引用:https://artexhibition.jp/topics/news/20231124-AEJ1713544/
大河ドラマ『光る君へ 第48話(最終話)』では、藤式部が「嵐が来るわ」と言いました。
はたして、藤式部は何を予想して「嵐が来るわ」と言ったのか?詳しく紹介しましょう。
- 大河ドラマ『光る君へ 第48話(最終話)』のキャスト
- 大河ドラマ『光る君へ 第48話(最終話)』のストーリー
- 『藤式部の「嵐が来るわ」という言葉の意味について詳しく紹介』
- 大河ドラマ『光る君へ 第48話(最終話)』の見所とまとめ
大河ドラマ『光る君へ 第48話(最終話)』のキャスト
光る君へ 第話は、2024年1月7日から放送開始されました。
脚本&演出
登場人物&俳優
紫式部の一族や身近な者たち
- 紫式部-まひろ(演:吉高由里子)藤式部と呼ばれる歌人
- 藤原惟規(演:高杉真宙)紫式部の弟
- まひろ(演:落井実結子)のちの紫式部
- 藤原賢子(演:南沙良)まひろの娘
- あさ(演:平山咲彩)藤原賢子の乳母
- さわ(演:野村麻純)まひろを慕っている女性
- 藤原為時(演:岸谷五朗)紫式部の父
- ちやは(演:国仲涼子)紫式部の母
- 太郎(演:湯田幸希)まひろの弟
- はる(演:島田桃依)まひろの従者
- 熊丸(演:志村光貴)まひろ家の下男
- 藤原宣孝(演:佐々木蔵之介)紫式部の夫
- 乙丸(演:矢部太郎)紫式部の従者
- いと(演:信川清順)惟規の乳母
藤原家
- 三郎(演:木村皐誠)のちの藤原道長
- 藤原道長(演:柄本佑)平安時代に栄華を極める人物
- 源倫子(演:黒木華)宇多天皇の曽孫で、藤原道長の嫡妻
- 藤原頼通(演:大野遥斗)藤原道長と源倫子の嫡男
- 源明子(演:瀧内公美)皇子・源高明の娘で明子女王と称される人物
- 藤原顕信(演:百瀬朔)藤原道長の三男で、母は明子
- 源俊賢(演:本田大輔)源明子の兄
- 藤原兼家(演:段田安則)藤原道長の父
- 時姫(演:三石琴乃)藤原兼家の正室
- 藤原頼忠(演:橋爪淳)関白
- 藤原詮子(演:吉田羊)藤原道長の姉
- 藤原道隆(演:井浦新)藤原道長の兄で、藤原兼家の長男
- 藤原伊周(演:三浦翔平)藤原道隆の嫡男
- 藤原道兼(演:玉置玲央)藤原兼家の次男で、まひろを殺害した人物
- 藤原寧子(演:財前直見)藤原兼家の妾で、藤原道綱の母
- 藤原道綱(演:上地雄輔)藤原道長の兄で、藤原道長の異母兄
- 高階貴子(演:板谷由夏)藤原道兼の妻
- 藤原定子(演:高畑充希)藤原道隆の娘
朝廷
- 一条天皇(演:塩野瑛久)一族や貴族たちの関係に頭を悩ます帝
- 藤原彰子(演:見上愛)藤原道長の娘にして、一条天皇の妃
- 藤原妍子(演:倉沢杏菜)藤原道長の第四子で、三条天皇の女御
- 三条天皇(演:木村達成)のちの三条天皇
- 藤原娍子(演:朝倉あき)三条天皇の女御で、藤原済時の長女
- 藤原定子(演:高畑充希)一条天皇に愛された皇后
- 敦康親王(演:渡邉櫂)一条天皇と定子の第一皇子
- 祇子女王(演:稲川美紅)敦康親王の妻
- 敦成親王(演:不明)一条天皇と彰子の皇子
- 円融天皇(演:坂東巳之助)64代天皇
- 懐仁親王-東宮(演:石塚陸翔)藤原詮子の息子、のちの66代一条天皇
- 花山天皇(演:本郷奏多)少し奇抜な行動が多い皇族
- 安倍晴明(演:ユースケ・サンタマリア)陰陽師
- 藤原斉信(演:金田哲)一条朝の四納言
- 藤原公任(演:町田啓太)一条朝の四納言
- 藤原実資(演:秋山竜次)藤原道長の先輩
- 藤原行成(演:渡辺大知)藤原道長と一条天皇の狭間で苦しむ人物
- あかね(演:泉里香)和泉式部日記の作者
彰子の女房
- 赤染衛門(凰稀かなめ)以前より、藤原彰子に仕える人物
- 宮の宣旨(演:小林きな子)彰子の女房の一人で、体格の良い女性
- 大納言の君(演:真下玲奈)彰子の女房の一人
- 小少将の君(演:福井夏)彰子の女房の一人
- 宰相の君(演:瀬戸さおり)彰子の女房の一人
- 馬中将の君(演:羽惟)彰子の女房の一人
- 左衛門の内侍(演:菅野莉央)彰子の女房の一人
