糸(志田未来)を北条に送ったら武田信玄が激怒した理由!大河ドラマ『どうする家康 第11話』

引用:https://www.nhk.or.jp/ieyasu/

大河ドラマ『どうする家康』で、徳川家康が糸(演:志田未来)を北条に送ったら、武田信玄が激怒するので、その理由について紹介します。

大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト

どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。

松平家(のちの徳川家)

今川家

 

織田家

武田家

その他

大河ドラマ『どうする家康 第11話』のストーリー

松平家康は、三河国を統一して、朝廷から『三河守(みかわのかみ)』に任命されて、性別を『徳川』に変える事になりました。

徳川は、源氏で使われた事がある性でしたが、そのためには朝廷に300貫も必要となり『そんなに銭が必要なのか』と、落胆してしまいます。

しかし、正室の瀬名からは「でも、殿に逆らっていた者が、これで認めてくれたら、戦が無くなれば、安いものかも」と言うので「そなたの友のお田鶴どのもそうしてくれたら、よいのじゃが」

瀬名は『きっと、お田鶴様も分かってくれる』と思っていましたが、お田鶴は徹底抗戦の構えを取り、自ら甲冑をまとって籠城をしてしまいます。

徳川家康は、織田信長の仲介により、武田信玄と会う事になり、団子を与えられて「武田は駿河、徳川は遠江で、切取り次第という事で」と提案されました。

しかし、徳川家康は、瀬名の友達を救うために、粘りつよく降伏を勧めますが、その間に武田軍があっという間に駿府を落としてしまったのです!

徳川家康の家臣たちは「我々が住んでいた駿府が、こんなにあっさりと?武田信玄は化け物か」と動揺が走ります。

家臣たちから「もはや、一刻の猶予もありませぬ。夜明けになっても降伏しなければ、総攻撃を」と強く勧められてしまいます。

お田鶴は『瀬名さまに会いに築山へ参りたい。徳川殿が過ちを改めてくれたら、あなたの夫も私の夫も過ちを犯しました。今川のご恩を忘れて、この世を悪いほうへ悪いほうへ』と手紙を書いていきました。

翌朝、その手紙をふところに入れて、甲冑姿で徳川軍に突撃していき、家臣たちが鉄砲隊に「撃てぇ」と命じてしまい、徳川家康が「待て!」と静止させようとしますが、お田鶴の胸元に命中して落命してしまったのです。

『糸(志田未来)を北条に送ったら武田信玄が激怒した理由』

引用:どうする家康 前編(NHK大河ドラマ・ガイド)68ページ

徳川家康にとって、今川氏真の妻である糸(演:志田未来)は、以前の主君の義理の娘です。

そのため、殺すのは忍びないと考えて、実家である北条に送っても、慈悲深い大名という事で、怒られる筋合いはありません。

それでも、武田信玄が激怒したのは『徳川と北条が、これを機に手を結び、駿河に攻め込むかもしれない』と思ったからでしょう。

いかに信濃・甲斐・駿河を支配していたとは言え、坂東一円に覇を唱えていた北条と、三河遠江を支配していた徳川に攻められたら、苦戦をするのは必定でした。

武田信玄は、そうならないように激怒したふりをして、北条と共に攻め込めないようにクギをさしたかったのでしょう。

大河ドラマ 『どうする家康 第11話』のまとめ

お田鶴(演:関水渚)が、討ち死にする前に「思い出してくだされ、あの雅な駿府の街を。思い出して下され、あの賑やかな通りを。あのお団子の美味しい茶店を」と手紙を書いているシーンは感動的でしたね。

次回は、いよいよ糸(演:志田未来)が登場しますが、徳川家康が、どうやって北条に糸たちを送るのか?注目したいです