映画『スオミの話をしよう』では、夫によって、スオミが別人のように性格が違っていて、夫たちが困惑してしまいます。
そんな映画『スオミの話をしよう』の7つの名言について、詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
映画『スオミの話をしよう』のキャスト
日本のサスペンス映画『スオミの話をしよう』は、2024年9月13日に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- スオミ-時枝(演:長澤まさみ)男によって別人だった女性
- 魚山大吉(演:遠藤憲一)スオミの1人目の夫で、今はある人物の使用人
- 十勝左衛門(演:松坂桃李)スオミの2人目の夫で、人気YouTuber
- 宇賀神守(演:小林隆)スオミの3人目の夫で、草野圭吾の上司
- 草野圭吾(演:西島秀俊)スオミの4人目の夫にして刑事
- 寒川しずお(演:坂東彌十郎)スオミの5人目の夫で、大作家
- 乙骨直虎(演:戸塚純貴)編集社の社員
- 小磯杜夫(演:瀬戸康史)十勝左衛門の後輩刑事
- 薊(演:宮澤エマ)スオミの親友
映画『スオミの話をしよう』のストーリー
草野圭吾は、スオミが行方知れずと知って、すぐに後輩刑事・小磯杜夫と一緒になって、寒川しずおの館へ向かいました。
スオミは離婚した元妻であり、今の夫は寒川しずおでしたが、心配で仕方ありませんでした。
しかし、小磯杜夫は、そんな気持ちなど、おかまいなしに、寒川しずおの名言を飾っているものを見て喜びます。
「あぁ、この言葉、僕、好きなんですよぉ。回り道が一番の近道。いいなぁ」
そこに、寒川しずおがやってきますが「スオミは誘拐された訳じゃない。すぐに戻ってくる」と言い放ってしまいました。
草野圭吾は、そう言われても安心できず、スオミが今まで結婚してきた夫と一緒に、スオミを助けられないかと奔走します。
やがて、犯人から脅迫電話がかかってきて「スオミを返して欲しければ、3億円を用意しろ」と言ってきました。
寒川しずおは「3億?俺にとっては3億なんて、はした金だが、そんなものを払ったら、詩人のイメージが崩れる」と言い出します。
3億円も払ったら、詩人なのに、お金を多く持っていたと思われるのが嫌だったのです。
草野圭吾は「そんな事を言っている場合じゃないでしょう。もしも、3億払わずにスオミが死んだら、あなたの地位が失墜する」と説得します。
仕方なく、お金を払ってもらう事になりましたが「2億5000万円までだ、あとは、そっちで何とかしろ」と言われてしまうのです。
はたして、スオミはどうなってしまうのでしょうか?
映画『スオミの話をしよう』の7つの名言
スオミの話をしようで登場する7つの名言は、以下の通りです。
回り道が一番の近道
寒川しずおの名言で『回り道が一番の近道』とありましたが、これは多くの分野で言える事ですね。
楽をしようとして、努力を怠ったら、目標を達成する事が遅れる事があるので、肝に命じておきたい所です。
時は逃げない
寒川しずおは、撮影する前に「時は逃げない」と上機嫌そうに答えていましたが、これは愛想笑いのためでもありました。
しかし、時は逃げないものであり、誰にでも平等に与えられているのが『時間』です。
それをどう活かすかは、あなた次第なので『時は逃げない』と思って、時間を有効活用したいですね。
明日死ぬつもりで今日生きる
ダイエットでも、勉強でも、何でもそうですが『今日しないで、明日すればいいや』と思って、先延ばしする事があります。
しかし、先延ばしをしたら、明日になったら『また明日すればいい』と思ってしまうのが人間です。
そんな時は、寒川しずおの名言『明日死ぬつもりで今日生きる』と思って、先延ばししない事が大事ですね。
家は宝物をしまう所
寒川しずおは、スオミを自慢の妻と考えて「家は広ければいい所ではなくて、宝物をしまう所」と言っていました。
人間を宝物とする事に、嫌悪感を抱く方はいるかもしれませんが、広さばかりにこだわらない事は見ならないたいですね。
相性が良いかはキスをすれば分かる
草野圭吾は、凄い自信家であり、スオミに「相性が良いかどうかは、キスをすれば分かる」と豪語していました。
これは、よほどモテる男でなければ、考えもつかない名言であり、多くの男性は羨ましいと思ってしまうかもしれませんね。
サツが動けばマスコミが動く
刑事たちが捜査させてもらうように頼んでも、草野圭吾は「サツ(警察)が動けば、マスコミが動く」と拒みました。
実際に、刑事と親しいマスコミの記者がいるのは、ドラマや映画あるあるなので、これは真実味のある名言でしたね。
トロフィーワイフは綺麗でないと
草野圭吾は『スオミが綺麗な服を与えられて幸せそうだったんだな』と思うと、十勝左衛門から指摘されます。
「トロフィーワイフは綺麗でないと。自由に使わせてもらえるお金はあまりなかった見たいですよ?」
寒川しずおにとって、妻は宝石のような物であり、いつまでも綺麗でいて欲しいと思って、色々な宝石や服を与えていたという事なのでしょう。
映画『スオミの話をしよう』のまとめ
映画『スオミの話をしよう』は、三谷幸喜監督の作品だけあって、うならされる名言がいくつも登場しました。
様々な映画を多くみていると『あまり良い名言が無かったな』と思う事があるだけに、さすがだなと思わされます。
三谷幸喜監督の作品は、あまりお金をかけない所はありますが、人をあっと驚かさせる駆け引きや演出があるので、人気が高いのも納得です。