ドラマ『新・暴れん坊将軍』では、徳川吉宗が、紀州藩主だったにも関わらず、御三家の筆頭・尾張藩をさしおいて将軍になれていました。
そこで、なぜ紀州藩主・徳川吉宗が将軍になれたのか?その理由について紹介しましょう。
ドラマ『新・暴れん坊将軍』のキャスト
新・暴れん坊将軍は、2025年1月4日に放送されました。登場人物や俳優たちは、以下の通りです。
- 徳川吉宗(演:松平健)徳川八代将軍
- 徳川家重(演:西畑大吾)徳川吉宗の嫡男
- 徳川宗武(演:駒木根葵汰)徳川吉宗の次男
- 徳川宗春(演:GACKT)尾張藩七代藩主
- 大岡忠相(演:勝村政信)大岡越前と呼ばれていて、江戸南町奉行
- 加納五郎左衛門忠久(演:小野武彦)徳川吉宗の重臣
- 大岡忠光(演:木村了)側用人
- ひさめ(演:尾碕真花)徳川家重の御庭番
- 八兵衛(演:浜田学)徳川吉宗の御庭番
- こはる(演:中島亜梨沙)徳川吉宗の御庭番
- 辰五郎(演:生瀬勝久)江戸火消し『め組み』の棟梁
- おさい(演:高島礼子)辰五郎の妻
- 本間要治郎(演:小澤征悦)旗本
- 本間要蔵(演:本田博太郎)若年寄
- 奥平重徳(演:神保悟志)老中
- おきぬ(演:藤間爽子)町娘
- 猪野尾又吉(演:マギー)おきぬの父
- 蘭丸(演:内藤秀一郎)おきぬを騙した男
- 田九郎(演:渋川清彦)町で、女子を連れ去ろうとする男
ドラマ『新・暴れん坊将軍』のストーリー
江戸幕府の財政は傾いていましたが、徳川吉宗の倹約により、その財政はだいぶ持ち直していました。
しかし、民はあまり裕福ではなく、徳川吉宗に対して、不満が高まっていました。
徳川吉宗は、そんな時に、久しぶりに市井に出かけてみると、徳川家重そっくりの者と出会って、驚いてしまいます。
嫡男の家重は、生まれつき上手く喋る事もできず、家臣たちは次男の宗武を後継者にするべきと進言します。
それだけに、市井で、徳川家重が太刀さばきも上手で、ペラペラと喋れていた事に驚いてしまいました。
江戸城に戻り、大岡忠光に尋ねてみると、家重は少しずつ、喋られるようになっていた事が分かります。
その一方で、徳川宗武は家臣たちの讒言(ざんげん)により、少しずつ、自分が将軍になって武力を高めなくてはいけないと思うようになっていました。
尾張藩主・宗春は、江戸へ登城してきましたが、吉宗を目の前にして、堂々と質素倹約を痛烈に批判してきました。
徳川吉宗は、涼しい顔で聞き流しますが、大岡忠相は「ここまで、あからさまに言うとは」と苛立ちます。
本間要治郎は、父を成敗された事を逆恨みして、徳川宗家と尾張藩を戦わせて、共倒れにさせようと企んでしまいます。
はたして、徳川吉宗は、この企みを阻止する事ができるのでしょうか?
『徳川吉宗が尾張藩をさしおいて将軍になれた理由』
徳川吉宗が尾張藩をさしおいて将軍になれた理由は、情報収集能力の高さが決め手となりました。
実は、徳川将軍・家継が亡くなった時に、その情報を早めに知った吉宗は、すぐに登城しました。
それに引き換え、尾張藩主・継友は情報を知ったのが遅くなってしまい、あわてて登城する事になったのです。
慌ててしまった事もあり、家臣たちも急いであとから駆けつけるような醜態をさらしてしまって、これでは将軍になれる訳もありません。
家宣の側室だった月光院が、徳川吉宗を推していたのも大きかったのですが、やはり、この情報収集能力の高さが大きかったと言えます。
ドラマ『新・暴れん坊将軍』の見所とまとめ
暴れん坊将軍を見るのは、子供以来ですから、もう何十年ぶりで、かなり久しぶりの感じがしました。
暴れん坊将軍のBGMが流れた時は『やっぱり、暴れん坊将軍のBGMは、これですねぇ」と感慨深くなりましたね。
今回はスペシャル番組という事もあり、GACKTさんが出演して、吉宗のライバル・宗春が登場したので、なかなか見ごたえがありました。