映画『六人の嘘つきな大学生』では、六名の就活生たちが、次々に過去の悪事をばらされそうになり、醜い争いに発展していきます。
そんな映画『六人の嘘つきな大学生』の5つの名言について、詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
- 映画『六人の嘘つきな大学生』のキャスト
- 映画『六人の嘘つきな大学生』のストーリー
- 映画『六人の嘘つきな大学生』の5つの名言
- 『六人の嘘つきな大学生』と他の映画を比較
- 映画『六人の嘘つきな大学生』のまとめ
映画『六人の嘘つきな大学生』のキャスト
日本のサスペンス映画『六人の嘘つきな大学生』は、年に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- 嶌衣織(演:浜辺美波)早稲田大学生で、洞察力が優れた女子大生
- 波多野祥吾(演:赤楚衛二)立教大学で、穏やかな性格
- 九賀蒼太(演:佐野勇斗)慶應義塾大学で、フェアを大事にする男子大生
- 矢代つばさ(演:山下美月)明治大学で、語学に優れている女子大生
- 森久保公彦(演:倉悠貴)一橋大学で、少し自信が持てない性格
- 袴田亮(演:西垣匠)法政大学で、スポーツが好きな男子大生
- 波多野祥吾の妹(演:中田青渚)嶌衣織を疑う女性
映画『六人の嘘つきな大学生』のストーリー
一流企業・スピラリンクスは、多くの就活生たちを落としていき、最終選考で残った大学生は、わずか6名でした。
この6名で、議論して、それを発表したら、6名全てが入社される約束だったので、6名は休日に集まって、議論を深めて行きます。
当日までに、ブルーオーシャン(未開拓分野)で、ビジネスを始めるには、どうすれば良いのか?その答えはほぼ決まっていました。
ところが、約束の日の直前になり、スピラリンクスから連絡が入り、採用人数を6名から、わずか1名にされてしまったのです。
6名は緊張しながらも、スピラリンクスに到着すると、ある部屋に紹介されて、ここで議論をして、最も優れた人物が採用される事になりました。
波多野祥吾は「それなら、15分ごとに、自分以外の人に優れていると思う人に投票していくのはどうだろう?」と提案します。
他の5名は、この提案に乗り、議論しようとすると、嶌衣織は「待って下さい、あれはなんでしょう?」と、ある封筒に気付きます。
その封筒を開けると、6名分の小さな封筒があり、まずは1つ目の小さな封筒を開けると、袴田亮がイジメで自殺に追い込んだ事が書いてありました。
矢代つばさは嫌悪感を示して「近寄らないで」と吐き捨てますが、そのあとも、次々に九賀蒼太・矢代つばさ・森久保公彦たちの悪事もバレます。
波多野祥吾は、これ以上、封筒で皆んなが弄ばれる事を危惧しますが、誰が、こんな封筒を持ち込んだのでしょうか?
映画『六人の嘘つきな大学生』の5つの名言
六人の嘘つきな大学生の名言は、以下の通りです。
月の裏側を見る事はできない
波多野祥吾は、嶌衣織に「月の裏側を見る事はできない」と言って、彼女の不安を和らげようとします。
これは、自分たちが見ているのは月の表側だけであり、その裏側を見る事ができないので、人も同じであり、自分を卑下することがないという事です。
しかし、この名言は、のちに大きな悲劇の伏線となっていきます。
どこでもドアがない限り無理
5名を写真撮影した時期は、20日でした。しかし、その5名を撮影した場所や時間などは、距離が遠くて、一人では不可能でした。
そのため、仲間からは「どこでもドアがない限り無理」と疑問を抱くほどでした。
月の裏側のほんの一部
六人たちは、仲間の過去の悪事を知ってしまいますが、嶌衣織は「月の裏側のほんの一部」とつぶやきます。
その名言は的中して、それぞれの悪事を行うには、それ相応の理由があって、決して悪事とは言えないものだったからです。
封筒とか過去はくだらない
波多野祥吾は、嶌衣織には悪事がなかったと言って、その封筒を開けずに持ち帰りますが、それは嘘でした。
全てが終わり、嶌衣織は犯人に「それで、私の封筒の中には、何て書いてあったの?」と聞きます。
犯人は、今までのわだかまりが解けて「封筒とか過去はくだらない」と言い切りました。
その通りであり、過去は変えられなくても、未来は変えられます。ただし、それは生きていればの話ですけどね。
終わりの始まり
地獄の就活が終わり、長い歳月が流れますが、波多野祥吾が犯人と疑われてしまい、その過去の清算をしようとしました。
嶌衣織は、それを知って「終わりじゃなくて、始まり」と言って、彼の気持ちをくみとろうとするのです。
『六人の嘘つきな大学生』と他の映画を比較
映画『何者』も、就活生たちが協力していきますが、ある人物が嘘をついていました。
仲間は、その嘘に気付いていて『あいつは、仕方ない奴だな』と思っていたのです。
就活生である事と、嘘をついている者がいる所などは、今作と共通する所があり、就活生であれば、納得できる部分が多いでしょう。
今作よりは、実際にありそうな話なので、リアリティーを求めるなら、何者のほうがオススメですね。
映画『六人の嘘つきな大学生』のまとめ
六人の嘘つきな大学生を見た感想について、詳しく解説します。
映画『六人の嘘つきな大学生』のオススメ層
就活生たちが、過去の悪事に振り回されながらも、それまでは協力して、就活をがんばろうとします。
そのため、就活生や学生たちなど、若年層向けの映画と言えますね。
年配の方でも『就活をしていた時は、こんな風に必死だったなぁ』と思える所もあるので、見てみる価値はあります。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
映画『六人の嘘つきな大学生』の残念な所
最終日の会場で、置いてあった封筒には、それぞれの悪事が書かれていましたが、それは悪事と言えるものではありませんでした。
しかし、それを巧妙に悪事を働いたかのように書かれており、犯人の悪質さが分かりますね。
犯人は、本当に悪事を働いたと勘違いしたのかもしれませんが、その行為により、とんでもない結末を迎えるので、ただ残念の一言です。
映画『六人の嘘つきな大学生』の見所
お金をあまりかけてない映画という感じはしますが、それを補うほどの実力派俳優がそろっていて、その演技力は見応え十分でした。
しかも、演技力が高いのに、若くて美人やイケメンの俳優たちがそろっている所がすごかったです。
その迫真のある演技には引き込まれるものがあり、誰が、こんなとんでもない封筒を用意したのか?先が気になる映画でしたね。