池田蘭光が紹介した本『木草網目』について紹介！朝ドラ『らんまん第8話』

引用：https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/

朝ドラ『らんまん第8話』では、池田蘭光が槙野万太郎に紹介してきた『木草網目』について、詳しく紹介しましょう。

らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。

槙野万太郎は、名教館へ行こうとしたら、何回も水をかけてきた堀田寛太から、オオセキソウ・オオバコ・ヘビイチゴなどの草花を教えられます。

何でもない草花に、一つずつ名前がある事に驚いてしまい「名前があるとですか？」と聞くと「そうじゃ、ちょっと待っていろ」と草花を多く書いてある書物を見せてもらいます。

槙野万太郎には、そこに書いてある文字が読めなくて、何としてでも読みたくなると、堀田寛太は「だったら、よく学べ」と言われて、異国の地図や地球儀まで持って来ました。

他に学んでいた子供たちも、その物を見て目を輝かせていき、楽しむように学んでいきます。

それから、3年もの間、槙野万太郎は名教館で学んでいき、家に戻っても、草花について学んで行きました。

槙野タキは、塚田昭徳はから「わしは、殿と一緒に東京へ行く事になる」と言われて、寂しくなり落胆してしまいます。

そんな時に、酒蔵に働いている者から「大奥さま、大変でございます」と言われるので「どうした、役人と何かあったか？」「それが、万太郎さまが」

何事だろう？と思って行ってみると、槙野万太郎が高価な時計を分解して、その部品一個つずつまで、夢中になって模写していたのです。

槙野タキは、その光景に呆気に取られましたが、槙野万太郎は、どこまで知識を吸収していく気なのでしょうか？

池田蘭光が、槙野万太郎にある本を紹介しますが、そこには『木草網目』と書かれてありました。

これは、ほんぞうこうもくと呼ばれていて、明王朝の李時珍が完成させたものであり、中国の本草学史上において、分量が最も多い薬学著作です。

日本では、林羅山が長崎で本草綱目を手に入れて、徳川家康に献上して、これを基に徳川家康が本格的に研究を進めました。

徳川家康は、健康オタクとも呼ばれていて、薬作りに興味があった人物なので、その本に興味が湧いたのは当然の成り行きと言えるでしょう。

第8話では、池田蘭光が紹介した本『木草網目』によって、槙野万太郎が奮い立ちましたね。

舞いあがれとは違って、史実にそって制作されている物語なので、前作のように、いきなりパイロットを辞めて工場勤務するとか、そんな無茶苦茶な路線変更は無さそうなので、安心してみ見ていられます。