朝ドラマ『舞いあがれ! 第56話』では、岩倉舞の父親の町工場を危機に陥れるリーマンショックがなぜ起きたのか?その原因について解説します。
ドラマ『舞いあがれ! 第56話』のキャスト
舞いあがれ!は、2022年10月3日から放送開始されました。
演出
- 演出:田中正&野田雄介&小谷高義&松木健祐
登場人物&俳優
- 岩倉舞(演:福原遥)パイロットを目指す女性
- 岩倉浩太(演:高橋克典)岩倉舞の父親で、町工場の経営者
- 岩倉めぐみ(演:永作博美)岩倉舞の母親
- 岩倉悠人(演:横山裕)岩倉舞の兄
- 才津祥子(演:高畑淳子)岩倉舞の祖母
- 梅津貴司(演:赤楚衛二)お好み焼き屋『うめづ』の息子
- 梅津貴司-幼少期(演:齋藤絢永)幼い頃の梅津貴司
- 梅津勝(演:山口智充)お好み焼き屋『うめづ』の主人
- 梅津雪乃(演:くわばたりえ)お好み焼き屋『うめづ』の女将
- 望月久留美(演:山下美月)岩倉舞の同級生
- 望月久留美-幼少期(演:大野さき)幼い頃の望月久留美
- 望月佳晴(演:松尾諭)望月久留美の父親
- 柏木弘明(演:目黒蓮)航空一家で育ったエリート
- 矢野倫子(演:山崎紘菜)商社で働いていた帰国子女
- 中澤真一(演:濱正悟)パイロットを夢見て仕事を辞める人物
- 吉田大誠(演:醍醐虎汰朗)奨学金で学校に通う男性
- 水島祐樹(演:佐野弘樹)水島ストアの社長の息子
- 大河内守(演:吉川晃司)航空学校 帯広校の教官
- 柏木弘明(演:目黒蓮)エリート男子でも性格が悪い人物
- 都築英二(演:阿南健治)生徒を厳しくチェックする教官
- 笠巻久之(演:古舘寛治)岩倉浩太の会社のベテラン社員
- 結城章(演:葵揚)笠巻久之の後輩
ドラマ『舞いあがれ! 第56話』のストーリー
岩倉舞は、航空学校を無事に卒業して、両親に電話で教えてあげると、父親の岩倉浩太は「ホンマか?」と大喜びします。
ところが、部下が「社長、これ見て下さい」と言ってくるので、岩倉浩太はパソコンのモニターを見ると、取引先の部品の注文数が激減していたのです。
慌てて、岩倉浩太は取引先に電話をして「あの、これって何かの間違いとちゃいますか?」と聞いても、それは間違いがなくて、再来月になっても注文数が戻るのか分からないとまで言われてしまいまいた。
実は、アメリカの金融の経営破綻によって起きた『リーマンショック』が、日本の東大阪の町工場にまで影響が及んでいたのです。
岩倉舞たちは、そうとも知らずに、仲間たちと一緒に居酒屋で卒業を祝う飲み会を行なっていて、そこに水島祐樹も駆けつけて、懐かしい再会を楽しんでいました。
柏木弘明は、国際線のパイロットになるために、サンフランシスコで語学留学する事になるので、岩倉舞は「しばらく会えんの?寂しいな」とつぶやきます。
しかし、柏木弘明は「俺たちは離れていても大丈夫」と言うと、岩倉舞は「大丈夫」と自分に言い聞かせるようにつぶやきました。
岩倉浩太の会社の社員たちは、お好み焼き屋『うめづ』で「ボーナスがたったの3万円」と愚痴をこぼしますが、結城章は「社長は、よくやってくれています」と不機嫌になってしまいます。
岩倉家では、舞がパイロットに必要な勉強をしていましたが、リーマンショックの影響は、岩倉舞にも確実に忍び寄っていたのです!
『リーマンショックが起きた原因』
アメリカでは、低所得者にも組める住宅ローンであるサブプライムローン』が提供されていましたが、住宅ブームが過ぎて、住宅価格が下落してしまったのです。
そうしたら、サブプライムローンからブライムローンへ借り換えが出来なくなり、返済できない方が続出してしまい、住宅ローンが不良債権化してしまいました。
参照元:https://www.smtb.jp/personal/useful/market-column/ikegami-column-02/column_03
アメリカの株価は暴落してしまった訳ですが、これが日本にまで影響を及ぼしたのは、『証券化』が関係しています。
ローンを貸し出す金融機関が、高いリスクのサブプライムローンの債権を証券会社に売却していて、証券会社は、その再建を細分化して他の社債などと組みわせて販売していたので、多岐にわたって影響が拡大してしまったのです。
ドラマ『舞いあがれ! 第56話』の見所とまとめ
ネットでは『いつか、リーマンショックが、岩倉舞の父親の会社に影響を及ぼすのではないか?』と不安の声があがっていましたが、予想通りな展開になってしまいましたね。
これから、町工場や岩倉舞たちは、どうなっていくのか?心配ですが見守っていきたい所です。