江口りん(安藤玉恵)が大家なのに世話までする理由を紹介!朝ドラ『らんまん 第28話』

引用:https://www.nhk.jp/p/ranman/ts/G5PRV72JMR/blog/bl/pkLm3a5nL6/

朝ドラ『らんまん 第28話』で、江口りん(安藤玉恵)が大家なのに、なぜか倉木夫婦のお世話までする理由について紹介するので、参考にしてみて下さい。

朝ドラ『らんまん 第28話』のキャスト

らんまんは、2023年4月3日から放送開始されました。

監修&演出

  • 監修:田中伸幸
  • 演出:渡邊良雄&津田温子&深川貴志

登場人物&俳優

  • 西村寿恵子(演:浜辺美波)牧野寿衛子がモデルとなる人物
  • 槙野万太郎-青年時(演:神木隆之介)植物学の研究者
  • 槙野万太郎-幼少時(演:森優理斗)高知の裕福な酒造業の跡取り息子
  • 槙野万太郎-少年時(演:小林優仁)9〜12歳の頃の槙野万太郎
  • 槙野ヒサ(演:広末涼子)槙野万太郎の母
  • 槙野綾-青年時(演:佐久間由衣)槙野万太郎の姉
  • 槙野綾-幼少期(演:太田結乃)弟を優しく見守る少女
  • 槙野タキ(演:松坂慶子)槙野万太郎の祖母
  • 西村まつ(演:牧瀬里穂)西村寿恵子の母親
  • 竹雄-青年時(演:志尊淳)酒蔵『峰屋』の番頭の息子
  • 竹雄-称念寺(演:井上涼太)槙野万太郎の世話を命じられる少年
  • 天狗-坂本龍馬(演:ディーン・フジオカ)神社で槙野万太郎と出会う
  • 池田蘭光(演:寺脇康文)名教館の学頭
  • 堀田寛太(演:新名基浩)槙野万太郎の幼馴染
  • 幸吉(演:笠松将)峰屋で働く青年
  • 野田基善(演:田辺誠一)槙野万太郎が憧れる植物学者
  • 槙野万太郎が憧れる植物学者
  • 楠野喜江(演:島崎和歌子自由民権運動を応援する女性
  • 早川逸馬(演:宮野真守自由民権運動
  • 中濱万次郎(演:宇崎竜童)ジョン万次郎とも呼ばれる男
  • 市蔵(演:小松利昌)峰屋の番頭で、竹雄の父親
  • 広瀬佑一郎(演:中村蒼)槙野万太郎の元学友
  • 倉木隼人(演:大東駿介)トランクを狙う男
  • 倉木えい(演:成海璃子)質屋で槙野万太郎と出会う女性
  • 江口りん(演:安藤玉恵)十徳長屋の差配人

朝ドラ『らんまん 第28話』のストーリー

倉木隼人が、植物の紙を燃やそうとしていたので、槙野万太郎が慌てて「待て、燃やすな!」と止めようとして、竹雄が「お前は盗人じゃろう」と責め立てます。

「証拠は?俺が盗んだ所を見ていないなら、言いがかりだろう」

竹雄は「お前、わしらが和牛のお店にいた時から、つけていたじゃろう」と掴みかかりますが「ピーピー、うるせぇなぁ」と、お互いにつかみかかってしまうのです。

槙野万太郎は「100円出すから、絶対に燃やすな」と言っていましたが、倉木えいから「あんた!およしよ、博打で買ったものと言ってたけど、盗んだんだろう」「お前は引っ込んでろ」

そんな時に、倉木夫婦の子供が熱で寝込んでしまったと聞いて、槙野万太郎が「早く医者を呼んでくれ。わしは熱の事なら、少しは知っている。飲み薬もあるし」

倉木えいは『本当に?』と思って、急いで、医者を呼んで事なきを得ました。近所の者たちは「助けてくれて、ありがとう」とお礼を言ってきますが「いやいや、わしは何も」

倉木えいは「本当に、ありがとうございます」とお礼を言いますが、旦那は全く頭を下げようとしなくて、ぶっきらぼうな感じの態度を取ってしまいます。

「これだけ、世話になったんだよ、あんたもお礼を言いなよ」と言いますが、夫は何も言わず立ち去って行きました。

近所の者たちから、食事をおごってもらい、長屋にも泊めてもらうと、十徳長屋の差配人の江口りんから「昨日は、お世話をしてもらい、ありがとうございます」と、再びお礼を言われます。

「倉木さんたちは、家賃の支払いができていない分がたまっているけど、部屋も空いているし、追い出すのもね」と言うので「空いてる?ワシ、ここに住みたいき」「えぇ?」

江口りんは、思わぬ申し出に驚きますが、槙野万太郎は、このまま長屋に住む事になるのでしょうか?

『江口りん(安藤玉恵)が大家なのに世話までする理由』

江口りん(安藤玉恵)は、長屋の差配人だったので、現代でいう大家のような存在です。

大家なのに、なぜ部屋を借りている者の世話までするのか?気になった方は多いでしょう。

参照元https://edo-g.com/blog/2016/03/nagaya.html/2

実は、江戸時代の差配人は、大家ではありますが、部屋を借りている店子(たなこ)と呼ばれる者の世話までする事が多かったのです。

大家は親であり、店子は子供のような関係であり、店子は何か犯罪を行なってしまえば、大家は同行したり身元引受人になったりした事もありました。

そのため、江口りんは、倉木夫婦の世話をしていて、医者を呼んでくれた槙野万太郎にお金を渡した訳なんですね。

らんまんの話は、明治時代ですが、まだまだ江戸時代の風潮が残っていたという事なのでしょう。

朝ドラ『らんまん 第28話』の見所とまとめ

江口りん(安藤玉恵)が大家の管理人を務めていましたが、現代の大家よりも、ずっと優しい存在でした。

現代は、敷金は取る、管理費は取る、それでいて、家賃を滞納したら、すぐに追い出して、これといって世話をする事もありません。

そういった事を考えたら、江戸時代のほうが、現代より優しく感じられる事もあるという訳ですから、江戸時代というのは色々な意味で凄かったんですね。