ミズーリ州の蔑称が「証拠を示せ」と言われる2つの語源を紹介!映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』では、ミズーリ州の別称が「証拠を示せ」という話題になります。

そこで、なぜ、ミズーリ州の別称が「証拠を示せ」と言われるようになったのか?その2つの語源について紹介しましょう。

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』のキャスト

アメリカ合衆国・イギリスの合作映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』は、日本では2024年10月4日に公開されました。

監督&脚本

登場人物&俳優

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』のストーリー

引用:https://eiga.com/movie/101614/gallery/5/

アメリカ合衆国で内戦が起きてしまい、西部勢力(テキサス州カリフォルニア州)と連邦政府が戦うようになります。

リーは、戦場カメラマンとして大統領に単独取材しようとしたら、サミーやジョエルたちが同行してくれる事になりました。

旅の途中で、リーにあこがれるジェシーもついてくる事になりましが、車の運転中にあおってくる車が現れます。

『なんだ?』と思ったら、それはジョエルの知り合いであり、車を真横にピタリとつけたら、窓から乗り移ってきました。

あまりにも無鉄砲なやり方に笑い合うと、ジェシーも面白がって、隣の車に乗り移って、そのまま車は消えるまで突き進んでいきます。

リーはジェシーの事が心配になり、急いで車を追いかけていくと、ジェシーや運転していた者たちが、軍人に連行されていたのです。

ジョエルたちは、サミーから「本能で分かる、死が待つ」と静止されているのを聞かず、助けに行きます。

軍人たちは、どこから来たのか?聞いてきたので、ミズーリ州である事を言うと、意外な事を聞かれます。

ミズーリ州の蔑称は証拠を示せだが、その理由が分かるか?」「……。」「分からないか」

軍人はそう言って笑いますが、香港から来た外国人がいると知るや「中国人か!」と言って射殺してしまったのです。

アメリカ人でないと分かるや、残酷な事をしてしまって、一気に緊張感が走りますが、どうなってしまうのでしょうか?

ミズーリ州の蔑称が「証拠を示せ」と言われる理由

ミズーリ州の蔑称が「証拠を示せ」と言われるようになったのは、州民が疑ぐり深い性格であるからです。

ちなみに蔑称(べっしょう)とは、軽蔑する際に呼ばれる言葉です。

海外で日本の事をジャップと呼ばれるものが蔑称であり、日本で中国の事をシナというのを蔑称と主張する方もいます。

なぜ、ミズーリ州の人々は疑り深いと思われるようになったのか?それは2つの出来事が関係していました。

19世紀中頃に、コロラド州の鉛鉱山でストが起きてしまいました。

参照元https://www.ihcway.com/1day/20171206105714.html

そこで仕方なく、ミズーリ州の鉛鉱山労働者が代わりとして連れてこられたのです。

ミズーリの労働者はコロラドの作業方式がわからず、よく「どうやったらいいんですか」  と「どうやるか見せて」  と聞いてしまいます。

これには、コロラドの現場リーダーたちは 「あれはミズーリの労働者だから、やり方を見せなきゃいけないよ」 とぼやいてしまったのです。

そして、19世紀末にミズーリ州の下院議員が海軍の式典で「自分はミズーリ出身だから、言葉だけでは信じない人間だ」と演説しました。

これらの2つの出来事によって、アメリカ合衆国では、ミズーリ州の蔑称として「証拠を示せ」と言われるようになったのです。

映画『シビル・ウォー アメリカ最後の日』のまとめ

“シビル・ウォーの画像”/

引用:https://happinet-phantom.com/a24/civilwar/

シビル・ウォー アメリカ最後の日では、ミズーリ州の別称で「証拠を示せ」という話題になったのが印象的でしたね。

日本国内では、地域対立はいたる所でありますが、さすがに別称で呼ぶ事はなかなかありません。

アメリカ合衆国の内戦だったので、もう少し地域対立のテーマを持ち込んだら、もっと面白くなったのに?と思える作品でしたね。