映画『ライオン・キング(アニメ版1994年)』では、シンバが叔父の裏切りによって、父王ムファサを失ってしまいます。
そんな映画『ライオン・キング(アニメ版1994年)』の5つの名言について、詳しく紹介しましょう。
- 映画『ライオン・キング(アニメ版1994年)』のキャスト
- 映画『ライオン・キング(アニメ版1994年)』のストーリー
- 映画『ライオン・キング』の5つの名言
- 『ライオン・キング(アニメ版1994年)』と他の映画を比較
- 映画『ライオン・キング(アニメ版1994年)』のまとめ
映画『ライオン・キング(アニメ版1994年)』のキャスト
アメリカ合衆国のディズニーのアニメ映画『ライオン・キング(アニメ版1994年)』は、日本では1994年7月23日に公開されました。
監督&脚本
- 監督(演:ロジャー・アレーズ&ロブ・ミンコフ)
- 脚本(演:ジョナサン・ロバーツ&アイリーン・メッキ&リンダ・ウールヴァートン)
登場人物&声優
- シンバ-子供時代(声:中崎達也)父王の跡をつぐはずのオスライオン
- シンバ-大人時代(声:宮本充)プライドを失いかけるライオン
- ナラ-子供時代(声:山本純子)シンバの幼馴染であり、雌ライオン
- ナラ-大人時代(声:華村りこ)スカーに苦しめられる雌ライオン
- ムファサ(声:大和田伸也)シンバの父親であり、ライオンの王
- サラビ(声:北浜晴子)ムファサの妻
- サフィナ(声:竹村叔子)ナラの母ライオン
- コパ(声:なし)シンバとナラの息子ライオン
- スカー(声:壤晴彦)ムファサの弟ライオンであり、アハディの次男
- ラフィキ(声:槐柳二)年老いたヒヒであり、呪術師
- ザズー(声:梅津秀行)執事のアカハシコサイチョウ
- ティモン(声:三ツ矢雄二)お調子者なミーアキャット
- プンバァ(声:小林アトム)ティモンの相棒であり、イノシシ
- シェンジ(声:片岡富枝)スカーに従うハイエナで、雌でありリーダー
- バンザイ(声:樋浦勉)オスのハイエナで、荒っぽい性格
- エド(声:ジム・カミングス)オスのハイエナで、無口な性格
- ゴーファー(声:宮本充)ザズーにハイエナに来た事を伝える動物
映画『ライオン・キング(アニメ版1994年)』のストーリー
ライオンの王・ムファサに待望の息子・シンバが生まれて、妻のサラビと共に喜び合います。
シンバは、すくすくと成長すると、父からはいつか王の跡を継ぐ事を約束されていましたが「あそこだけは行くな」と注意されます。
そのあと、叔父のスカーに「いつか、この辺りは全部、僕のものになるんだ」と誇らしげに語ると、スカーの目つきが少しだけ変わりました。
スカーは「あそこは、ゾウの墓場で絶対に行ってはいけないぞ」と注意するフリをしながら、血気盛んなスカーをそそのかします。
その言葉を聞いたら、ぜひとも行きたくなり、幼馴染のナラと一緒に行くと、ハイエナたちに見つかり、食われそうになってしまいます。
寸前の所で、ムファサがやってきて助けてくれましたが「お前にはガッカリだ」と言って、厳しく注意されました。
スカーは『しくじったか』と残念がり、ハイエナたちに「お前たちがたらふく食えるように協力しろ」と言って、悪巧みをします。
シンバは、スカーにある所へ誘って「ここで、吠え方も練習した方が良い」と勧められるの、言う通りにします。
ところが、そこにヌーの大群がやってきて、シンバは絶体絶命のピンチに陥ります。
スカーは、すぐにムファサのもとへ行き「大変だ、シンバがヌーに襲われそうになっている」と報告します。
ムファサは、谷底からシンバを命がけで安全な所を移して、自分も崖をはいあがろうとしたら、頭上にスカーがいました。
「頼む、助けてくれ。スカー」「王よ、永遠(とわ)に」
そう言われると、スカーに前足を爪で傷つけられてしまい、谷底に落ちて、絶命してしまったのです。
シンバは「ぼく、どうしたらいいの」と泣いてしまいますが、スカーから「お前のせいで死んだ事が知られると、母は悲しむ、遠くへ逃げろ」と勧められます。
寂しく逃げて行きますが、スカーはハイエナたちに「殺せ」と命じますが、シンバはハハイエナから逃げきれました。
しかしスカーは、ライオンの王となり、ハイエナと手を組んでしまい、ライオンは食べる物が少なくなり、地獄の世界に陥ってしまうのです!