越前国の人々
- 周明(演:松下洸平)宋人
- 源光雅(演:玉置孝匡)藤原為時に賄賂を出そうとする人物
- 朱仁聡(演:浩歌)日本の朝廷を重んじる宋人
- 三国若麻呂(演:安井順平)宋人を紹介する温厚な人物
- 大野国勝(演:徳井優)朱仁聡を捕らえるように命じる役人
鎮西の人々
その他
納言
彰子の女房
- 赤染衛門(凰稀かなめ)以前より、藤原彰子に仕える人物
- 宮の宣旨(演:小林きな子)彰子の女房の一人で、体格の良い女性
- 大納言の君(演:真下玲奈)彰子の女房の一人
- 小少将の君(演:福井夏)彰子の女房の一人
- 宰相の君(演:瀬戸さおり)彰子の女房の一人
- 馬中将の君(演:羽惟)彰子の女房の一人
- 左衛門の内侍(演:菅野莉央)彰子の女房の一人
越前国の人々
- 周明(演:松下洸平)宋人
- 源光雅(演:玉置孝匡)藤原為時に賄賂を出そうとする人物
- 朱仁聡(演:浩歌)日本の朝廷を重んじる宋人
- 三国若麻呂(演:安井順平)宋人を紹介する温厚な人物
- 大野国勝(演:徳井優)朱仁聡を捕らえるように命じる役人
その他
大河ドラマ『光る君へ 第48話(最終話)』のストーリー
引用:https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1YM111N6KW/episode/te/VVKKQ626PG/
藤式部は、源倫子から「私が知らないとでも思った?殿とは、いつから関係が続いていたの」と問い詰められます。
「最初は、あの方が三郎と言われていた時の頃です。背が高くて、一緒に会おうと約束をしていました」
「しかし、母親が殺害されてしまって、その日に会う事はできませんでした」
あまりの事実に、源倫子が絶句すると、殺害した人物が、藤原道長の兄・道兼である事も打ち明けます。
「そんな事があっても、私の殿と通じ合えたのですね。それで、私に隠している事は、もうない?」「……ございません」
源明子は「藤原道長さまは冷たい方でしたが、頼通さまが優しい方で良かった」と打ち明けると、兄から「道長さまを恨んではならんぞ」と言われます。
それに対して、源明子は舌を少し出してしまい、兄は苦笑いしながらも「私が出世できたのも、そなたのお陰じゃ」とお礼を言われます。
「何を今さら」というと、兄はお返しに舌を少し出して、藤原頼通や源明子の息子たちは、思わず笑ってしまいました。
藤式部は、清少納言と一緒に、今まで成し遂げた事を話し合って、なつかしんでしまいます。
「書物は、米と同じで大切なもの」「今にして思えば、私たちは、凄い事をなしとげたと思いません?」
藤式部は「このような事を誰かに聞かれたら」と言うと、二人で笑いあってしまいます。
それから、藤式部は、乙丸と一緒に旅を始めると、武者たちが通り過ぎていく姿を見て「嵐が来るわ」と言いました。
はたして、その言葉は、何を意味するものなのでしょうか?
『藤式部の「嵐が来るわ」という言葉の意味について詳しく紹介』
藤式部は、武者たちが戦に備えて、駆け抜けていく姿を見て「嵐が来るわ」とつぶやきます。
これは、朝廷中心の時代から、武士中心の時代が到来する事を予想したのでしょう。
日本の平安時代は、794年平安京遷都から1192年までの約400年間続きましたが、武士の時代は1192年から1867年まで、約670年も続きました。
そういった事を考えると、日本の時代は圧倒的に、武士の時代のほうが長いと言えますね。
(1192年は鎌倉幕府が引かれた年であり、1867年は徳川慶喜が大政奉還した年です)
大河ドラマ『光る君へ 第48話(最終話)』の見所とまとめ
第48話(最終話)では、藤式部が源倫子から問い詰められますが、過去の事を話したら、相手は絶句してしまいましたね。
さすがに、自分の母を殺害した男の弟と、以前から惹かれあっていたと知ったら、さすがの源倫子も驚くのも無理はありません。
そんな事を知っても、源倫子にとっては、やはり藤原道長は大切な夫なのでしょう。
藤式部に「殿に会っておくれ。この世につなぎとめておくれ」と頼み込むのは、なかなか出来る事ではありませんね。