの時、パパがママを橋で止めてくれなかったから!」と責めてしまいます。
はたして、こんな状況で、二人は酸性雨から身を守る事ができるのでしょうか?
ミシャルがエリーズを橋で止めず見殺しにした理由
ミシャルが、エリーズを橋で止めなかったのは、警備員に阻止されたというよりは、あえて行かせた感じがあります。
なぜなら、ミシャルは、少しの間だけでも、娘と二人っきりになって、話しをしたかったからでしょう。
ミシャルには、カリンという大事な女性もいたので、その女性に娘を会わせたかったはずです。
そのためには、妻と少しだけ離れても仕方ないと思っている事があって、あえて妻だけ先に行かせたのでしょう。
それがまさか、川に落ちるとは思っていなくて、最悪の結果に陥った訳ですね。
映画『ACIDE/アシッド』のまとめ
ACIDE/アシッドでは、酸性雨によって、家がボロボロになってしまい、長居できない住民が多くいました。
さらに、車も酸性雨によって使い物にならなくなるので、酸性雨が降る前に移動する必要があったのです。
ミシャルは、妻のエリーズを橋で止めなくて、最悪の結果になりましたが、こんな結果になるとは思っていなかったのでしょう。