ドラマ『マウンテンドクター 第9話』では、江森岳人が「救える命・救えない命・救わない命」とつぶやきます。
救えない命と救わない命は似たような言葉に聞こえますが、どのような違いがあるのか?詳しく紹介しましょう。
ドラマ『マウンテンドクター 第9話』のキャスト
マウンテンドクターは、から放送開始されました。
脚本&監督
- 脚本:高橋悠也
- 監督:国本雅広&高橋貴司&保坂昭一
登場人物&俳優
マウンテンドクターに登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。
宮本家
信濃総合病院
- 江森岳人(演:大森南朋)循環器内科医で山岳医
- 村松典子(演:岡崎紗絵)麻酔科医
- 鮎川玲(演:宮澤エマ)看護師
- 小宮山太(演:八嶋智人)救命救急のチーフ医師
- 掛川康二(演:近藤公園)循環器内科医
- 平早紀(演:トラウデン直美)オペ看護師
- 松澤周子(演:檀れい)院長
鮎川山荘
その他
- 小松真吾(演:向井康二)焼き鳥屋『しんちゃん』の店主
- 豪徳寺武(演:平山祐介)消防防災航空隊の隊長
- 美鈴(演:中越典子)江森岳人の婚約者
- 純家健一(演:松尾諭)医療政策課の職員
- 宇田(演:螢雪次朗)亡き妻とのデートを楽しむ登山家
- 丸川聡一(演:森準人)宮本歩の友人
ドラマ『マウンテンドクター 第9話』のストーリー
小松真吾のお店に、村松典子や鮎川玲たちが食べに来ますが、そこに宮本歩の姿はありませんでした。
二人は「今日は何で、歩、こなかったんだろう?」と話し合っていると、小松真吾は「きっと俺と会いたくないんだろう」とつぶやきます。
そこで、小松真吾は病院で、宮本歩に「お前の事を信じて、息子を任せたんだぞ」と胸ぐらをつかんだ事を打ち明けました。
村松典子は「(私たちに)言ってよ」と驚いてしまい、鮎川玲は「あの時はごめんなさい」と謝ります。
「いや、鮎川さんには感謝していますよ、ずっと息子のそばでいてくれて」
翌日、宮本歩は知人・丸川聡一が遭難したと事を知って、山へ急行しようとしますが、江森岳人から止められます。
「待て、それは救助隊がする事であり、医師のする事ではない」「でも、今はプライベートの時間なんで、失礼します」「宮本!」
宮本歩は、江森岳人の静止を振り切って、知人を助けに行きますが、体の具合が悪い事から、救助隊の到着を待たず、下山を始めます。
それが大きな原因となり、救助隊が助けに行くのに時間がかかってしまい、他の患者を助ける事に時間をかけてしまいました。
そんな時に、丸川聡一がSNSに「MMTのお陰で助かりました」と投稿して、救助ヘリに乗れた事を喜ぶ内容まで記載してしまいます。
世間では『ヘリをタクシー扱いするな』という怒りの声があがり、医師が遭難した事についても批判の声があがりました。
はたして、宮本歩やMMTは、どうなってしまうのでしょうか?
『救えない命と救わない命の違い』
江森岳人が「救えない命と救わない命」とつぶやきましたが、それはどう頑張っても救えない命と、優先的に救わないほうが良い命の違いでしょう。
今回、宮本歩が知人を助けようと突っ走ってしまいますが、これこそ医師が救わない命だったのでしょう。
なぜなら、医師が救わなければ、早めに救助隊が到着して、他の患者が待たされる事も無かったからです。
さらに言えば、小松真吾の息子のそばにいて、遠くで怪我した人も、救わない命であり、それも救助隊に任せるべきでした。
そうすれば、不測の事態に備えて、小松真吾の息子を危険な目にあわさずに済んだという事でしょうね。
ドラマ『マウンテンドクター 第9話』の見所とまとめ
第9話でも、いまだに小松真吾が、宮本歩を罵ってしまいましたね。
子供の事を大切に思う気持ちはよく理解できますが、もう少し友達の事も考えて欲しかったです。
それでも、ラストシーンで、宮本歩と話し合おうとしする所は良かったので、そこはやはり親友という感じがしましたね。