映画『ビーキーパー』では、ミスター・クレイが養蜂家として生活していましたが、恩義のあるエロイスの仇を討とうとします。
そんな映画『ビーキーパー』の7つの名言について、詳しく紹介するので参考にしてみて下さい。
映画『ビーキーパー』のキャスト
アメリカ合衆国のアクション映画『ビーキーパー』は、日本では2025年1月3日に公開されました。
監督&脚本
- 監督:デヴィッド・エアー
- 脚本:カート・ウィマー
登場人物&俳優
- ミスター・クレイ(演:ジェイソン・ステイサム)ビーキーパーの元工作員
- エロイス・パーカー(演:フィリシア・ラシャド)クレイの隣人
- ヴェローナ・パーカー(演:エミー・レイヴァー=ランプマン)エロイスの娘
- ウォレス・ウエストワイルド(演:ジェレミー・アイアンズ)元CIA長官
- デレク・ダンフォース(演:ジョシュ・ハッチャーソン)詐欺組織のボス
- マット・ワイリー(演:ボビー・ナデリ)FBI捜査官
- ペティス(演:ミヒャエル・エップ)ウエストワイルドに雇われている私兵
- ラザルス(演:テイラー・ジェームス)大怪我をした傭兵
- アニセット(演:メーガン・レイ)クレイと戦うビーキーパー
- ジェシカ・ダンフォース(演:ジェマ・レッドグレイヴ)デレクの母親
- ジャネット・ハワード(演:ミニー・ドライヴァー)CIA長官
- ミッキー・ガーネット(演:デヴィッド・ウィッツ)UDGのリーダー
映画『ビーキーパー』のストーリー
養蜂家のクレイは、隣人のエロイスから納屋を貸してもらっている上に、優しく接してもらえて、感謝をします。
「私に、ここまで優しくしてくれるのは、あなただけだ」
エロイスは、その言葉に対して、穏やかな笑みを浮かべて、二人には平穏な日々が永遠に続くかに見えました。
しかし、エロイスが自宅に戻ると、パソコンの画面がおかしい事に気付いて、すぐに連絡をします。
その連絡先は、詐欺集団『UDG』の本部であり、わざとパソコンをハッキングして、わずかなお金で直すかのようにささやきます。
「そう言われても、私はパソコンにうとくて」「私が遠隔操作で直します」「そう?それじゃお願い」
しばらくすると、言い値よりも多額のお金が振り込まれたので、返金する事にしますが、これは大きな罠でした。
わざと多めのお金を入金して、返金してもらう事により、相手の口座番号やパスワードを抜き取ろうと企んでいたのです。
そうとも知らずに、お金を返金してあげると、パソコンの画面が一瞬だけ真っ暗になります。
「どうしたの?」と慌てると、パソコンの画面が戻りますが、口座預金や年金は全て抜き取られて、クレジットカードは上限額まで使われていました。
エロイスは絶望してしまい、ピストルで自殺をしてしまいます。クレイは、事の次第を知って、怒りに燃えて詐欺集団をつぶそうとします。
しかし、詐欺組織のボスの母親は、何と、アメリカ大統領である事が判明しました。
それでも、クレイは復讐を辞めようとせず、エロイスの娘・ヴェローナはFBI捜査官だったので、クレイを止めようとします。
クレイは「何のために働く」と問いかけますが、エロイスの仇を討つ事ができるのでしょうか?
映画『ビーキーパー』の7つの名言
ビーキーパーの7つの名言は、以下の通りです。
群れのバレンスが崩れたら女王蜂を差し替える
クレイは、狙う相手が、アメリカ合衆国の大統領の息子であっても「群れのバランスが崩れたら女王蜂を差し替える」と言い放ちます。
実は、女王蜂があまり良い子孫を産めない場合は、他の蜂によって女王蜂を代えられてしまいます。
クレイは、養蜂家だったので、大統領がどうなろうと知った事ではないと思えたのです。
歳をとると孤独だ
クレイや、エロイスなどは歳を取ってしまっていて「歳をとると、孤独だ」という言葉が出てしまいました。
実際に、ヴェローナは母親の事が心配でも、いつも側にいる事ができず、最悪の事態を招いてしまったのです。
お前の手を握ってやれない
デレクは、部下にクレイを始末するように命じますが、あまりのも手強くて、部下は手の指を切断されてしまいました。
部下は、必死にデレクに連絡をして命乞いしますが「お前の手を握ってやれない」と突き放してしまうのです。
この時の名言は、指がなくなってしまい、にぎってやる事のない意味と、もう助けてやれないという2つの意味があったのでしょう。
失敗を芸術に高める才能だ
元CIA長官のウォレス・ウエストワイルドは、デレクが怒らせた相手が、元ビーキーパー(養蜂家)と知って、呆れるように嫌味を言います。
「お前は、失敗を芸術に高める才能がある」
実は、クレイが以前、在籍していたビーキーパーというのは、プロの殺し屋であり、任務を命じられたら、危ない仕事を引き受ける集団だったのです。
法律が役に立たない時は俺の番だ
アメリカ合衆国の大統領の息子という事で、どんな犯罪を犯しても、国家の中枢のメンバーがいつもかばっていました。
そのため、法律が役に立たなくなっていましたが、クレイは「法律が役に立たない時は俺の番だ」と豪語して、復讐しようとします。
蜂の巣をつつちた報いだ
クレイは、次々に詐欺集団のメンバーもろとも、それをかばおうとするFBIにも容赦せず、次々に殺害していきます。
それでも、クレイは「蜂の巣をつついた報いだ」という名言を放って、意に介しませんでした。
何のために働く
ヴェローナは、クレイが自分の母親のために、復讐しようとしているのは、よく分かっていました。
それでも、FBI捜査官として、法律を守る義務があると思って、クレイを止めようとしますが、反論されてしまいます。
「何のために働く?」
FBI捜査官としては、心臓を撃ち抜かれるような名言の弾丸であり、何も言えなくなってしまうのです。
映画『ビーキーパー』のまとめ
ビーキーパーは、恩義のある隣人のために立ち上がりますが、皮肉にも、恩人の娘が邪魔しようとします。
さすがに、FBI捜査官としては、クレイに感謝しつつも放ってはおけなかったのでしょう。
今回は、詐欺集団で多くの者たちが働いていましたが、これは日本のブラックバイトにも通じる所がありましたね。
そういった事を考えたら、詐欺師に狙われやすいシニア層だけではなく、ブラックバイトに勧誘されやすい若年層にも見て欲しい映画です。