大河ドラマ『どうする家康 第23話』で、徳川信康が僧侶を殺害したのは、呪術と関係のない、ある祈りが関係していたので詳しく紹介します。
大河ドラマ 『どうする家康』のキャスト
どうする家康に登場する人物や俳優たちは、以下の通りです。
徳川家
- 徳川家康(演:松本潤)のちの徳川家康
- 徳川信康(演:細田佳央太)徳川家康と築山殿の嫡男
- 松平広忠(演:飯田基祐)竹千代の父で、家臣の裏切りにあう
- 於大の方(演:松嶋菜々子)徳川家康の母
- 築山殿-瀬名(演:有村架純)松平元康の妻になり、歴史上では悪女と評される
- お葉(演:北香那)徳川家康の側室で、督姫を産む
- お万(演:松井玲奈)徳川家康の側室で、結城秀康を産む
- 亀姫(演:當真あみ)徳川家康と築山殿の娘で、奥平信昌に嫁ぐ
- 於愛の方(演:広瀬アリス)徳川家康の側室で、徳川秀忠たちを産む
- 登与(演:猫背椿)徳川家康の叔母で、酒井忠次の妻となる人物
- 酒井忠次(演:大森南朋)徳川四天王の筆頭で、柴田勝家を撃退した程の重臣
- 本多忠勝(演:山田裕貴)徳川四天王の一人で、徳川家の随一の猛将
- 榊原康政(演:杉野遥亮)徳川四天王の一人で、武田軍を翻弄する知将
- 井伊直政(演:板垣李光人)徳川四天王の一人で、井伊の赤備えは特に有名
- 鳥居元忠(演:音尾琢真)徳川家の忠臣で、伏見城を死守しようとする武将
- 大久保忠世(演:小手伸也)徳川家の重臣で、武田信玄から一目置かれる武将
- 平岩親吉(演:岡部大)松平信康の傅役(もりやく)
- 鳥居忠吉(演:イッセー尾形)松平家の老臣で、竹千代を支える武将
- 服部半蔵 -正成(演:山田孝之)徳川家康のもとで、忍びの仕事を引き受ける武将
- 石川数正(演:松重豊)豊臣家へ謎の出奔をする重臣
- 本多正信(演:松山ケンイチ)徳川家の随一の知将として知られる武将
- 夏目広次(演:甲本雅裕)三方ヶ原の戦いで、徳川家康の身代わりになる忠臣
- 本多忠真(演:波岡一喜)三方ヶ原の戦いで、奮戦する武将
- 渡辺守綱(演:木村昴)今川家との戦いで奮戦して『槍半蔵』と恐れられる武将
- 大鼠(演:千葉哲也)服部半蔵に使える忍び
- 女大鼠(演:松本まりか)大鼠の娘
- 久松長家(演:リリー・フランキー)桶狭間の戦いの後に松平家に従う
- 松平昌久(演:角田晃広)桶狭間の戦いで討ち死にする武将
- 山田八蔵(演:山田重英)徳川の忠義を貫く家臣
- 大岡弥四郎(演:毎熊克哉)徳川を裏切る逆臣
今川家
- 今川義元(演:野村萬斎)東海一の弓取りと評される駿遠三の大大名
- 今川氏真(演:溝端淳平)松平元康の才覚に嫉妬する今川義元の後継
- お田鶴(演:関水渚)今川義元の義妹で、瀬名の盟友
- 糸(演:志田未来)三国同盟のために、今川氏真に嫁ぐ人物
- 関口氏純(演:渡部篤郎)瀬名姫の父で、今川家の悲劇の武将として知られる
- 巴(演:真矢ミキ)関口氏純の妻で、一説には今川義元の妹として知られる
- たね(演:豊嶋花)瀬名の侍女
- 鵜殿長照(演:野間口徹)今川家の西進作戦で功績をあげる重臣
織田家
- 織田信長(演:岡田准一)徳川家康と同盟を結ぶが魔王と恐れられる革命児
- 織田信秀(演:藤岡弘)織田信長の父であり、今川や斎藤と争うほどの大名
- お市(演:北川景子)織田信長の妹で、戦国一の美女と評される
- 五徳-督姫(演:久保史緒里)織田信長の娘で、徳川信康に嫁ぐ
- 藤吉郎(演:ムロツヨシ)機転が利く男であり、のちの豊臣秀吉
- 柴田勝家(演:吉原光夫)織田四天王の一人で、甕割り柴田の異名を持つ
- 明智光秀(演:酒向芳)織田四天王の一人だが、謎の謀反を起こす
- 佐久間信盛(演:立川談春)織田信長に反論して、恨まれる重臣
