映画『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』では、長野オリンピックを陰から支えるテストジャンパーの努力がありました。
そんな映画『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』の7つの名言を詳しく紹介します。
- 映画『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』のキャスト
- 映画『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』のストーリー
- 映画『ヒノマルソウル』の7つの名言
- 映画『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』のまとめ
映画『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』のキャスト
日本の映画『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』は、年に公開されました。
監督&脚本
登場人物&俳優
- 西方仁也(演:田中圭)リレハンメル五輪で日本代表だったスキー選手
- 西方幸枝(演:土屋太鳳)西方仁也の妻
- 高橋竜二(演:山田裕貴)耳が不自由なテストジャンパー
- 南川崇(演:眞栄田郷敦)西方仁也の後輩
- 小林賀子(演:小坂菜緒)勝気なテストジャンパー
- 神崎幸一(演:古田新太)テストジャンパーの指導者
- 葛西紀明(演:落合モトキ)西方仁也を信頼する後輩
- 岡部孝信(演:大友律)長野オリンピックで奮闘するスキー選手
- 船木和喜(演:狩野健斗)日本スキー界を有名する選手
- 原田雅彦(演:濱津隆之)リレハンメル五輪で失敗するスキー選手
- 斉藤浩哉(演:山田英彦)何度も怪我をしてしまうスキー選手
- 西方弘(演:大河内浩)西方仁也の父親
- 西方タカヨ(演:唐木ちえみ)西方仁也の娘
- 西方慎護(演:加藤斗真)西方仁也の息子
映画『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』のストーリー
長野オリンピックで、原田雅彦が滑ろうとしていた時、西方仁也は『なんで、俺がここで、お前はそこにいるんだ』と思っていました。
その理由を知るには、時計の針を数年前に戻る必要があります。
リレハンメル五輪で、日本は優勢で、原田雅彦が普通に飛べていれば、金メダルは確実とされていました。
ところが、原田雅彦が滑ってみたら、大失速してしまって、日本は金メダルではなく、銀メダルで終わってしまいます。
原田雅彦は『やってしまった』と思ってしまい、座り込んでしまい、西方仁也たちは、駆けつけて励ましてあげるのです。
翌日、多くのマスコミから「原田さん、あなたが失敗しなければ、日本は金メダルになっていたと思いますが?」と厳しい質問が飛びます。
「……そうですよね。本当に申し訳ないです」
西方仁也は、銀メダリストで終わってしまいましたが、次の長野オリンピックに向けて、練習を励んでいたら、腰の痛みを感じてしまいました。
しかし、誰にも、腰の痛みを相談せず、スキー場でジャンプしようとしたら、途中でバランスを崩して、着地に失敗して大怪我します。
リハビリに励み、なんとか長野オリンピックに間に合いますが、代表に選ばれませんでした。
神崎幸一から「テストジャンパーをしてみないか?」と誘われて、悩んだ末に、テストジャンパーを引き受けることにしました。
多くの仲間たちと悩みながらも、歓声のない状況でジャンプに励む中、原田雅彦から声をかけられますが、反論します。
「お前に、俺の気持ちの何が分かるんだよ!お前がちゃんと飛べていれば、俺は金メダルだったんだよ。お前の金メダルなんか見たくない」
「それでも、俺は金メダルを取らなければいけないんだよ!」
いよいよ、長野オリンピックが始まり、猛吹雪の中、原田雅彦が飛ぶ時、西方仁也は『落ちろ、お前なんかいれば良い』と念じてしまいます。
原田雅彦は、遠くまでジャンプできず、観衆から「何やってんだよ!ちゃんとしてよ」とヤジが飛びます。
テストプレイヤーたちが「このままでは、また原田さんが戦犯になる」と心配しますが、2度目のジャンプでK点を超えられるのでしょうか?
映画『ヒノマルソウル』の7つの名言
ヒノマルソウルの7つの名言は、以下の通りです。
銀じゃダメなんだよ
原田雅彦は、リレハンメル五輪で金メダルを取れなかったのは自分の失敗のせいだと思い「銀じゃダメなんだよ」と力なくつぶやきました。
かつて、柔道の柔ちゃんこと谷亮子選手も「最高でも金、最低でも金」と発言して、オリンピック選手の気概が分かる所ですね。
ここで勝てなければオリンピックはないぞ
西方仁也は怪我をしてしまいますが、リハビリを終えて、競技に挑もうすると、神崎幸一から言われます。
「ここで勝てなければオリンピックはないぞ」
その言葉を重く受け止めて、最高の結果を出せますが、残念ながら日本代表に選ばれませんでした。
俺には次があります
南川崇は、長野オリンピックで日本代表に選ばれなくても「俺には次があります」と発言していました。
西方仁也は、もう若くないから次はないと思っていただけに、その名言は羨ましくて仕方なかった事でしょう。
それでも俺は金メダルを取らなければダメなんだ
原田雅彦は、 西方仁也から強く非難されますが「それでも俺は金メダルを取らなければダメなんだ」と言い切りました。
自分のせいで、日本が金メダルを取れず、 西方仁也たちを金メダリストにできなかったという思いから、出た言葉だったのでしょう。
競技を再開するかはテストジャンパーのジャンプで決める
長野オリンピックでも、原田雅彦が遠くまでジャンプできなかった時、あまりの猛吹雪で、競技が中止になりそうでした。
そこで、関係者から「競技を再開するかはテストジャンパーのジャンプで決める」と教えられます。
テストジャンパー全員が上手く飛べなければ、そこで日本の金メダルが取れない事が決まるのです。
俺たちはモルモットじゃない
西方仁也は、猛吹雪の中、ジャンプさせられると聞いた時に「俺たちはモルモットじゃない」と抗議します。
しかし、ここでジャンプしなければ、日本の金メダルが取れない事が決定になるので、日本は瀬戸際に追い込まれていた時でした。
西方、飛べぇ!
多くのテストジャンパーが飛んでいく中、アンカーを務めるのは、西方仁也でした。
原田雅彦は「西方、飛べぇ!」と力強く叫び、応援をしました。
強く非難されながらも、やはり二人は心でつながっていたのでしょう。
映画『ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜』のまとめ
ヒノマルソウル 〜舞台裏の英雄たち〜では、主人公が原田雅彦かと思いきや、まさかの西方仁也でした。
この映画を見るまでは、原田雅彦がリレハンメル五輪で失敗したのに、長野五輪で雪辱を果たした事ばかり記憶に残っていました。
しかし、西方仁也たちテストジャンパーたちのジャンプがなければ、日本の雪辱を果たせなかったので、陰の金メダリストたちと言えるでしょう。