映画『夏目アラタの結婚』では、児童相談所の職員が、死刑囚・品川真珠にプロポーズしてしまいます。
そんな映画『夏目アラタの結婚』の7つの名言について、詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
映画『夏目アラタの結婚』のキャスト
日本のサスペンス映画『夏目アラタの結婚』は、2024年9月6日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- 夏目アラタ(演:柳楽優弥)死刑囚と結婚の約束をする男性
- 品川真珠(演:黒島結菜)品川ピエロと恐れられる死刑囚
- 宮前光一(演:中川大志)品川真珠の弁護士
- 桃山香(演:丸山礼)児童相談所の職員で、夏目アラタの同僚
- 大高利郎(演:立川志らく)児童相談所の署長
- 桜井健(演:福士誠治)検察官
- 井出茂雄(演:今野浩喜)拘置所の刑務官
- 藤田信吾(演:佐藤二朗)死刑囚アイテムのコレクター
- 神波昌治(演:市村正親)裁判長
映画『夏目アラタの結婚』のストーリー
夏目アラタは、遺族の少年から「殺害された父さんの首を見つけたいんだ」と打ち明けられます。
その父親の遺体は、首だけがなかったので、仕方なく、容疑者である死刑囚・品川真珠と接見する事になりました。
しかし、品川真珠は夏目アラタを見るなり「予想しているのと違った」と言い放ち、立ち去ろうとします。
『このままでは、あいつの父親の首の居場所を聞き出せない』と焦ってしまい「おい、俺と結婚しねぇ?」とプロポーズしてしまうのです。
品川真珠は、プロポーズされて、まんざらでもなかったようで、弁護士・宮前光一にプロポーズした事について打ち明けます。
それから、夏目アラタは、何度も接見しますが、なかなか首の居場所を教えてもらえず、焦ってしまいます。
やがて、夏目アラタは、自分が若い頃に、少女だった品川真珠に優しく接していた事を思い出して『あいつだったのか』と驚いていしまうのです!
映画『夏目アラタの結婚』の7つの名言
映画『夏目アラタの結婚』の7つの名言は、以下の通りです。
安心できる匂いの女が好き
夏目アラタは、品川真珠からロリコン呼ばわりされてしまい、ついムキになって「俺は、安心できる匂いの女が好きだ」と言い張ってしまいます。
実は、男性よりも女性のほうが、異性に惹かれる理由として、匂いを挙げる事があります。
性別の違いはありますが、嗅覚は人間にとって重要なポイントであり、これはあながち嘘ではないかもしれません。
今日会う前からずっと前から始まっていた
死刑囚に少しでも、警戒を解いてもらおうと思って、夏目アラタは「今日会う前からずっと前から始まっていた」とキザな事を言います。
完全に嘘をついているつもりでしたが、幼い頃の品川真珠にハンカチを差し出した事もあったので、結果的に嘘ではありませんでいた。
品川真珠にとって、その言葉を聞いた時に、思わず過去の事を思い出したのかもしれませんね。
犯罪者が魅力的な訳がない
夏目アラタは「犯罪者が魅力的な訳がない」と言い放ち、決して、死刑囚にとりこまれないようにしていました。
しかし、品川真珠と話せば話すほど、彼女の言い様もない魅力にとりつかれていき、彼女を心配するようになります。
痛々しい所はある種の魅力
弁護士の宮前光一は、品川真珠について「痛々しい所は、ある種の魅力」と評して、夏目アラタはそれを否定できません。
確かに、人にない所があれば、それが際立つ事があるので、これは的を得た名言と言えますね。
殺人犯に取り込まれないように
藤田信吾は、夏目アラタが死刑囚と関わっている事を知って「殺人犯に取り込まれないように」と忠告します。
今まで、何名もの死刑囚に会ってきたので、死刑囚には他の人にはいない魅力を知っているからこその名言でしょう。
その先に何があるって言うんだ
夏目アラタは、ついに品川真珠をバイクに乗せて、逃避行の旅に出ていき、世間は騒然となります。
裁判長の神波昌治は、そんな二人を見て「その先に、何があるって言うんだ?」と心配してしまうのです。
資格なんて無くて良い
夏目アラタは、本気で品川真珠を愛するようになっていきますが「自分には、その資格がない」とつぶやき、去ろうとします。
しかし、弁護士の宮前光一から「資格なんて無くて良い」と言われて、これからも彼女のそばにいるように説得されました。
実際に、多くの日本人は資格や肩書きにこだわり、自信を持てないので、その時は、この名言を思い出して欲しいですね。
映画『夏目アラタの結婚』のまとめ
夏目アラタの結婚では、児童相談所の職員と、死刑囚が駆け引きを行っていくので、多くの名言が登場しました。
夏目アラタとしては、結婚をチラつかせて首の居場所を知りたいのに、品川真珠は本音を打ち明けるように言葉の罠をしかけていきます。
そんな頭脳戦が繰り広げられるので、人同士の駆け引きを楽しみたい方には、オススメの映画ですね。