朝ドラ『虎に翼 第128話』では、佐田寅子が娘・優未に対して「失敗なんてないわ」と言いますが、そのあと「やっぱり」と言われます。
佐田寅子は、なぜ、娘の佐田優未から「やっぱり」と言われたのか?その理由について紹介しましょう。
ドラマ『虎に翼』のキャスト
虎に翼は、2024年4月1日から放送開始されました。
演出
- 梛川善郎
- 安藤大佑
- 橋本万葉
登場人物&俳優
虎に翼に登場する人物や、俳優たちは以下の通りです。
佐田寅子の家族
- 猪爪寅子-佐田寅子(演:伊藤沙莉)三淵嘉子をモデルにした人物
- 佐田優未(演:川床明日香)佐田寅子の娘で、雀荘に興味を抱く
- 猪爪はる(演:石田ゆり子)猪爪寅子の母親
- 猪爪直言(演:岡部たかし)猪爪寅子の父親
- 猪爪直道(演:上川周作)猪爪寅子の兄
- 猪爪直明(演:三山凌輝)猪爪寅子の弟
- 米谷花江(演:森田望智)猪爪寅子の同級生
- 猪爪直人(演:琉人)直道と花江の長男
- 猪爪直治(演:楠楓馬)直道と花江の次男で、サックス好き
- 佐田優三(演:仲野太賀)猪爪家に下宿する書生
- 道男(演:和田庵)寿司職人の仕事を始めた人物で、家族同然の関係
- 田沼玲美(演:菊池和澄)猪爪直明の恋人
佐田寅子の同級生たち
- 山田よね(演:土居志央梨)男装をする女性
- 桜川涼子(演:桜井ユキ)華族のお嬢さま
- 玉(演:羽瀬川なぎ)桜川涼子の親友
- 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生で、汐見の妻
- 崔香淑(演:ハ・ヨンス)朝鮮からの留学生
- 轟太一(演:戸塚純貴)法学部で猪爪寅子と知り会う男子
- 花岡悟(演:岩田剛典)社交的な男性
- 小橋浩之(演:名村辰)女子たちに罵声を浴びせていた男子
- 稲垣雄二(演:松川尚瑠輝)小橋浩之と一緒に、女子をバカにしていた男子
東京で知り合った人物たち
- 小高奈津子(演:古畑奈和)花岡悟の婚約者
- 穂高重親(演:小林薫)猪爪寅子の恩師
- 桜川寿子(演:筒井真理子)桜川涼子の母親
- 大庭梅子(演:平岩紙)猪爪寅子の同級生
- 大庭徹男(演:飯田基祐)大庭梅子の妻
- 大庭光三郎(石塚陸翔)大庭梅子の三男
- 桜川侑次郎(演:中村育二)桜川涼子の父親
- 笹山(演:田中要次)笹寿司の主人であり寿司職人
- 竹中次郎(演:高橋努)新聞記者
- 久保田聡子(演:小林涼子)猪爪寅子の先輩
- 中山千春(演:安藤輪子)久保田聡子と同じ女子学生
- 汐見圭(演:平埜生成)崔香淑の婚約者
- 稲(演:田中真弓)米谷家で働く女中
- 横山太一郎(演:藤森慎吾)猪爪寅子に怒ってしまう見合い相手
- 田中(演:栗原英雄)夫婦間の暴力を扱う法廷の裁判長
- 東田側の弁護士(演:長谷川忍)夫の弁護人
- 峰子側の弁護士(演:じろう)妻の弁護人
- 東田甚太(演:遠藤雄弥)妻に暴力を振るっていた男性
- 峰子(演:安川まり)離婚調停中に、夫に財産の返還を求める女性
- 小泉(演:福室莉音)佐田寅子の後輩
- 神保衛彦(演:木場勝己)桂場の恩師で帝国大学教授
- 立花幸恵(演:伊勢志摩)婦人代議士
- ホーナー(演:ブレイク・クロフォード)優しく佐田寅子にく接するユダヤ人
- 道男(演:和田庵)スリの少年たちのリーダー
- 元山すみれ(演:武田玲奈)大庭家の遺産を狙う妾
- 大庭徹太(演:見津賢)大庭梅子の長男
- 大庭徹二(演:掘家一希)大庭梅子の次男
- 大庭光三郎(演:本田響矢)大庭梅子の三男
- 大庭静子(演:於保佐代子)大庭徹太の妻
- 茨田りつ子(演:菊地凛子)別れのブルースで有名な歌手
- 星朋彦(演:平田満)初代最高裁判所長官
- 梶山裕司(演:菟田高城)フランス人の女性と離婚しようとする男性
- 梶山ルイーズ(演:太田緑ロランス)梶山裕司の妻
- 梶山栄二(演:中本ユリス)梶山夫婦の息子
- 福田瞳(演:美山加恋)不貞行為を働いてしまう女性
- 福田慶太(演:中村無何有)福田瞳の夫
- 星照子(演:安田聖愛)星航一の先妻
新潟の赴任先で知り合う人物
- 杉田太郎(演:高橋克己)新潟の弁護士
- 杉田二郎(演:田口浩正)新潟の弁護士
- 入倉始(演:岡部ひろき)新潟地方裁判所・刑事部の裁判官
- 深田仁助(演:遠山俊也)新潟地家裁・三条支部の庶務課長
- 高瀬雄三郎(演:望月歩)新潟地家裁・三条支部の書記官
- 小野知子(演:堺小春)新潟地家裁・三条支部庶務課で働く女性
- 稲(演:田中真弓)佐田寅子の家事をお手伝いする女性
- 森口美佐江(演:片岡凜)佐田寅子の後輩になる女性
- 一柳忠義(演:田中美央)新潟の検察官
- 入倉始(演:岡部ひろき)新潟の裁判官で、犯罪者に辛辣な性格
- 樋口政一(演:水野宗典)新潟の刑事事件の弁護人
- 元木俊雄(演:山時聡真)19歳の少年で、暴行事件の被害者
- 水上守(演:林裕太)20歳の少年で、暴行事件の加害者
