映画『私にふさわしいホテル』では、東十条宗典が中島加代子から脅迫されたら、なぜか翌日から、真面目に執筆し始めます。
東十条千恵子は、その事を喜びますが、なぜ東十条宗典は真面目に執筆を始めたのか?その理由について紹介しましょう。
映画『私にふさわしいホテル』のキャスト
日本のコメディ映画『私にふさわしいホテル』は、2024年12月27日に公開されました。
監督&脚本&原作
- 監督:堤幸彦
- 脚本:川尻恵太
- 原作:柚木麻子
登場人物&俳優
- 中島加代子(演:のん)反骨心のある新人作家
- 遠藤道雄(演:田中圭)中島加代子の担当編集者
- 東十条宗典(演:滝藤賢一)中島加代子を酷評した大作家
- 東十条美和子(演:髙石あかり)東十条宗典の娘
- 東十条千恵子(演:若村麻由美)東十条宗典の妻
- 明美(演:田中みな実)一流クラブのママ
- 有森光来(演:服部樹咲)天才高校生小説家
- 須藤(演:橋本愛)超有名カリスマ書店員
- トレンディー俳優(演:橘ケンチ)密かにクラブへ行く俳優
- ホテルの支配人(演:光石研)遠藤道雄が行っていたホテルの支配人
映画『私にふさわしいホテル』のストーリー
中島加代子は、鮫島賞を狙っていたのに、自分と犬猿の中である東十条宗典が、審査員という事を知って、いきりたちます。
このままだと、間違いなく自分以外の作家を推すに違いないと思って、東十条宗典の弱みをつかんで、大胆にも家に乗り込んでしまいます。
東十条宗典が家に帰ると、中島加代子がお邪魔していて、妻とも仲良く喋っていて『なんで、こいつがここにいる』と驚いてしまうのです。
しかも、娘の東十条美和子とも、いつの間にか仲良くなっていて、動揺してしまいます。
中島加代子は、鮫島賞を受賞できなかったら、東十条宗典が高級クラブのママに高い着物をプレゼントしている事をバラすと脅します。
東十条宗典は、その脅しに屈しようとしなかったのに、なぜか翌日から、若い頃と同じように、真面目に執筆に取り組み始めます。
東十条千恵子は、中島加代子がどんな目的で家に来たのか?分かっても、夫が真面目に取り組むようになったから「もういいわ」と笑い飛ばします。
なぜ、東十条宗典は、ひどい目にあったのに、真面目に執筆し始めたのでしょうか?
東十条宗典が中島加代子から脅迫されて真面目に執筆し始めた理由
東十条宗典が。中島加代子から脅迫されても、翌日から真面目に執筆し始めたのは、娘から久しぶりにパパと言われたからでしょう。
パパと言われたのは随分と久しぶりだったので、思わず若い頃の気持ちを取り戻した可能性が高いです。
さらに、中島加代子が非常手段に打って出たとは言え、作家として成功するためには、そこまでの事をした姿勢に、大きな刺激を貰ったのでしょう。
その刺激が、創作意欲をかりたてて、いきなり真面目に執筆に取り組んだ理由になったハズです。
映画『私にふさわしいホテル』のまとめ
私にふさわしいホテルでは、東十条宗典が中島加代子を邪魔してきて、ヒロインの敵と言っても過言ではありません。
しかし、憎めない性格をしていて、何度もヒロインに騙されては強力したり、言い合ったりする所が、なかなか面白かったです。
のんさんと、滝藤賢一さんの兼ね合いが見られるだけでも、この映画は見応えがありますね。