武田家
- 武田信玄(演:阿部寛)武田騎馬軍団を率いて、徳川家康を苦しめる大名
- 武田四郎勝頼(演:眞栄田郷敦)武田信玄の後継者
- 山県昌景(演:橋本さとし)武田家、随一の猛将
- 穴山梅雪-信君(演:田辺誠一)徳川・織田連合軍の内応に従う裏切り者
その他
- 浅井長政(演:大貫勇輔)北近江の戦国大名で、妻はお市の方
- 水野信元(演:寺島進)徳川家康の叔父にあたる大名
- 登譽上人(演:里見浩太朗)徳川家の旗印となる言葉をさずける住職
- 空誓上人(演:市川右團次)三河の一向一揆を引き起こす僧侶
- 千代(演:古川琴音)空誓上人に協力する謎の人物
- 茶屋四郎次郎(演:中村勘九郎)本能寺の変を徳川方に知らせた人物
- おふう(演:天翔愛)奥平貞昌の妻で、武田方によって処刑される人物
大河ドラマ『どうする家康 第23話』のストーリー
武田勝頼は、長篠の戦いで大敗を喫してしまいましたが、さらに徳川の領土に侵攻しようとして、岡部元信に「かつての今川だった領土を取り戻せ」と命じます。
それに対して、徳川家康は退却するように命じると、徳川信康は「なぜにございますか?武田勝頼を討つ好機では、ございませんか!」と耳を貸さず、勝手に武田と戦ってしまいました。
岡崎では、五徳が「勇ましい事じゃ、やはり父親になると、違うなぁ」と喜んでいますが、瀬名は「しかし、殿の言う事を聞かぬのは」と懸念してしまうのです。
お葉は、徳川家康に「殿、そろそろ、側室を持たれては」と進言しますが「それは、まだよい」
しかし、徳川家康が、食事のつまみ喰いをしようとしたら、於愛の方が万千代と見間違えてしまい「また、つまみ食いをして、この女好きが!」と叱りつけてきて、仰天してしまいます。
お葉は、すぐに「こちらは殿ですぞ」と、取りなしをしたら「す、すいません万千代と見間違えてしまいまして」と謝ると「万千代は、いつも、そのような事をしているのか?それは叱ららねばのぅ」
徳川家康は何も叱らなかったので、平穏な日々は続くかに見えましたが、織田信長は水野信元が武田と通じていると疑って、徳川家康に叔父を成敗するように命じてしまいます。
徳川家康は、やむなく、叔父の水野信元を成敗してしまい、息子の信康は「父は信長様の犬じゃ」と憤り、親子の間に大きな亀裂が走ってしまいます。
そして、徳川信康は、鷹狩りの帰りに罪もない僧侶を斬り捨ててしまい、瀬名は武田と通じようとして、徳川は風雲急を告げていたのです!
『徳川信康が僧侶を斬ったのは呪術と関係のない祈りが原因』
徳川信康は、いつまでも跡取りとなる男子が生まれなくて、五徳と喧嘩ばかりをしてしまい、うっぷんがたまっていました。
そんな時に、鷹狩りをして鬱憤(うっぷん)を晴らそうとしても、思ったように獲物が取れずに帰ろうとしたら、僧侶と出くわしてしまいます。
「そうか、獲物が取れない理由が分かったぞ。お前(僧侶)、獲物が取れないよう祈っていたのだろう」と言うと「私は、僧侶として、生きているものが少しでも死なないように祈っているだけです」
この言葉に『やはり、こやつのせいか』と思い、何と、僧侶を紐で縛り付けて、そのまま、馬でひいていって、殺害してしまったのです。
もはや、国を治める者とは言えない所業であり、成敗されて当然の跡取りだったと言えますね。
大河ドラマ 『どうする家康 第23話』のまとめ
徳川信康と僧侶の話は、以前に横山光輝先生の徳川家康のマンガ本を読んだ時の内容だったのですが、だいたいは、上に紹介したような内容でした。
それにしても、徳川信康とは、救いようのない人物で、踊りが下手な民を弓矢で殺害した事もあり、五徳に従っていた女性の口に刀を刺した事もあったほどの愚か者です。
早く、成敗される日が見たいものですね。