- 金顕洙(演:許秀哲)放火の疑いをかけられる朝鮮人
- 広洙(演:成田瑛基)金顕洙の弟
新潟から東京に戻った後に知り合う人物
- 星百合(演:余貴美子)航一の継母
- 星朋一(演:井上祐貴)航一の長男
- 星のどか(演:尾碕真花)航一の長女
- 遠藤(演:和田正人)轟太一の恋人
- 丘崎春子(演:垂水文音)玄太と仲が悪い女子
- 益岡良介(演:岩田奏)女性の労働について理解できない男子
- 大地玄太(演:斎藤汰鷹)粗暴な所があり、女子か敬遠される男子
- 嘉納隆義(演:小松利昌)国際法学者
- 遠藤時雄(演:和田正人)轟太一の恋人
- 汐見薫(演:池田朱那)汐見香子-崔香淑と汐見圭の子供
- 斧ヶ岳美位子(演:石橋菜津美演)父親に暴行されて殺害する女性
- 誠也(演:松澤匠)星のどかが結婚しようとする相手
- 寒河江弘幸(演:外山誠二)政権与党の幹事長
- 並木美雪(演:片岡凜)森口美佐江の娘
- 並木佐江子(演:辻沢杏子)森口美佐江の母であり、美雪の祖母
法曹界の仲間たち
- 星航一(演:岡田将生)新潟地方裁判所・刑事部の裁判官
- 多岐川幸四郎(演:滝藤賢一)花岡悟を侮辱する人物
- 久藤頼安(演:沢村一樹)猪爪寅子に協力的な人物
- 雲野六郎(演:塚地武雅)雲野法律事務所の代表
- 久藤頼安(演:沢村一樹)佐田寅子を高く評価する人物
- 桂場等一郎(演:松山ケンイチ)司法の独立を重視する裁判官
- 漆間昭(演:井上拓哉)東京地裁民事第二十四部に所属の裁判官。
- 岩居(演:趙珉和)原爆投下の責任を追求する人物
- 秋山真理子(演:渡邉美穂)佐田寅子の後輩
- 汐見圭(演:平埜生成)崔香淑の夫
- 音羽綾子(演:円井わん)不満そうな表情を浮かべる調査官
ドラマ『虎に翼 第128話』のストーリー
引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/19755f4068aa02c86038e4cd878e75addd9ff968
最高裁の大法廷の判決美がやってきて、遠藤時雄は「勝てるといいなぁ」と期待をふくらませていました。
しかし、山田よねは「勝てると決まった訳じゃないぞ」と気を引き締めると、轟太一や斧ヶ岳美位子たちは深刻な表情になります。
なぜなら、二人は、この裁判がいかに一筋縄でいかない事が、よく分かっていたからです。
法廷では、桂場等一郎が「開廷します」と静かにつぶやき、尊属殺の裁判が始まりました。
山田よねたちが裁判所を向かったあとに、斧ヶ岳美位子は佐田寅子を呼び止めて「この裁判に勝つと、どうなるんですか?」と聞きます。
「この裁判に勝てば、あなたは釈放されて、社会に復帰できます」「それって、本当に良いんでしょうか?」「え?」
佐田寅子は「罪をおかしたら、その罪をつぐないたいのは分かるわ」と、優しく、さとしてあげます。
桂場等一郎は「懲役2年に有する」と言いながらも「右、執行を猶予する」と言い放ちました。
山田よねは大きく目を見開き、轟太一も驚いてしまいます。
そのあとも、桂場等一郎は「法のもとの平等に違反する事から、尊属殺でいちじるしく重く裁くのは違反である」と判決を下しました。
尊属殺を犯した者は、どんな事情があったとしても、厳しく処罰する事は合憲とされていましたが、それが違反とくだされたのです。
これはまさに、日本の司法にとって、歴史的な1日となりましたが、そのあと、桂場等一郎は身を引きました。
斧ヶ岳美位子は、佐田寅子の知人のお店で雇ってもらう事になり、新潟へ出ていく事になりましたが、上手くやっていけるのでしょうか?
『佐田優未の「やっぱり」と言った意味』
佐田寅子は、娘・佐田優未たちが失敗したと言ったら「失敗じゃないわ。もし、失敗なら、それは私の育て方が悪かっただけ」と言います。
寒河江弘幸は「そう言ってくれて嬉しいです」と言って、佐田優未と一緒に外へ出ていきました。
そのあと、佐田寅子は、亡夫の遺影を見ながら「すぐ熱くなって、根本的に。向いてないのね」とつぶやきました。
そこに、佐田優未が「やっぱり」と怒った表情が迫ってきました。
この「やっぱり」というのは『誰よりも、自分の事を失敗と思っているのはお母さんなんでしょ?』という気持ちがあったからでしょう。
『父親が亡くなってから、誰よりも責任を感じていて、夫が亡くなった後に寂しい思いをさせていると勘違いしているんでしょう?』
そう思ってしまい「やっぱり」と言ってしまった可能性が高いですね。
ドラマ『虎に翼 第128話』の見所とまとめ
第128話では、桂場等一郎が、どんな判決を下して、山田よねたちと対決するのか?多くの視聴者たちが注目していたでしょう。
しかし、桂場等一郎は、一気に山田よねたちが納得できる判決を下してくれました。
凄く難しい所であり、合憲か違憲か?悩んだかもしれませんが、なんとか良い終わり方で良かったですね。