ジョーイ(メリッサ・バレラ)だけ殺されなかった理由は契約のお陰?映画『アビゲイル』

映画『アビゲイル』では、ジョーイだけが、なぜかアビゲイルに殺されずに済んで、なぜ?と思った方が多いはずです。

そこで、あまりネタバレせずに、ジョーイだけが殺されなかった理由について、紹介しましょう。

映画『アビゲイル』のキャスト

アメリカ合衆国のホラー映画『アビゲイル』は、日本では2024年9月13日に公開されました。

監督&脚本

  • 監督:マット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット
  • 脚本:スティーヴン・シールズ&ガイ・ビューシック

登場人物&俳優

アビゲイルの登場人物と、俳優たちは以下の通りです。

アビゲイルと家族
アビゲイルを誘拐しようとする犯罪グループ

映画『アビゲイル』のストーリー

白鳥の湖の音楽が鳴り響く中、アビゲイルクラシックバレエの練習をしていましたが、それを狙う犯罪者集団がいました。

彼らは、資産家の娘と聞いていた少女を誘拐して、24時間以内に、父親から身代金をもらう手筈(てはず)でした。

アビゲイルは練習を終えると、家の中に入り、くつろごうとしたら、犯罪グループの集団が襲いかかり、目隠しをして注射器を打ち込みます。

アビゲイルは「キャアア」と悲鳴をあげるなか、注射器によって眠らされて、ある屋敷に監禁されました。

首謀者のランバートは「よくやってくれた」と労をねぎらい、24時間はこの屋敷にいるように命じます。

犯罪者たちは、それぞれ集められた者たちで、素性や名前は明かさない約束で、協力関係にありました。

ジョーイは、犯罪をおかしたとは言え、自分にも子供がいるので、アビゲイルに優しく接して、お世話をしてあげます。

「あなたのお父さんがお金を払ってくれたら、すぐに解放される」「残念だったわね。私はお父さんから愛されていない」

「あなた達も、お気の毒に」

アビゲイルからそう言われても、この時はお金が手に入らないから、お気の毒にと言ったのだろうと思いました。

ところが、誘拐した少女・アビゲイルは、実は吸血鬼であり、次々に残忍な方法で、犯罪者たちに襲いかかってきたのです。

ディーンの首は転がり落ちてしまい、サミーは同じ吸血鬼にされて、次々に犯罪者たちは殺されていきました。

ジョーイは『あの子は、楽しむために、私たちを一気に殺さないんだわ』と思ってしまいますが、このあと、どうなってしまうのでしょうか?

『ジョーイ(メリッサ・バレラ)だけ殺されなかった理由』

ジョーイ(メリッサ・バレラ)だけ、アビゲイルに殺されなかったのは、ある契約のお蔭と言えます。

それは、アビゲイルが約束した事を果たしてくれたのが、ジョーイだけだったからです。

今まで、牢屋から出してくれたら助けると言ったのに、誰も開けようとせず、ころされた者がいました。

あの時は、犯罪者たちが『そう言って、逃がしたら殺すはずだろう』と思ったのかもしれません。

しかし、アビゲイルは恐ろしい吸血鬼であっても、純真な所があり、約束は果たす性格だったのでしょう。

それで、自分との契約を守ってくれたジョーイだけが、アビゲイルから殺されなかったハズです。

アビゲイル』と他の映画を比較

映画『アビゲイル』では、誘拐した少女が吸血鬼とは思わず、次々に犯罪者たちが命を落としていきます。

少しゾンビのような映画になっていて、それによく似ている邦画が『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』です。

www.akira-movies-drama.com『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』では、ゴーレムウイルスによって、次々とゾンビが増えていき、世界の大部分が荒廃していきます。

そんな状況でも、命をかけて救おうとする所は、今作とは違いますが、ゾンビの恐ろしさがよく描かれている所は似ていますね。

映画『アビゲイル』のまとめ

引用:https://www.universalpictures.jp/micro/abigail

アビゲイルを見た感想について、詳しく解説します。

映画『アビゲイル』のオススメ層

アビゲイルは、吸血鬼とは知らずに誘拐してしまい、犯罪者たちが命を落としていくストーリーは斬新で面白かったですね。

しかも、妖艶な少女が、凄くもあり、恐ろしい所もあって、ゾンビ映画が好きな方でも満足できる可能性は高いです。

ただし、流血シーンが多いので、ファミリー層やキッズにはオススメできません。

  • キッズ:⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️
  • ファミリー層:⭐️

映画『アビゲイル』の残念な所

映画の予告で、誘拐された少女が吸血鬼だったとは知らなかった所が宣伝されていたので、事前に多くの事が分かる内容でした。

そこは少し残念な所ですが、誘拐された少女が吸血鬼だった事が分かっていても、スリルのある展開が多くて面白いですね。

映画『アビゲイル』の見所

アビゲイルは、か弱い少女を演じて、犯罪者たちにお願いをしていきますが、それは全て嘘でした。

約束を果たしてくれたジョーイだけは助けますが、次々に獲物を面白がっていたぶっていく所は、なかなか迫力がありました。

この映画の見所は、なぜ犯罪者の集団が、アビゲイルを狙う事になったのか?なぜ自分たちの屋敷に閉じ込められるのか?

その謎が明かされていくのも、見逃せないポイントですね。