映画『ライオン・キング:ムファサ(実写版アニメ)』では、ムファサとタカ(スカー)の運命の出会いを果たします。
そんな映画『ライオン・キング:ムファサ』の7つの名言について、詳しく紹介しましょう。
- 映画『ライオン・キング:ムファサ』のキャスト
- 映画『ライオン・キング:ムファサ』のストーリー
- 映画『ライオン・キング:ムファサ』の7つの名言
- 『ライオン・キング:ムファサ』と他の映画を比較
- 映画『ライオン・キング:ムファサ』のまとめ
映画『ライオン・キング:ムファサ』のキャスト
アメリカ合衆国のディズニーの映画『ライオン・キング:ムファサ』は、日本では2024年12月20日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:バリー・ジェンキンス
- 脚本:ジェフ・ナサンソン
登場人物&声優
- ムファサ(声:尾上右近)両親とはぐれるライオン
- タカ(声:松田元太)ライオンの王子
- オバシ(声:ふくまつ進紗)タカの父
- エシェ(声:塩田朋子)タカの母
- ラフィキ(声:駒谷昌男)シャーマンを務めるマンドリル
- プンバァ(声:佐藤二朗)陽気なイボイノシシ
- ティモン(声:亜生)ひねくれた性格をしたミーアキャット
- サラビ(声:MARIA-E)ムファサとタカの運命を変える雌ライオン
- シンバ(声:賀来賢人)ムファサの息子
- キロス(声:マッツ・ミケルセン)ホワイトライオンの一団の王
- キアラ(声:御園紬)シンバとナラの娘
- ナラ(声:門山葉子)シンバの妻
- ザズー(声:越後屋コースケ)若き頃のサイチョウ
- アフィア(声:和音美桜)ムファサの母
- マセゴ(声:吉原光夫)ムファサの父
- アクア(声:悠木碧)キロスの姉妹
映画『ライオン・キング:ムファサ』のストーリー
ムファサは、両親と一緒に旅をしていたら、川の増水によって溺れそうになってしまい、はぐれてしまいました。
そのあとも、またもや水に溺れそうになったら、タカが爪を使って、前足にひっかて、ひきあげてくれました。
オバシは「何をしている、タカ?お前は王子なのだぞ。野良(のら)など追い出せ」と冷淡に言います。
それでも、妻・エシェが、迎え入れてくれるように頼み込んで、ムファサはタカから「兄弟が欲しかったんだ」と温かく接してもらえます。
そのあと、ホワイトライオンが襲いかかってきましたが、ムファサが撃退してくれます。
タカは怖くて逃げてしまいましたが、ムファサが命をかけて、エシェを守ってあげたのです。
キロスは「私の子供を殺害しおって」と怒り狂い、大群を引き連れて、襲撃してきました。
オバシとエシェたちは数に差があり、向こうのほうが体が大きいことから、敗北をさとり、ムファサやタカたちを逃がして、戦う事を決意します。
しかし、すぐにキロスはオバシたちを倒して、怒涛の追撃をしてきました。
その間、ムファサやタカは、サラビと知り合い、一緒に旅をしていたのです。タカは、サラビに恋をしてしまい、ムファサに相談をします。
ムファサは、アドバイスをしてあげますが、やがて、ムファサとサラビは愛し合ってしまいます。
タカは、その事を知って『俺の気持ちを知っていたくせに』と恨み、密かにキロスと通じ合い、ムファサを殺害しようと企みます。
はたして、ムファアの運命は、どうなってしまうのでしょうか?
