映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の7つの名言を紹介

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』では、アメリカ合衆国で、連邦政府と西部勢力に分かれて、内戦が起きてしまいます。

そんな映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の7つの名言について、詳しく紹介しましょう。

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』のキャスト

アメリカ合衆国・イギリスの合作映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』は、日本では2024年10月4日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』のストーリー

“シビル・ウォーアメリカ最後の日のカットシーン2”/

引用:https://eiga.com/movie/101614/gallery/7/

アメリカ合衆国は世界最大の経済力と軍事力を誇っていて、50もの州から成り立っていました。

しかし、連邦政府から19もの州が離脱したアメリカと、テキサスとカリフォルニアが透明を組み西部勢力が出来上がったのです。

西部勢力は進軍を開始して、連邦政府と激しい内戦が起きてしまいます。それは南北戦争以来の内戦であり、至る所で死体が散乱しました。

リー・スミスは、大統領に単独インタビューをしようと考えて、ジョエルやサミーたちは同行しようとします。

そこに、戦場カメラマンを志すジェシーも加わりますが、西部勢力の基地につく寸前で、軍人に連行されてしまいました。

ジョエルは、解放してもらおうと思って「あなたは誤解している。私は同じ米国人だ」と交渉しようとします。

「どこの米国人だ?」「………。」「分からないか?口を開けば、英語で喋ろ」

激しく尋問されてしまい、仲間の男性は「香港」と答えると「香港?中国人か!」

相手が外国人と分かると情け容赦なく射殺してしまい、危機が迫りますが、背後からサミーが車で軍人たちを跳ね飛ばしていきます。

「早く、車に乗れ!」

サミーは、力強く叫んで逃走していきますが、銃弾を浴びていて、途中で生き絶えてしまいました。

ジョエルは『畜生』と思ってしまいますが、すでに西部勢力によって、ワシントンD.C.の陥落が近い事を知ります。

『それでは、ここまで何をしに来たんだ?』と思ってしまい、南部勢力に同行する事になり、ホワイトハウス近くで激しい銃撃戦が起きます。

はたして、アメリカ合衆国は、どうなってしまうのでしょうか?

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の7つの名言

“シビル・ウォーアメリカ最後の日のカットシーン3”/

引用:https://eiga.com/movie/101614/gallery/3/

シビル・ウォー アメリカ最後の日にあった7つの名言は、以下の通りです。

我々は今、勝利の目前にある

大統領は「我々は今、勝利の目前にある」と強がりましたが、これは真っ赤な嘘であり、連邦政府は劣勢に立たされていました。

西部勢力は、首都を陥落寸前にまで追い込んでいて、この名言は空いばりだった訳です。

質問はせず記録に徹する

ジェシーは、ガソリンスタンドで拷問されていた男性を見て、あまりの恐怖に質問する事もできず、カメラも持っていきませんでした。

その事を強く後悔すると、リーから「質問はせず記録に徹する。それが仕事よ」とさとされるのです。

後部座席は幼稚園と老人ホーム

リーは車で移動していきますが、後部座席に座っているジェシーはありの後悔で涙を流し、隣に座るサミーは心配します。

その状況に呆れ果てて「後部座席は、幼稚園と老人ホーム」と手厳しい嫌味を言い放ってしまったのです。

いつまでも泣くような者には戦場カメラマンが務まらない幼稚園という皮肉であり、老人のサミーの軟弱さにも嫌気をさしたのでしょう。

国旗に国家に神に

アメリカ合衆国は自由の国というイメージを持っている方は多いかもしれませんが、実は愛国心教育に力を入れている所でもあります。

そのため、何か危機があれば、国旗や国家に忠誠心(愛国心)を示して、神の名の下と言って、戦争を起こしてきました。

この映画でも「国旗に、国家に、神に」と言って、激しい内戦が行われてしまうのです。

ミスのない判断なんかない

リーは厳しい事を言う女性でしたが、時には優しくさとす事もあり、ジェシーに「ミスのない判断なんかない」とも言いました。

これは、何も判断できない人間よりは、よほどマシとも取れるアドバイスでしたね。

チャンスがある時に眠れ

ジェシーは、いつまでも眠ろうとしないので、サミーから「チャンスがある時に眠れ」とアドバイスされます。

それは、休憩を取る時にとっておかなければ、重要な所で力を発揮できないという事でしょう。

本能で分かる死が待つだけだ

ジェシーが軍人に連行されてしまい、ジョエルが助けようとすると、サミーから静止されます。

「本能で分かる、死が待つだけだ」

そう言われても、ジョエルが助けようとしたら、多くの犠牲を払う事になってしまい、サミーの予感は的中してしまったのです。

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』と他の映画を比較

アメリカ合衆国の内戦をテーマにした映画で『リンカーンというものもあります。

リンカーンは、奴隷制を廃止しようとして、南部と激しい対立を生み、激しい南北戦争が起きてしまいました。

しかし、リンカーンは強いリーダーシップを発揮して、何とかアメリカ合衆国に自由の世界を実現させようとします。

今作とは違って、偉大なる指導者が指揮をとっていく作品なので、政治や軍事の面から内戦映画を観たい方にはオススメの作品です。

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』のまとめ

“シビル・ウォーの画像”/

引用:https://happinet-phantom.com/a24/civilwar/

シビル・ウォー アメリカ最後の日を見た感想について、詳しく解説します。

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』のオススメ層

アメリカ合衆国で内戦が起きる映画でしたが、かなり流血するシーンが出るので、大人向けの映画ですね。

そのため、家族で見るのはオススメできない作品なので、注意が必要です。

  • キッズ:⭐️
  • 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
  • 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
  • シニア層:⭐️⭐️⭐️⭐️

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の残念な所

なぜ、アメリカ合衆国で内戦が起きてしまったのか?なぜ連邦政府から19も州が離脱したのか?

なぜ、西部勢力のカリフォルニアとテキサスが同盟を組んで、戦争をするのか?

それらの謎が、全く解明されていない映画でした。

戦争シーンは良かったにしても、国家が分断する経緯をすっ飛ばして始まっているので、そこは凄く残念な所です。

しかも、カメラマン目線の映画なので、どのように軍が進軍して、それに対応するのか?そういった作戦があまり出てきません。

そういった所は、戦争映画が好きな方が見たら、不満に思う可能性は高いです。

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』の見所

アメリカ合衆国奴隷制の廃止をしようとした事で南北戦争が起きてしまいました。

しかも、白人や黒人以外にも、近年では有色人種も増えてきたので、まさに人種のるつぼとなっています。

世代・地域・収入など様々な格差が生まれてしまい、トランプ元大統領の支持者が暴動を起こした事もありました。

そのため、アメリカ合衆国で内戦が起きるかもしれない?というのは、あながち無理な設定ではなくて、面白かったですね。