はたして、シンバは元の世界へ戻すことができるのでしょうか?
映画『ライオン・キング』の5つの名言
ライオンキング(アニメ版・1994年)の5つの名言は、以下の通りです。
王は太陽のようにいつか沈む
ムファサは、シンバに「王は太陽のように、いつか沈む」と語りかけて、太陽のように見えても、いつかは終わりがくる事を教えてあげます。
残念ながら、その名言はすぐに現実のものとなり、シンバに大きな試練を与えてしまいます。
過去とは忘れ去るものなり
シンバは『自分のせいで、父さんが』と後悔するばかりでしたが、プンバァは「過去とは猿を」と間違った事を言おうとします。
そこで、ティモンが「違う、過去とは忘れ去るものなり」とさとしてあげました。
これは、辛い過去も、いずれは忘れる事ができるという事なのでしょう。
ハクナ・マタタ
プンバァやティモンたちが、落ち込むシンバを励ますために「ハクナ・マタタだ」と言ってあげます。
これは、呪文のように歌えば、元気になるという事ですが、これは、自分自身を元気づけるような呪文と言えますね。
歴代の王があそこから見守っている
プンバァやティモンたちが、綺麗な星空を眺めていると、シンバが「いつか、誰かが言っていた。歴代の王があそこから見守っている」と言います。
二匹は、それを聞いたら「誰がそんな事を言った?ホラ吹き野郎だ」と笑ってしまいました。
お前の中に生きている
シンバは、父親はもう戻ってこないと思っていましたが、ラフィキから「よく見ろ、父は、お前の中に生きている」とさとされます。
これは、ライオンだけではなく、人間も同じであり、家族は亡くなっても、自分の体の中に記憶として、いつまでも残っています。
『ライオン・キング(アニメ版1994年)』と他の映画を比較
2024年12月20日に、映画『ライオン・キング-ムファサ-』が上映される予定ですが、この映画は、実写版の第2弾となる作品です。
ムファサが若い頃に、スカーと兄弟になる映画ですが、実はスカーのほうが王になる予定でした。
親からは、血のつながらないムファサを迎え入れるなと注意されたのに、兄弟が欲しくて、迎え入れようとします。
なぜ、ムファサとスカーが、仲が良かったのに、アニメ版では仲が悪くなってしまったのか?
それは『ライオン・キング-ムファサ-』を見たら、分かるかもしれませんね。
映画『ライオン・キング(アニメ版1994年)』のまとめ
ライオン・キング(アニメ版1994年)を見た感想について、詳しく解説します。
映画『ライオン・キング(アニメ版1994年)』のオススメ層
ライオンの王・ムファサが、向こう見ずな息子を心配して、命をかけて守る所は、人間と通じる家族愛を感じさせます。
しかも、父親から怒られるシンバが反省する所は、人間の子供と同じであり、ぜひとも家族で一緒に見て欲しい映画ですね。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『ライオン・キング(アニメ版1994年)』の残念な所
スカーは、ムファサを裏切ってしまいますが、シンバがスカーの立場を考えず、いつか王になる事を誇らしげに語っていました。
もしも、スカーの立場を尊重するような態度を取っていたら、同じような結果にならなかったかもしれないので、そこが凄く残念でしたね。
映画『ライオン・キング(アニメ版1994年)』の見所
ムファサは残念ながら殺害されてしまいましたが、息子を命がけで守ろうとする所は、ライオンの王にふさわしい感じがして立派でした。
シンバは、一時、ライオンのプライドを失いかけてしまいましたが、途中でプライドを取り戻す所は、さすがにムファサの息子です。
そうなれたのも、ハイエナから逃げ切れたあとに、心を許せる友と知り合って、ナラに再会できた事が大きかったです。
なぜ、そのような事になれたのか?気になる方は、ぜひ映画を見てみましょう。