ドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜 第11話(最終話)』の白金眞理子(渡辺真起子)が冷血な性格だから、感動できる理由を紹介します。
- ドラマ『TOKYO MER 第11話(最終話)』のキャスト
- ドラマ『TOKYO MER 第11話(最終話)』のストーリー
- 『白金眞理子(渡辺真起子)が冷血な女性でも感動する訳』
- ドラマ『TOKYO MER 第11話(最終話)』の見所とまとめ
ドラマ『TOKYO MER 第11話(最終話)』のキャスト
TOKYO MER〜走る緊急救命室〜は、TBS系列で、2021年7月4日〜9月12日の間まで放送されていました。
企画&脚本&演出
登場人物&俳優
- 喜多見幸太(演:鈴木亮平)TOKYO MERの指揮を任される人物
- 音羽尚(演:賀来賢人)エリート官僚でも、TOKYO MER解体を企む
- 弦巻比奈(演:中条あやみ)現場の医療行為に不慣れなドクター
- 蔵前夏梅(演:菜々緒)ナイチンゲールに憧れる女医
- 冬木治朗(演:小手伸也)麻酔科医として経験豊富な人物
- 徳丸元一(演:佐野勇斗)ERカーの運転手
- ホアン・ラン・ミン(演:フォンチー)ベトナム出身の看護師
- 赤塚梓(演:石田ゆり子)東京都知事にして、TOKYO MERの創設者
- 駒場卓(演:橋本さとし)危機管理対策室室長
- 清川標(演:工藤美桜)TOKYO MERの成果を報告するメンバー
- 目黒大知(演:猪塚健太)危機管理対策室のメンバー
- 入谷洸平(演:正木航平)危機管理対策室のメンバー
- 高輪千晶(演:仲里依紗)循環器の外科医
- 深沢陽斗(演:佐藤寛太)研修医
- 喜多見涼香(演:佐藤栞里)喜多見幸太の妹
- 千住幹生(演:要潤)東京消防庁レスキュー隊の隊長
- 白金眞理子(演:渡辺真起子)厚生労働大臣にして、赤塚梓都知事の政敵
- 久我山秋晴(演:鶴見辰吾)医政局局長で、白金の側近
- 天沼夕源(演:桂文珍)民自党幹事長
- 月島しずか(演:稲森いずみ)犯罪に目を光らせる警視正
- 高松(演:馬場徹)公安部の刑事
- エリオット椿(演:城田優)日系人のテロリスト
- 天沼夕源(演:桂文珍)政界の大物政治家
ドラマ『TOKYO MER 第11話(最終話)』のストーリー
喜多見幸太は「やはり、医者は危険な所で医療活動をするべきじゃなかったんですよ。俺が椿を助けなければ、涼香が死ぬ事が無かった。もうTOKYO MERは解散ですね」と後悔してしまいます。
TOKYO MERのメンバーたちは、喜多見を説得する事ができず、職場へ戻っていきました。
そんな時に、出動命令がくるので、多くのメンバーたちがERカーに乗り込んでいきますが、音羽尚は「もう喜多見チーフが、解散を望んでいるんです」と言って出動しません。
音羽尚は、喜多見涼香の写真を見ながら「私は官僚の道を突き進みます、それが、涼香さんが望んでいると信じています」とつぶやきます。
最終審議回では、多くの政府関係者が、喜多見幸太チーフが偽りのヒーローだったと、TOKYO MERを笑い飛ばしていました。
音羽尚は、その光景に腹が立ち「TOKYO MERのメンバーたちは、褒められたくて活動している訳じゃない。あのチームは日本に必要です。安全圏にいるあなた達に、彼らを批判する資格はない!」と叫びます。
政府関係者たちは、歯ぎしりをするような思いで、TOKYO MERの解散を決定します。
その後に、白金眞理子大臣は、赤塚梓大臣のもとに行きますが、死にそうになってまで、TOKYO MERを存続させようとする姿に心を打たれて、ついにTOKYO MERの継続を許可して、その活動を正式に認可しました。
その頃、喜多見幸太は、元妻の高輪千晶から無線を渡されて、TOKYO MERが命がけの救助活動をしている事が分かりますが、このまま何もしないのでしょうか?
『白金眞理子(渡辺真起子)が冷血な女性でも感動する訳』
最終審議回で、政府関係者たちは、TOKYO MERの解散を決定して、白金眞理子大臣は、政敵の赤塚梓のもとへ行くと、いつ死んでもおかしくない状況で、最後の最後までTOKYO MERの存続を訴えて、気を失いそうになります。
白金眞理子は、医療用モニターにある『現在心不全・心拡大と伴っている。心筋組織移植 許可申請中』という文字を見ます。
現場では、TOKYO MERのメンバーたちが、患者をERカーに運ぼうとしますが、厚生労働省の職員たちが「MERの解体が決定したので、ここの使用は認められません」と妨害してしまいます。
天沼夕源は、無線で「管轄は厚生労働省だ、国の意見には従ってもらう」と言い放ち、危機管理対策室では、絶望感でおおわれていましたが、そこに白金眞理子が、颯爽(さっそう)と現れてしまいました。
駒場卓は「あなたの言う事に従えない」と反対しようとすると、無線で「厚生労働大臣の白金です。厚生労働大臣として、TOKYO MERの活動を正式認可します」と宣言して、多くの者たちは唖然としてしまいます。
白金眞理子は「現場にいる厚生労働職員は、今すぐMERの支援に回って下さい」と指示してしまい、天沼夕源から「白金、どういうつもりだ!」
「天沼幹事長、引っ込んでいてもらえますか?政治家は国民の命を守る事が仕事だと思い出しました。命を最優先します。音羽さん急いで」
音羽たちは「了解」と言って、急いで、ERカーに患者を搬送します。
白金眞理子は「現場の職員は、すぐに全国医師会、看護協会に連絡。私の名前で、派遣医師、看護師の増援を依頼して下さい。国民の命を守る事が、私たち厚労省の務めです、しっかり頼みますよ」
さらに、久我山秋晴の携帯に連絡をして「職員を動かして、後方支援を頼みます」と伝えると「でも、天沼幹事長が」
「闇献金の帳簿を公表します。天沼幹事長には退いてもらいましょう」「本気ですか?」「どちらにつくのか決めなさい!」「それはもちろん、白金大臣です」
「あなた、文科省とパイプがあったわよね?文科省と京山大学付属病院に話をして、iPS細胞を使った心筋組織の使用許可を今すぐねじこんで」と矢継ぎ早に指示をします。
この命令により、多くの救急車が患者を搬送できた上に、赤塚梓都知事の命まで救われたのです。
目的達成のためには、相変わらず冷血に判断をして、仲間だった天沼幹事長を政治的に抹殺しますが、あまり感情が高ぶらずに冷静な判断ができるからこそ、人々を感動できる決断ができるのでしょう。
ドラマ『TOKYO MER 第11話(最終話)』の見所とまとめ
第11話(最終話)では、まさか冷血だった白金眞理子(渡辺真起子)が、ここまで急転直下の決断をするとは思いもよりませんでした。
元医師という事なので、追い込まれた上で、しぶしぶTOKYO MERを正式に認可して終わるドラマかなと思いましたが、ここまで態度をひるがえして、積極的に支援する姿は、最高にカッコよかったですね。
ただし、ラストシーンで、重症に陥ったテロリストのエリオット椿を助けようとするシーンは、ハッキリ言って、いらなかったです。
月島しずかの部下によって、射殺されたほうが、スッキリした感じで終わるので、変な所で、医療の難しさを伝えて、ドラマの感動する部分を損なったかなという感じがします。