ドラマ『わたしの宝物 第6話』では、神崎宏樹が栞と血がつながっていなくても、離婚して親権を勝ち取ろうとします。
そこで、血がつながっていなくても、親権は勝ち取れるのか?詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。
ドラマ『わたしの宝物 第6話』のキャスト
わたしの宝物は、2024年10月17日から放送開始されました。登場人物や俳優たちは、以下の通りです。
主要人物
主要人物の関係者たち
ドラマ『わたしの宝物 第6話』のストーリー
神崎宏樹は、栞が自分の血が流れていなくて、不倫相手との子と知って、海辺まで行き、呆然としていました。
神崎美羽から連絡が入り、携帯電話が鳴りますが、出る事もできず、車のハンドルに顔をうずめて『どうすれば良いんだ』と悩んでしまいます。
その頃、冬月稜や水木莉紗たちは、取引先の企業まで足を運びますが、神崎宏樹が無断欠勤していて、騒然となっていました。
小森真琴は、神崎美羽がお店に来ないので、電話をかけて「どうしたんですか?」と聞くと「それが、宏樹や栞がいなくなって」と打ち明けられます。
それから、小森真琴は神崎美羽のもとへ行き「私、知っているんですよ」と言って、栞は不倫相手の子ではないか?と責めてしまいます。
「冬月くんは、栞の事を本当に知らないの」「まだ、此の期に及んで、不倫相手をかばうんですか?」
「宏樹さんに、何かあれば、あなたのせいですよ?」
その言葉に、神崎美羽は何も返す言葉がなくて、ただ呆然とするばかりでした。
冬月稜も、小森真琴から「本当に何も知らないんですか?」と責められて『一体なにがあったというんだ』と困惑してしまいます。
神崎宏樹は家に戻り、神崎美羽に「ひとつだけ教えてくれ。栞の父親は誰?」と聞きますが、答えてもらえませんでした。
「答えてくれないか。この家から出て行ってくれ。離婚しよう」「それじゃ、栞は?」「栞は俺が育てる。それが出来ないなら、俺は栞と一緒に死ぬ」
衝撃的な事を静かに伝えると、神崎美羽は目に涙をいっぱいためながら、夜道を歩いていき『これが私に下された罰』と思ってしまうのです!
『神崎宏樹は血がつながっていなくても親権を勝ち取れるのか紹介』
結論から言うと、神崎宏樹のように血がつながっていなくても、離婚したあとに、親権は勝ち取れます。
なぜ、そう言い切れるのかと言えば、托卵で不倫相手との間で子供が生まれた場合に、自分とは違う子供にするには『嫡出子』が関係しているからです。
嫡出子とは『民法772条1項 妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する』と定義されています。
さらに『民法772条2項 婚姻成立から200日経過した、後又は婚姻の解消若しくは取消しの日から300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定』となっているのです。
参照元:離婚問題の弁護士相談サイト(https://rikon-law.net/column-gennin/)
父親が『自分の子ではない』とするには、子供の誕生を知ってから1年以内に嫡出否認の訴えを提起する必要があります。
自分が父親でないことを主張立証すれば、その子との父子関係を始めから無かった事にできるのです。
逆の言い方をすれば、夫が嫡出否認の訴えを早めに起こさなければ、血がつながっていなくても親子関係となります。
そうなると、経済面で優位に立ち、育児にも積極的に関わっていた神崎宏樹が親権を勝ち取る事は、ほぼ確実と言えるでしょう。
ドラマ『わたしの宝物 第6話』の見所とまとめ
第6話では、神崎宏樹が栞を連れて、海辺まで行きますが、どうやら自殺を思いとどまって良かったですね。
小森真琴は、浅岡忠行から「あんた、一体なにをしたいの?あまり正義感を振りかざすのはどうかと思う」と言われてしまいます。
ギリギリの所で、神崎宏樹が踏みとどまれたのは、浅岡忠行の存在が大きかったのでしょう。