映画『ライオン・キング:ムファサ』の7つの名言
ライオン・キング:ムファサの7つの名言は、以下の通りです。
信じられる者は血のつながりだけ
オバシは、タカに「信じられる者は、血のつながりだけ」と言って、ムファサを追放するように迫ります。
タカは兄弟が欲しかったので、父の言葉に従わず、ムファサを迎え入れますが、皮肉にも、この決断がタカの人生を狂わせます。
騙す事も王の心得だ
タカは、父から「お前が母を助けずに逃げた事は黙っていろ」と言われて「なんで」と泣きそうになります。
「騙す事も王の心得だ」とさとされて、この名言が、のちにタカを裏切りの人生に走らせる事になるのです。
夢より食べ物が大事
ムファサは、両親から緑豊かな大地がある事を教えられていて、それを信じていました。
しかし、サラビは「そんなの夢物語よ。夢より食べ物が大事」と現実的な事を言ってしまいましたが、これは人間にもあてはまる名言ですね。
悩むよなぁ知らん者は
ラフィキは、悩むライオンたちに「悩むよなぁ、知らん者は」と皮肉を言ってしまいました。
実際に、多くの知識を得ていれば、どのように行動していけば良いのか?悩まずに済むのは確かです。
枝一本だけで火は焚けない
ラフィキは「枝一本だけで火は焚けない」という名言を放ちましたが、これは日本の毛利元就の『3本の矢』に似ている所がありますね。
一本ではあまり力を発揮しませんが、束になれば、大きな力になっていくという意味です。
命の輪でつながっている
ムファサは、夢見た大地にたどり着きますが、多くの動物たちはキロスを恐れて、戦おうとしません。
しかし、ムファサたちは、それぞれの動物には違う長所がある事を訴えて「命の輪でつながっている」と説得します。
大事なのは何者かではなく何者になるかだ
サバンナに生きる動物たちは、自分はこういう動物だからと弱音を吐く事ばかりでした。
しかし、ラフィキは「大事なのは、何者かではなく、何者になるかだ」という名言でさとします。
私たち人間も、現在の自分を卑下する事なく、未来に向かって目標を達成する事が重要です。
『ライオン・キング:ムファサ』と他の映画を比較
前作『ライオン・キング(2019年実写版)』では、今作の伏線がありました。
スカー(タカ)は、兄のムファサに反抗的な態度を取りながら「私は兄を知っているし、王妃・サラビも慕っている」と言います。
「分かっているだろう?」と言いましたが、これは今作で、ムファサがタカとの兄弟愛より、サラビを取った事について皮肉を言ったのでしょう。
www.akira-movies-drama.comしかも、タカの顔に傷がついている所も、今作で明かされるので、今作と前作は大きくつながっています。
映画『ライオン・キング:ムファサ』のまとめ
ライオン・キング:ムファサを見た感想について、詳しく解説します。
映画『ライオン・キング:ムファサ』のオススメ層
ムファサとタカの兄弟愛が描かれていますし、ムファサやタカの両親たちが子供を大事にしようとする所もあります。
そのため、ファミリーで一緒に見る映画としては、オススメなので、年末年始の連休中に映画館で見てみるのも悪くありません。
- キッズ:⭐️⭐️⭐️⭐️
- 若年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- 中年層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
- シニア層:⭐️⭐️⭐️
- ファミリー層:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
映画『ライオン・キング:ムファサ』の残念な所
タカは、最初は心やさしきライオンの王子であり、ムファサを兄弟として迎え入れてくれました。
しかし、悲しいかな。なかなか勇気を持てず、母を守れず、愛するサラビも守れず、サラビはムファサを選んでしまいます。
ようやく、サラビが勇気を持てて行動した時には、もう遅く、ムファサとの間に大きな溝ができてしまったのは残念な所ですね。
映画『ライオン・キング:ムファサ』の見所
前作では、ムファサが谷底から落ちそうになった時、タカが前足を爪で深くさして「王よ、幸あれ!」と顔を叩いて、谷底に落としました。
これを彷彿させるシーンが、今作では二回もありました。
『あの時、助けてしまったために』という後悔から、同じような事をしてから裏切ったんだなと考えさせられます。
その他にも、前作とのつながりを感じさせる所がいくつもあるので、ライオン・キングファンであれば、見てみる価値がありますね。