株仲間を廃止しても米の値段が下がらない理由を紹介!大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第26話』

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引用:https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/

ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第26話』では、株仲間を廃止して、米の値段を下げようとしますが、そうはうまくいきません。

なぜ、株仲間を廃止しても、米の値段は下がらないのか?その理由について紹介しましょう。

ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』のキャスト

べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜は、2025年1月5日から放送されました。登場人物や俳優たちは、以下の通りです。

主要人物と駿河屋と蔦屋の人々

徳川一族と関係する者たち

幕臣たち

吉原

大文字屋

  • 大文字屋市兵衛(演:伊藤淳史)大文字屋の主人
  • しげ(演:山村紅葉)大文字屋の遣り手

二文字屋

  • きく(演:かたせ梨乃)二文字屋の女将
  • 朝顔(演:愛希れいか)元・松葉屋の花魁
  • ちどり(演:中島瑠菜)二文字屋の女郎

江戸市中(出版人たち)

  • 須原屋市兵衛(演:里見浩太朗)書物問屋の主人
  • 鱗形屋孫兵衛(演:片岡愛之助)地本問屋の主人
  • 鱗形屋長兵衛(演:三浦獠太)鱗形屋孫兵衛の長男
  • 藤八(演:徳井優)鱗形屋の番頭
  • 鶴屋喜右衛門(演:風間俊介)旗本問屋の主人
  • 西村屋与八(演:西村まさ彦)地本問屋の主人
  • 小泉忠五郎(演:芹澤興人)浅草の本屋の主人

江戸市中(その他)

周辺人物

ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第26話』のストーリー

“べらぼう26回の画像”/

画像の引用元:https://www.nhk.jp/p/berabou/ts/42QY57MX24/episode/te/LPJZZNK73P/

浅間山の噴火による灰が降り注いでしまった上に、厳しい冷夏により、米が不作となってしまい、米価は去年の2倍にあがってしまいました。

田沼意次は、その厳しい知らせを聞いてしまい「何とか商人たちに、通常のお金で米を渡すように」と命じます。

側近たちは「そんな事が効くとは思えませぬが」と異を唱えますが「すぐに手を打てと言っておるのだ!その間に次の策を練り上げる」と吐き捨てました。

田沼意次は、すごい剣幕で廊下を渡りながら「これで、何とかせねば、ワシは終わりじゃ」と憤ってしまいます。

その頃、日本橋でも、苦しい事情は同じであり、蔦屋重三郎は奉公人たちにあげるコメが尽きそうになっている事を知って驚いてしまいます。

ていからは「吉原との関わりを見直してはどうでしょうか?」と勧められますが「それはできねぇ」と苦しい表情を浮かべます。

そんな時に、見覚えのある顔を見て、蔦屋重三郎は「てめぇ、今頃、何しに来やがった」と店から追い出そうとします。

実は、蔦屋重三郎の母親であり、かつては自分を捨てた女だったので、今更、面倒なんて見きれるかと憤慨してしまいました。

しかし、ていからは「親が生きているうちに親孝行すべき」と苦言をていされて、しぶしぶ、屋敷に住まわせてあげます。

ていは、才覚ある絵師や、商い上手のつねを見ていたら、自分のような石頭な妻はいないほうが良いと思って、店を出ていきます。

蔦屋重三郎は慌てて、ていを追いかけていき、自分の胸の内をうちあけて、戻ってくれるように頼み込みます。

「私は、あなたをつまらぬ女と思った事はないです。やっと見つけたんです。俺と同じいぐらい辛い思いをした人を」

「この人なら、俺と一緒に歩いてくれる……いえ、俺と一緒に歩いて欲しいと思ったんです」

その言葉を言いて、ていの心は大きく揺さぶられて、店に戻って行きました。

田沼意知は、蔦屋重三郎の話から『株仲間を廃せば、米価を抑えれる」と思いつき、なんとか難局をのりきる事ができたのです!

『株仲間を廃止しても米の値段が下がらない理由を紹介』

田沼意知は、蔦屋重三郎は「株仲間がいなければ、本を売れるのにと思った事があります」という話を聞いて、妙案を思いつきました。

それが、株仲間を廃止して、誰もが米を自由に売れるようすにすれば、一部の者だけが高い値段にする事はできないという策です。

そのあと、株仲間は一旦、廃止しますが、思わぬ事態に直面して、米の値段は下がりませんでした。

それは、裕福な商人が米を買い占めしてしまい、米を売り惜しみして、米の値段が下がらなかったのです。

江戸時代は武士が権力を握っていましたが、商人は経済力にものを言わせて、武士に従わない所もある時代だった訳ですね。

ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜 第26話』の見所とまとめ

第26話では、蔦屋重三郎が奉公人たちにいっぱいお米を食べさせていましたが、おかずが少ない時代だったので、仕方なかったのでしょう。

蔦屋重三郎は、今まで感情が高ぶる事はあっても、相手の事を「ババア」という事はありませんでした。

それなのに、実母に対しては、捨てられた恨みがあって、事あるごとにババアと言い放ってしまいましたね。

田沼意知が、株仲間を一旦は廃止して、米価を抑えようとしますが、思わぬ伏兵により失脚しそうな予感がしますね。